ケセラケセラでランラララン♪

~あちらこちらで赤裸々ラン ミルキーにはまだ遠く~

北朝鮮ツアー8 中国編 バナナの教え

2011-08-29 22:41:41 | 北朝鮮
ツアー代金をゲットすべくATMに向かう途中。
少し小腹がすいたことに気付いた。

タイミングよく
売りのおばちゃんと会い、バナナを2房買った。
そして、これまたタイミングよく
すぐ近くに公園があった。
そして、そして。
またまたタイミングよく
ベンチも発見した。
つうか。 
公園にベンチがあるのは普通ですな。。。

まだ8時まで20分ほどの余裕があり。
ベンチでバナナをかじっていると。
平均年齢70歳超えと思われるご老人たちが太極拳をしていた、
思わず、「バナナは万国共通でおいしいな」なんて感心しながら見入ってしまった。

あまりにのんびりした太極拳の動きに。
こっちの気分までスローモーになり。
「あぁ、なんて平和な朝なんだろー。」と考えていたら、
バナナの皮を、おもいっきりかじっていた。
・・・。
苦い。


そして。
バナナの皮の苦さで現実に戻された。

「北朝鮮ツアーは明日。丹東駅集合は朝8時。あんま関係ないけどATMも8時開始。
 つまり、今日現金ゲットできなければ北朝鮮手前で直前まで来て中止!!」

バナナの皮よありがとう。
口からバナナの皮の半切れを吐き出すと、再びATMへ向かった。

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北朝鮮ツアー7 中国編 素敵な偶然

2011-08-28 22:27:08 | 北朝鮮
昨晩。
飲みすぎて少し痛い頭を抱えながら、2日目の朝を迎えた。

緊張が取れたのか。
それともまだ緊張しているのか。
よくわからないまま朝7時に目が覚めた。

とりあえず。
昨晩ホテルの受付のおじさんにATMは8時にならないと聞いていたので。
昨晩と違うコースを少し散歩してみることにした。
 
すると!
早起きは三文の徳といいますが(7時だけど。。。)
意外。
ではなく。
素敵な事実を発見。

昨晩、タクシーの運ちゃんに連れられて。
チェックインした見ず知らずのホテルが。

今回のメインである。
北朝鮮ツアーの集合場所である。
丹東駅まで歩いて5分の場所にあることを発見。

まぁ、出発前にホテルくらい調べろという感じですが。。。

昨晩。
丹東駅→ATM巡り→ホテルというコースを。
運ちゃんに送ってもらった訳ですが。

丹東駅まで、どう考えてもホテルから歩いて30分はかかるだろう。
と思われた距離が、歩いて「たったの5分」だったのです。
確か。。。
丹東駅から200メートル程のATMからホテルまで車で10分以上は走ってたはずなのに。

