最近、いや本当はもっともっと昔からあったことは知ってた。
ここ最近は特にひどい。
睡眠薬を飲んですら、3時間熟睡できているかどうか。
眠ろうとすれば闇がわたしの手足をずるりと捉えていく。
夜中に何度も起きては、頭の中に残るのは黒い闇と赤い血。
呼吸を整えて布団に入れば、またじわりと闇が包んでいく。
朝になっても全く休まった気がしない。
このまま気が狂ってしまえば、永遠に夢 . . . 本文を読む
もう、だめかな?
こんなに生きたよ。
まだ、頑張らなきゃだめかなぁ?
ねぇ、るか。
まま、もうねむっちゃだめかなぁ?
それか、もうすべて、
やしなうべき人々や、天使であることを捨てて、
どこかとおいところで、るかとひっそりと暮らすのはだめかなぁ??
ねぇ、るか。
だいすきな、るか。
いまのままにはきみだけ。
もし、きみがはなせたら、なん . . . 本文を読む
きょう、部活でタカと話した。
部活のことや、最近の大学でのことを話した。
部活後、タカはわたしにメロンアイスをくれた。
メロンアイスを食べながら、タカの彼女の話になった。
タカが、その中で言った。
「先輩に、少し顔、似てますよ。」
なぜだか、その言葉はこころのなかにのこった。
ひとりでの帰り道、メロンアイスの味と、タカのあの言葉を思い出した。
胸が痛いよう . . . 本文を読む
ああ、もう、つかれた。
もう、からだがうごかないよ。
こころのためにくすりをのんで、
そのためにからだがおもたくなって、うごかない。
しごとから帰って、シャワーをあびてうとうとして。
よるのおくすりをのんでも、うとうととゆめの間をさまようだけ。
またおもいからだをひきずって天使にならなければいけない。
おもたくて、
おもたくて、
とべないよ。
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たったひとりだけ
わたしを泣かせることができる
あのひとに
あいたい
だきしめられて
あのひとのふくから
なみだがしたたるくらい
ただ
ただ
泣きたい
それでは何も解決しないことも
わかっている
それでも
あのおおきなてで
わたしをだきしめて
ただただ泣かせてほしい
それだけで
き . . . 本文を読む
持ってきてくれる、って約束したのに。
「今週」は今日で終わってしまった。
「買ったんだ」って教えてくれた日から、ずっと楽しみにしていた。
数少ない、楽しみにしていることの大切なひとつだった。
7月から、また仕事に行かなくちゃいけない。
その前に、欲しかったんだ。
頑張るための、力が欲しかったんだ。
約束、忘れちゃったのかな。
かなしい、な。
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最近、よく夢を見る。
今まではほとんどといっていいほど見なかったのに。
今日、昼にうとうととしているうちに、眠ってしまった。
とても長い夢だった。
夢だけに、矛盾している部分も多々あったけれど。
小鳥が死んで、
小さな池の中にお墓を作った。
そこは、池の中をもぐりにいかないとお墓にはいけない。
もぐることができない自分には、小鳥にしてやれることは何もないとうなだれていた . . . 本文を読む
なんというか、何も感じなくなってきた。
うれしいとか、かなしいとか。
日が昇れば眠りにつき、夜が更ければ眠りにつき。
いつも夢の海をただよっている。
たのしいこと…というより、すきなこと。
夜、音楽を聴きながら夜空を眺めること。
まるでそとを懐かしむ鳥みたいに。
こころが凪みたいだ。
唯一、わたしの心に色をくれる。
るかだけが。
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ああ…最近眠れない…
こんなに身体は疲れているのに、夢の海に沈めない…
海面にたゆたうことすら許されない…
やっと夢の海に沈みかけたとき、アポロンが朝を告げる。
このままでは、身体が、もたない…
. . . 本文を読む
言葉の刃は数え切れないほど浴びたのに。
言葉の刃は痛みだけで、皮膚や血液は少しも奪わない。
気を失う事も、回復のための休養をとることも許されない。
これだけの刃の中に、どうして一つも本物の刃が混ざってないのだろう。
きらめく銀色の刃が、
わたしの胸に刺さってくれないのだろう。
この白い肌に、
傷は見えないけれど、
とても苦しいのだ。
もう何が痛いのか、何故 . . . 本文を読む