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Rlc. Shining Flame‘Pink Spinel’

2020年11月15日 20時15分30秒 | ■赤・濃赤紫系

於:我が家、2020年11月15日、花径約14cm、1花茎2輪咲き、初花
■Rlc. Shining Flame‘Pink Spinel’
リンコレリオカトレヤ シャイニング・フレイム‘ピンク・スピネル’
(Rlc. Memoria Ralph Placentia x Rlc. Eve Marie Barnett (24/01/2019))

受粉=2009年8月9日
播種=2010年2月
フラスコ出し=2012年7月1日
初花開花=2020年11月15日(播種から約10年9ヶ月)

 私のオリジナル交配の交配番号「SN-10」です。
 Rlc. Norman's Bay の直接の子供である赤花の銘花 Rlc. Memoria Ralph Placentia‘Toreador’と、オレンジ(サンセットカラー)系銘花 Rlc. Eve Marie Barnett‘Magnificent Watermelon Gold’との、巨大輪赤~オレンジ(サンセットカラー)系花狙いの交配です。両親共に夏咲き傾向のある花ですので同じく夏咲きの個体も出るのではないかと思います。また、両親共に栽培難易度もやや高めですので苗はやや多めに育てようと思います。
 品種名通り、情熱的で暖かな“炎”のような花色を持つ巨大輪花の誕生を夢見ての交配です。

<個体‘Pink Spinel’について>
・初花開花までに播種から10年以上を費やしました。
・両親の特徴を足して半分に割った様な花だと思います。
・色んな意味で実生交配の奥深さ、難しさ、面白さを実感させてくれる花です。
・比較的ペタルの展開の良い花容を両親から引き継いでくれた美花だと思います。
・個体名‘Pink Spinel’は、赤紫色の宝石の名前に因んでいます。


●我が家での Rlc. Shining Flame の成長記録「交配番号「SN-10」 経過報告」の記事は、こちらをクリック!



※「SN-10」の創出のために実際に交配に使用した親株の画像です。(2007年10月我が家にて開花。実際の花色はもっと濃く鮮やかです。)
■Rlc. Memoria Ralph Placentia‘Toreador’AM/AOS, BM/JOGA
リンコレリオカトレヤ メモリア・ラルフ・プラセンティア‘トレアドール’
(C. Memoria Albert Heinecke x Rlc. Norman's Bay (01/01/1973))
●Rlc. Memoria Ralph Placentia についての記事は、こちらをクリック!



※「SN-10」の花粉親の画像です。
■Rlc. Eve Marie Barnett‘Magnificent Watermelon Gold’FCC/AOS
リンコレリオカトレヤ イブ・マリー・バーネット‘マグニフィセント・ウォーターメロン・ゴールド’
(C. Lisa Ann x Rlc. Golden Embers (01/01/1981))
●Rlc. Eve Marie Barnett についての記事は、こちらをクリック!


<Rlc. Shining Flame‘Pink Spinel’画像集>


於:我が家、2020年11月15日、花径約14cm、1花茎2輪咲き、初花
■Rlc. Shining Flame‘Pink Spinel’
リンコレリオカトレヤ シャイニング・フレイム‘ピンク・スピネル’


於:我が家、2020年11月15日、花径約14cm、1花茎2輪咲き、初花
■Rlc. Shining Flame‘Pink Spinel’
リンコレリオカトレヤ シャイニング・フレイム‘ピンク・スピネル’



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