心配させたから、腹いせに遠回りして意地悪でもしたんだろうか? 
別に追加料金を取られなかったからいいんだけどね。

まさに棚からボタもち。
もう朝から超ラッキーなんだけど。
と、頭の痛みも忘れウキウキ気分に。


しかし、浮かれてる場合ではないのだ。
肝心の北朝鮮ツアー明日出発なのだ。

今日、ツアー代金をなんとしても引き出さなければいけないのだ。
ATMとやらにリベンジしなければならないのだ。

仮に他人様の金が間違って引き出されもいただかなければいけないのだ。
というのは、冗談だが。

強い決意を胸に昨晩追い返されたATMに向かうことにした。

つづく。 

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ことのはじまり

2011-08-27 22:16:08 | 北朝鮮
話を少し。
だいぶ。
戻しますが。

なぜ。
そもそも北朝鮮に行きたいと。
考えたのか。

それについて。
書いてみます。

一生のうちで行けるかどうかの社会主義国。
時間が経って変わる前の秘密国家を見てみたい。
興味と好奇心がはじまりでした。

実は、このツアーの前にも北朝鮮ツアーに行ったことがありました。

白頭山という山登りツアーに。

韓国のソウルからのツアーで。
外国人は私一人でしたが。。。。

その白頭山のツアーに参加して。
今度は首都平壌を目指そうと思ってました。

白頭山ツアーの思い出を簡単に書くと。

①韓国の人達が滅茶苦茶温かかった。
②マッコリが滅茶苦茶旨かった。

という感じです。

で。
少し。
ずれた。
また。
ずれたので。
もどします。


北朝鮮のツアーは。
日本からも行けます。

しかし。
日本経由だと。
高い。

お金あれば問題ないんだけど。
ない人間にとってはね。

そこで。
イロイロ考えてみて。

日本という島国で。
外国にいくには。
空路か海路しかないけど。

じゃあ。
他の国々は?
陸路(陸続きで外国に行ける)で行けるじゃん!

そう考えて。
もしかして。
中国から。
行ければ。
安上がりで。
行けるじゃん(当時韓国からの平壌ツアーはなかったと思います)

と。
考えて。

ネットから。
中国の。
北朝鮮ツアーのサイトを。
さんざん探しまくって。

日本から行くより。
かなりの格安料金で。
見つけました。

それが、ことのはじまりでした。
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北朝鮮ツアー6 中国編 初日終了

2011-08-26 00:01:59 | 北朝鮮
運転者と劇的な別れをした後、無事ホテルに着いた。
ベッドの上でクタクタになった心と体を解きほぐしていると、
少し落ち着いてきたので近くを散歩してみることにした。

とりあえず。
他にVISAマスターカードが使えそうな銀行を探しに行ったのだ。
すると、ホテルから歩いて5分の所に、
VISAマスターカードが使えるATMを発見。

で、時計を見ると8時半。

あれから。。。
2時間経過している。。。
いや。
2時間「も」経過している。
のだ。


2時間といえば、だ。

よく分からない展開から岩場に犯人を追い込んで・・・。
一人に人生を2時間で片付けてしまう。
あの、火曜ワイド劇場と同じ。(知らない方は誰かに聞いてみよう)

つまり、2時間もあればイロイロ出来るハズということだ。
もっと言えば、何でも出来るかなということだ。

つまり。
つまり。

おめでとうございます!!
2時間のタイムラグ経過で現金再びゲット!
も可能ということだ。

と、いうことで。
「出てこい、出てこい、俺の金。たくさん出てこい。こいこいこい。」
と唱えつつ。

再び、ATMにアタック開始をしてみた。

そして。
出てきたのは!!


「お前のカードはまだ使えません。」
という機械から拒否で吐き出されたVISAマスターカード。。。

マッシーン(機械)の癖に人間様に何という侮辱を!!
火曜ワイド劇場に大して何という屈辱を!!


という訳で。
怒りに燃えた私は。
気づいたら、思わずマッシーン(機械)を殴り倒していました。
すると。
すると。
すると。
ようやくマッシーン(機械)にも熱意が通じたようで、
私の預金額を大幅に上回る大量の中国元をプレゼントしてくれました。



なんてことはなく。
すこすことホテルに戻り、ビールを10本ほど飲んで寝ました。。。


つづく

P.S

Kさん。
更新しました。。。



 
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北朝鮮ツアー5 中国編 その先に

2011-08-23 07:00:55 | 北朝鮮
怖くなりなりすぎて、すっかり鬼瓦のような人相となってしまった
運転手と二件目のATMに突入。


すると。
何やら一件目との違いが。
カード挿入したら取り引き画面が!!
あまりの感動に自分のほっぺたをつねってみる。
痛い。。。
夢じゃない。

震える指先で暗証番号をプッシュ。

ついに。
タクシー代+宿泊代+これからの人生のお金。
ゲットォーーーーーーーーーーーーーー。

やったね。
やったね。
やったね。
イェェェェェェェーーーーーーーイ!!!!!
ばんざぁーーーーーーーーーーーい!!!!!

