子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

招かざる客

2018-11-17 | 日記
クマ吉が久しぶりに夕食を外でしたいと言い出しました。我が家は外食はほぼありません。クマ子がいつもスーパーのチラシを見て、1週間の献立を決めてしまっているので、いきなり言われてもほぼ却下するのです。

だけどクマ吉の様子がなにか変。彼は仕事でなにかあると、外で飲んで話をしたがるので、もしかしたらまた何かあったのかもしれない。


しかたない、今晩の献立は明日のクマ吉のお弁当に組み込むか。

クマ吉に連れられ、着いた場所は鍋に定評がある居酒屋。うう、、、付き合っている頃はオシャレなイタリアンやフレンチに連れて行ってくれたのに、、、。あの頃のときめきはどこへ行ってしまったのか。


おまけに店内はムワ〜っと漂うタバコ臭!2人ともタバコは吸わないのにこれはキツイ。クマ吉も自分が選んでおきながら「やばいな、このタバコ臭」ですって。

でもお鍋が美味しいらしいので、ちょっぴり期待をしつつ、二人で乾杯をして、一品をつまみながら鍋ができるのを待ちます。


やはりクマ吉は会社で何かあった様子。会社の話は家で一切しない彼がこうやって話す時は相当我慢をためこんでいるのだ。家族のため毎日働いてくれているクマ吉。いつもありがとうね。

と、そこへ場違いな声が聞こえてきました。

「おかーさん!!ここの席だよねーー!僕こっち座りたい!!!」


見ると4、5歳ぐらいの男の子と女の子、そして3歳ぐらいの男の子がとなりの席に来たではありませんか!!

もしもし、ここ、居酒屋ですが、、、、。しかもタバコ臭ムンムン、、、。

すると遅れて仲良しママ2人が連れ立ってきました。ママたちは某有名なサッカーチームのユニフォームを着ています。どうやらどこかのチームのサポーターで、近くで試合があったのでしょう。
サッカー話で盛り上がっています。


席のつくとママは言いました。「好きなもの頼みなさい」

おいおい、、、。好きなものって言ってもここの一品お酒に合うようにどれも味付けが濃いぞ。子供が食べられるとは思えないけど、、、。

案の定子供はメニューをみて「白ごはんとジュース!!」と言ってます。そりゃそうだ、オムライスもハンバーグもスパゲティもない店だ。

様子から見てママ同士、サッカーの話をしたかったよう。子供そっちのけでサッカー話に花を咲かせて乾杯しています。

こういうのってどうなんだろう。
ゆっくり話し込みたい気持ちはわかる。サッカー観戦後にお酒で乾杯したいこともわかる。

でもここは繁華街の居酒屋。100歩譲っても子供にふさわしい場所とは思えない。この近くにはジョナサンやガスト、スカイラークなどファミリーレストランも乱立している。せめてそこで食事をするという選択はなかったのだろうか。


子供を持つ、ということはある程度自分の楽しみも制限されるということ。いま、クマ子は人ごとだからこのママたちを批判的に見てしまってるけど、もし私がママになったらちゃんと自分を律することができるだろうか。

親になるって人間としての修行のよう。そんなことを感じた夜でした。