カトログ !! ~ カトレヤ交配種のブログ (Hybrid Cattleya's Database) ~

洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

C. Mishima Lord‘Atsumi’

2020年04月11日 11時09分39秒 | ■ラベンダー・淡ラベンダー系
※2020年04月11日内容更新

於:蘭おかやま 2006(花径約16cm)
■C. Mishima Lord‘Atsumi’BM/JOGA
カトレヤ ミシマ・ロード‘アツミ’
(C. Marcia Foster x C. Irene Finney (26/02/1992))

■花色=ラベンダー系
■花径=16cm前後の大輪系
■花型=極々整型
■弁質=極厚弁
■花着き=普通
■着花輪数=1花茎に2~3輪くらい
■花期=主に春咲き
■株姿=普通(比較的コンパクトな株から開花し始める)
■香り=良い

旧属名表記 Lc. Mishima Lord、Sc. Mishima Lord
・ハナジマ・オーキッドさんの交配・登録品種。
<個体‘Atsumi’について>
・見るからに弁質の厚く良さそうな、花容の美しい大輪花です。
・交配親 C. Irene Finney(アイリーン・フィニー)は言わずと知れた主に営利用に栽培される春咲きラベンダー系有名銘花。もう片方の親 C. Marcia Foster(マルシア・フォスター)はコンパクトな株姿に展開の良い整型花を着ける品種を生む C. Rubens(ルーベンス)を祖先に持つ品種で、C. Irene Finney と並び称される春咲き銘花 C. Antonetta Mahan (C. Marcia Foster x C. J. A. Carbone (1/1/1977)) の親でもあります。
・C. Marcia Foster を親に使うと C. Mishima Lord や C. Antonetta Mahan のように「きめ細やかな美しい弁質」を持つ品種を作り出すことが出来るようです。

◎C. Mishima Lord の親品種の交配
・C. Marcia Foster = C. Mamie Eisenhower x C. Frank Lind (01/01/1962)
・C. Irene Finney = C. Bruno Alberts × C. J. A. Carbone (01/01/1964)


◎交配系統図は、こちらをクリック!(協力=Abiko Orchid Room Ronさん)


※C. Mishima Lord の親品種(花径約120mmとやや不作。通常、ペタルはもっと綺麗に展開します。)
■C. Marcia Foster‘Dark Beauty’AM/AOS
カトレヤ マルシア・フォスター‘ダーク・ビューティー’
(C. Mamie Eisenhower x C. Frank Lind (01/01/1962))
●C. Marcia Foster についての記事は、こちらをクリック!



※C. Mishima Lord の親品種
■C. Irene Finney‘York’AM/AOS, SM/JOGA
カトレヤ アイリーン・フィニー‘ヨーク’
(C. Bruno Alberts × C. J. A. Carbone (01/01/1964))
●C. Irene Finney についての記事は、こちらをクリック!


<C. Mishima Lord‘Atsumi’別個体(一例)>
・Zaoh(ザオウ)


花径約150mm
■C. Mishima Lord‘Zaoh’
カトレヤ ミシマ・ロード‘ザオウ’
●C. Mishima Lord‘Zaoh’についての記事は、こちらをクリック!


<C. Mishima Lord を交配親とした品種登録実績一覧>
現在(2020年4月11日)までのところ無し



◎情報提供・お問い合わせ等の連絡先メールアドレスは、こちらをクリック!

■索引 - Index -(アルファベット順)は、こちらをクリック!

※当ブログ内の画像の使用をご希望の方はメールにてご連絡下さい。ご好意でご提供頂いている画像がございますので無断転用はご遠慮下さい。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◆C. Mishima Lord‘Zaoh’ | トップ | ◇C. (Louise georgianna x Ea... »
最新の画像もっと見る

■ラベンダー・淡ラベンダー系」カテゴリの最新記事