のはずが。


できにゃい。
わかんにゃい。
画面が。
中国語で。

漢字だけど。
似ているようだけど。

ぜんぜん。
わかんにゃい。

まるで、超ハラペコなのに鎖に繋がれているせいで
数センチ先のエサに辿りつけない犬のような気分だ。

あまりの情けなさに。
ぼぉーーーーーーーーーぜん。
として。
しばらくATMの前に佇(たたず)む。


すると。
運転手の後ろからヒタヒタと近づいてくる足音が。
殴るのとか、首絞めとか勘弁してくださーい。と考えている私を無視して。

勝手にボタンプッシュ。

気づいた時には見事。
100元が。
マッシーン(ATM)から出て来たじゃあないですか。
さすが中国人! と、変なとこで感動してしまった。

さっきまで鬼瓦の運ちゃんも俺もこれに満面の笑み。
思わず握手してハイタッチまでしてしまった。
100元ゲットし満足顔で帰ろうとする運ちゃん。
満面の笑みを浮かべながら運ちゃんに手を振る私。

でも、ちょっと待て。
とりあえずタクシー代は払えたものの今日の宿代がない。
これから日本に帰るまでの10日間の生活費もない。
100元ゲットし満足顔で帰ろうとする運ちゃん、ちょっとお待ちを。

もう一度今の操作やりなさい、と。

そして。
3000元ゲット。
とりあえず、生き延びれた。
ボロボロの服に包まれたおじさん。
もう一度見かけたら、缶の中に幾らかお金を入れるよ。

よかった。
よかった。
と、言いたいところだが。
新たな問題が。

明後日出発予定の北朝鮮ツアーには4600元が必要。
残り1600元足りない。

残高はまだ残っているハズなのに、3000元以上引き出せない。

なぜ???
と、思うも。

疲れたし。
また、明日来て見ることに。

とりあえず。
異国の地で。
路頭に迷わずに済んだだけでもよしでしょう。


つづく
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おしえてほしい

2011-08-20 00:06:23 | 番外 酔い
去年。

通風で。

歩けない。

凄い痛い思いをしながら。

最近は。

週1で。

一人飲みをしてます。

なんだろー。


凄い素敵な女の子。

そうでもない女性。


居ても。

居なくても。

サシ飲みしたら。

オオカミになります。


だから。

一人飲みします。

相変わらず。

へべれけです。

なんだろー。

若干。

ストレス。

溜まってるかな。


なんだろー。

すごく。

叫びたい。


携帯とか。

パソコンとか。

出会いメールとか。


ばかやろーっと。


簡単なことは。


楽チンで。

レンジでポンで。


いい加減で。

マニュアルで。

レトルトで。

そこに。

温度もないんだ。


と。

ね。

あー。

無駄に。

叫ぶ。

よ。


好きだよ。


巡り合い。


また。


巡り遭うなら。


大好きだよ。


と。



永遠に。


永遠。

な。


疑問を。


愛してる。


と。




永遠。

な。


疑問を。


どこでもない。

壁もない。


ある?


ブラックホール?


バカバカしいね?


本音は。

ずっと。
ずっと。
見えない彼方で。


生きてることが素晴らしい。

と。

言いたい。

どんなに。


適当で。
いい加減だって。


とりあえず。

僕は生きていて。

最低限度の。

プライドで。

狼に。

ならないのなら。

と。

ね。


あー。


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北朝鮮ツアー4 中国編 混迷

2011-08-18 01:44:36 | 北朝鮮
それから。
私の命運を賭けたタクシー運転手との二人だけの旅が始まった。

殺意に満ち溢れ舌舐めずりまでしそうな雰囲気の運転手さん。
これから山奥まで連れて行ってくれるのでしょうか?
松茸が生えている山なら、一緒にマツタケ取りしませんか?
日本に輸出知れば、そこそこの値段で私のタクシー代くらいでますよ。
と、妄想モードに入るも。

とりあえず、一緒にVISA PLUカードが使えそうなATM回りをすることに。


運命のATM一件目発見!


