

金曜日の夕方に野鳥の雛を保護しました。可哀想に、片足が折れているようです。
高さ4m位ある巣は、下がアスファルトで、落ちると・・・以前は毛も生えていない雛が死んでいました(T_T)
巣の近くではない倉庫に隠れていたのですが、高すぎて巣には戻せないし、親鳥には見放されちゃったようだし、さてどうしよう・・・?
と金曜日に別のサイトに書き込んでいたのですが、その後の報告も含めアップします。
先日保護した雛ですが、ネットで親鳥の写真を照合したら「ハクセキレイ」の雛だったようです。
さて、倉庫の奥で見つけ保護してからですが、県の自然環境課に電話をして相談したり、お世話になっている獣医さんに相談したりしたのですが、なかなかベストな選択が見あたらず、判断に困っていました。
弱ったり、ケガした鳥を見つけたら・・・
http://www.jspb.org/kyugo/kyugo.html
まだ産毛が生えている小さな雛ですが、多分足の骨が折れています。
自然界で生き抜くのは困難ですが、不可能ではありません。
親鳥も見捨ててしまっているのか、姿も見えません。
そこで選択肢は3つ
1/野鳥であり、人間によって事故にあったわけではないので、そのまま放置して自然界の成り行きに任せる。
2/巣かその近くに戻して親鳥が世話をしに来るのを待つ。(下に置いておくとトラックやフォークリフトも通るし、猫やカラスに狙われる場所なので)
3/保護して動物病院に連れて行く。(この場合は自然界に戻ることは困難を極めるので最終手段)
悩みながら、他の職場の方に聞いてまわったところ、倉庫近くにあった巣の位置が判明!実はその前後に別の雛が3羽落ちて死んでいたそうです。その中で唯一の生き残りだったのではないかと推測できました。
でもその巣の位置なら機材を利用すればどうにか届く!
そこで巣を覗いて確認したところ、巣が完全に崩れてしまっており雛を戻すことは出来ません。
巣の代用品に竹カゴでもあれば良いのですが、残念ながら全く無かったので、仕方なく小さな段ボール箱を加工して巣の代わりに設置。
しばらくすると親鳥らしき鳥が近くまで様子を見に来ています!
しかしその後日が暮れ暗くなってしまったので、観察終了。
週明けに確認しますが、どうなっているのか・・・元気に生き残っていてくれることを願うばかりです。