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カトログ !! ~ カトレヤ交配種のブログ (Hybrid Cattleya's Database) ~

洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

●Rlc. Sayu Nishiguchi‘Raspberry’

2021年12月18日 15時29分40秒 | ■赤・濃赤紫系

於:我が家(2021年12月上旬、1花茎1輪咲、花径約15cm)
■Rlc. Sayu Nishiguchi‘Raspberry’
リンコレリオカトレヤ サユ・ニシグチ‘ラズベリー’
(Rlc. Sanyung Ruby x Rlc. Red Crab (11/03/2019))
・私のオリジナル交配の交配番号「SN-12」です。
・品種名は私の孫の名前に因んでいます。
・種子親の Rlc. Sanyung Ruby‘Tzeng-Wen Rainbow(曾文彩虹)’は赤花巨大輪花を生んでくれる親として、とても期待している花です。ただし、花色がやや紫味を帯び、開花条件によっては濃ラベンダー系花にも見えてしまいかねないことが欠点だと思っています。
・花粉親の Rlc. Red Crab‘Kuan-Miao #10’は赤花銘花 C. Vallezac‘Billy Miles’(バレザック‘ビリー・マイルズ’)や Rlc. Owen Holmes‘Mendenhall’(オーウェン・ホルムズ‘メンデンホール’)にも匹敵する美しい赤花として有名な花ですが、花径が中大輪クラスと、やや小さめなことが欠点だと思います。
・Rlc. Sayu Nishiguchi は、上記の互いの欠点を補間しあった素晴らしい赤花の誕生に大いに期待している交配です。
・当初は暫定品種名を「Shining Ray(シャイニング・レイ)」としていました。
<個体‘Raspberry’について>
・まだ、初花(2021年12月上旬時点)ですので、今後の開花で変化する可能性大ですが、初花時点では両親の特徴を足して2で割ったような印象の花です。次回の開花に期待!
・株サイズに比しては、大きな花を咲かせています。
・個体名の‘Raspberry’は、円い花容と彩度の高い赤紫色の花色に因んでいます。

受粉=2009年11月13日
播種=2010年6月28日
フラスコ出し=2012年9月16日
初花開花=2021年12月5日(播種から約9年11ヶ月)

◎Rlc. Sayu Nishiguchi の親品種の交配
・Rlc. Sanyung Ruby = Rlc. Waianae Coast x Rlc. Chia Lin (15/05/1995)
・Rlc. Red Crab = Rlc. Regal Pokai x Rlc. Memoria Seichi Iwasaki (01/12/1987)


●Rlc. Red Crab‘Kuan-Miao #10’についての記事は、こちらをクリック!


<Rlc. Sayu Nishiguchi‘Raspberry’画像集>


於:我が家(2021年12月上旬、1花茎1輪咲、花径約15cm)
■Rlc. Sayu Nishiguchi‘Raspberry’
リンコレリオカトレヤ サユ・ニシグチ‘ラズベリー’


於:我が家(2021年12月上旬、1花茎1輪咲、花径約15cm)
■Rlc. Sayu Nishiguchi‘Raspberry’
リンコレリオカトレヤ サユ・ニシグチ‘ラズベリー’


於:我が家(2021年12月上旬、1花茎1輪咲、花径約15cm)
■Rlc. Sayu Nishiguchi‘Raspberry’
リンコレリオカトレヤ サユ・ニシグチ‘ラズベリー’


◆「カトレヤ師(大輪系交配種)西口のカトレヤ交配記録」についての記事は、こちらをクリック!



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