やったぁー。
やったぁー。
やったぁー。
やっちゃたぁー。

見事に!!



玉粋・・・。


VISA PLUSカード。
使えず。。。


時刻18:30
時間切れ? なのか?

中国のATMって18時までなのか?
しかも丹東って田舎だし、もっと早いのか?
よくわからんけど。

しかし、ここまで来てカードが使えない私の運命って。。。
あぁ、ボロボロの服に身を包まれたおじさんの視線を思い出す。
「あーよろしくお願いいたします。」と、つぶやきたくなる。。。

しかし×2
どうしてもタクシー代を払わせたい執念の運転手様が二件目のATMを発見。


さてさてさてさて。
さてらいと。

二件目のATMは使えるんですか?
どうなんですか? 運転手さん?
とりあえず怖い顔をやめてください。

つづく

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北朝鮮ツアー3 中国編 ジョーカー

2011-08-15 11:12:19 | 北朝鮮
失意と絶望で。
ズンドコならぬ。
どん底の私。

「タクシー代払わねえんなら、殺す」と言いたげな運転手の視線が痛い。。。
絡み合う視線の中にお互いに対する不信感が溢れんばかり湧き出る。


がぁー、もうだめポォーーーーーーーーーン。
仮に殺されなかったとしても、フルボッコにされて道端に捨てられること確実だわぁー。
いやぁー。
お金があまり入ってない缶を目の前に置いて寝ているボロボロ服を着たおじさん。
私に温かい視線を送らないでちょうだい!!
まだ仲間じゃないんだよっ!!!

もう最後の賭けに出るしかない。
財布とは別に首から提げていた袋の中に入れていた一枚のVISA PLUSカード。
万が一のために保険で持ってきただけで、本当に使えるかどうか分からんのだけど。
あくまで保険だから。
しかも、丹東というところは大連と違って、とってもとっても小さな町で、
VISA PLUSカードが使えるATMがあるかどうかも分からない。
使えなかった場合、小さな町すぎて日本人の旅行者がいる可能性も限りなく少ない。
仮にいたところで、援助してもらえるかどうかも微妙だし。
それに、丹東には日本大使館もねぇーじゃん。
というか。
要約すると、無い無いずくしじゃん。

あー、丹東まで来る途中にVISA PLUSカードが使えそうな銀行があったかも。
でも、パニクリ過ぎて気づかなかったわ。。。

さてさて。
どうしよう。。。


とにかくだ。
さっきからなぜか頻繫に送られてくるボロボロ服のおじさんの視線が、
これからの私の行き先を暗示してくれているようで超不安なんだけど。

どうしましょう、運転手さん?
なぜか顔つきがさっきより怖くなってる気がするんだけど、気のせいでしょうか?


つづく







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北朝鮮ツアー2 中国編 さよなら

2011-08-14 20:56:17 | 北朝鮮
タクシー代と本日の宿と今後の私の人生を賭けた、
日本語を話せる中国人と電話繋がる!

しかし。
電話は繋がるも。
言葉が。。。
繋がらない・・・。

「財布を落とした。お金がない。絶対返します。お金を貸してください」と、
私が連呼するも。

日本語を勉強された中国人の方は、
「私、日本語勉強してました。あなた日本人? 私日本行きたい。日本の友達います。」
と、繰り返すのみ。

まさにお互いに機械的な留守番メッセージをエンドレスで繰り返す状態に。

仕方がないので、英語で、
「I am no money now! help me please!! I am japanese!!!」
と叫んでみる。

しかし、最後は。
「あなたの日本語おかしいですね。私には全然わかりません。」
と、言われて電話終了。

ついでに。
タクシー代と本日の宿と今後の私の人生も。
3分で終了。。。

そして。
心の声で叫ぶ。
「あほかぁー、お前の日本語がおかしぃんじゃ。
簡単な会話もできないお前にそんなこと言われる筋合いないわ。
誰に適当な日本語教わったか知らんが、もう一度やり直せ。あほんだらぁー!!」
(この時点で私がその後日本語教師をするとは思わなかったが)


ふたたび。
たびたび。
焦りモード突入。

顔面蒼白、心臓音急上昇、よくわからん粘着質の脂汗に吐き気を加えながら。。。

丹東に近づくにつれて、8人いた同乗者が少しずつ途中で降りていく。
なぜか皆嬉しそうに降りていく。
きっと、その先に素敵な人でも待っているんだろう。
私は、その先に地獄が待っているんだろう(涙)

焦り続けて、噛み締め過ぎて痛くなったクチビルを抱えたまま。

ついに。
ついに。
丹東到着。。。
時間の経過って今更ながら逆らえないっスね。
まぁ、そんなのんきなこと言ってる場合じゃないんだけど。

そして。
そして。
そすて。。。

最後の望みだった同乗者の中国人女の子が去る。
何事もなかったかのように、最高に素敵を笑顔を私に向けて手を振りながら。

私も一人残されたタクシーの車内で手を振り返しながら心の声を叫ぶ。

「君さぁ? 30分くらい前にさぁ。今日泊まるとこがなかったら、私の家に来ていいよ。」
って、言ってなかったっけ? と。


そして×10。

タクシーの車内には。
どうしてもタクシー代が欲しい運転手と。
どうしてもタクシー代が払えない私が残される。


つづく。
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北朝鮮ツアー1 中国編 お金がない

2011-08-13 09:57:21 | 北朝鮮
3年程前に。
北朝鮮ツアーに行きました。
(北朝鮮ツアーは中国経由のツアーでした)

そのことを少しずつ書いていきます。



最低で最高な旅


成田から大連(中国)に到着した初日。
いきなり。
財布を落とした。
か。
パクられた。


大連到着後。
30分少々にして。

日本円で132009円
中国元で2000元

合わせて約20万円。。。

旅行資金の全財産を紛失。。。


一ヶ月分の給料くらいあるんですけど・・・。


また、気づいた時はすでに遅しで。
大連→丹東に向かうピックアップタクシー(同じ方向に行く人たちを8人くらい一緒に乗せるタクシー)に
乗って10分ほど経過したときで。

料金100元。
日本円で1500円少々の。
丹東までの後払いのタクシー代さえ払えないわけで。。。。
もうすでにタクシーに乗っているのに。。。。
まさに無賃乗車中なわけで。。。。


焦る。焦る。焦る。
「お金ないんで、無料(タダ)でお願いしまーす」
と、言ったところで許してくれなそうだし。
払える体もないし。。
殴られるのも痛いから嫌だし。。。


とりあえず。
車内を探しまくる。

でも成果なし。

同乗の中国人と一緒に探すも成果なし。


チョー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
焦る。焦る。焦る。

顔面蒼白、心臓音急上昇、よくわからん粘着質の脂汗がたくさん出しながら、
「マジでお金がないいんですよぁーーーーーーーーー!!!!!」
と。

しかし。
なんと。
なんと。
なんと。

ここで心優しき中国人同乗者の助け船が。
「日本語を話せる自分の妹や友人に電話してくれる」と。

なんといういい人!!
会って数十分の得体の知れない私なんかのために!!
日本語話せるなら、多分親日だろうし何とかなるかもじゃん!!!

とりあえず。
とりあえず。
 
嘘でもなんでもいいから。
誠意と信用と信頼を全面に出して。
タクシー代約1500円をお借りしなければ。

そして。
そして。
ホテル代もないから、泊めていただけると助かるなぁ。

とりあえず。
とりあえず。
とりあえず。

これで、ひと安心。
「ありがとー、日本語話せる中国人! 日中友好万歳!! 人類みな兄弟!!! 早く電話で話したいぜ、ベイビー!!!」
と。
のんきに考えるも。

しかし。
しかし。
しかし。

しかし・・・。

世の中って、そんなに甘くないのね。

つづく。。。

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