happy-go-lucky-life

毎日を笑って楽しもう☆

言えない…けど、言いたい!

2010-02-28 11:53:36 | 展覧会&ワークショップ参加


去る26日、

浅草のアミューズミュージアムにて

「布を愛した人たちのものがたり展」へ行ってきました!

この展示は去年から開催されていて、

今月28日まで、という長期に渡っていたため、

焦らずとも見に行けると悠長にかまえていたら、

こんなに遅くなってしまいました。

でも…、

待ったかいもあったんです!

というのも、いつもブログで仲良くさせていただいているもとこみさん

お住まいの沖縄から東京にいらっしゃるというので、

すっごく逡巡しながら、「えいっ!ダメもとだい!」と、

展示にお誘いしてみたのです…。

急な私の呼びかけでしたが、

「いいですよ」との快いお返事!

わ~いっ嬉しいな♪という気持ちと、

初めてお会いする緊張とに揺れながら、

当日、アミューズミュージアムの前で待ち合わせを。

小雨の降る中、無事お会いすることができました!

早速、中に入り、

田中忠三郎さんのコレクションを見て回りました。

触ってもO.K.ということだったので、

遠慮なく使い古した布の柔らかい感触を確かめたり、

めくって裏地を見たり、

南部菱刺しの前掛けや、

【国指定重要有形民族文化財】に指定されていない

こぎん刺しの着物(? 半纏?)も触りたい放題で、

時々もとこみさんと話しながら、

展覧会を鑑賞しました。

実際、使われていただろう前掛けの

菱刺し部分は、糸がもあもあになっていて、

下布となじんでいて、

「刺繍した後は、やっぱり使った方がいいですね」

と、もとこみさんと話していました。

こぎん刺しが好きで自分で作品をいくつか作りましたが、

正直、扱いに困っていました。

普段使いすればいいと思ってはいたけれど、

そうした先の、最終的な姿がわからない不透明さ。

なので、どことなく遠慮がちな扱い方だったような気が…。

でも、この展示会で見たものは、

長い間生活の中で使われてきたその姿。

これが、(きっとたぶん)最終的な姿なのかもしれない。

と、なんとなく腑に落ちました。

ま、それも、大切に使い続けて後に残ったものなので、

使い古されて捨てられたものもたくさんあるでしょうね。

本物に触れられて、感激しました!

この展示は、今日で終わりますが、



また新しい企画もあるようです。

新展示の方が、

こぎん刺しされる方にはもってこいの企画のようです!


 * * * *

展示会鑑賞後、

同ミュージアムの1Fにあるカフェで

もとこみさんとお茶しました。



いろいろ美味しそうなお菓子があったんですが、

私は黒豆ムースとホットココア。

もとこみさんの注文された

たまごの殻に入っているプリンも相当美味しそうでした☆

あぁ! いろいろ話したはずなのに…

気持ちが舞い上がっていたせいで

話の半分くらい飛んでるし!

初めてお会いした もとこみさんは、

想像していたよりも、

おっとり落ち着いた方でした。

お話の仕方がゆっくりで

初対面だと緊張してわたわたする私も

いつもより落ち着いてしゃべれたと思います。
(たとえ、内容を覚えてなくとも)

そして、聞き慣れない関西弁がとっても興味深く

かわいいな~と思ってしまいました!

そしてそして…



「お近づきの印に…」と

こちらのカードをいただいてしまいました!



ドロンワークの四葉のクローバーです

可愛いの!

すっごく嬉しかったです!

しかも、先ほど もとこみさんのブログを拝見したら、

作られるのにお時間がかかったとか・・・。

あわわわ、わ~!! 大切にします!

本当にありがとうございました!


 * * * *

そして、表題にありますが、

この日、もとこみさんと会ってすっごく楽しかったことを

旦那にも話したくて「うずっ」とするのですが、

前にも書きました通り、

このブログは内緒なので、

言いたくても言えない!

言えないけど、言いたい!

と、なんかそわそわうずうずして落ち着きのない私。

共有できない悲しみ…。

女神の音楽を聴きに行ってきました!

2010-02-24 22:25:05 | 駄文日誌


去る16日

オーケストラを鑑賞してきました。

指揮:リュウ菅野 による、

アルティスタ・コルダ・オーケストラのコンサートです。

異色でした

まず、衣装。

みんないろんな色のドレスを着ているのです。

スポットライトの中できらきら輝き、

とってもきらびやか~

そして、スタイル。

弦楽器で4部パートを構成しているのですが、

チェロ以外の人は皆、立って演奏するのです。

そして、鑑賞方法。

観客にも、参加を求めてくるのです!

リズムにあわせて拍手したり、

指ぱっちん! をしたり…

舞台に20脚ほどの席を用意して

そこで聴いてもらったり。

楽器を説明してくれたり、

曲を説明してくれたり、

丁寧な進行の仕方に感動も一入でした。

途中コーラスも交えながら、

「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ボレロ」、

「ジュピター」「リベルタンゴ」などなど。

選曲も楽しい。

その中で、「ライオンキング」見たことないんですが、

映画の内容を説明したあと、おもむろに演奏。

映画見てないのに、感動してしまった!

ディズニーランドも、

このスタイルを取り入れればいいのになぁ。

映画見てないのにこんだけ感動できるんだから!

また、この方たちのコンサートに行きたいなぁ

2010-02-23 16:38:49 | 読書私的メモ
『ボトルネック』
米澤 穂信 新潮文庫 ¥476-


注:ネタバレになってしまうかもしれません。
  この本を最後まで楽しく読まれたい方は、
  これ以下、目を通されない方がよろしいかと思います。


 * * * *

“ボトルネック”とは?

「瓶の首は細くなっていて、水の流れを妨げる。
 そこから、システム全体の効率を上げる場合の妨げとなる部分のことを、ボトルネックと呼ぶ。
 全体の向上のためには、まずボトルネックを排除しなければならない。」
(本文より抜粋)

題名にも使われているこの単語の注釈が出てきたとき、

この構図を使って、物語が面白くなるに違いない♪

と期待した。

そう、『犬はどこだ』や、

古典部シリーズの折木奉太郎の推理のように。

確かにミステリ部分は面白いと感じたんだけど…。

「ボトルネック」というポジションを

一人の人間に背負わせていいものかどうか?

諏訪ノゾミが死んだのは、

嵯峨野リョウが生まれてきたからなのか?

確かに嵯峨野リョウは諏訪ノゾミを助けられなかったけど、

それは違うだろう。

嵯峨野リョウは無気力で、

自分のできることも敢えてしないような人間だけど、

それは、特殊な家庭環境の中で

自分を守るための方法だと思う。

それがいいとは思わないけど、

そうでしか自分を守る術を知らなかったのではないか。

思えば、嵯峨野リョウにも

サキのような助けとなる存在が必要だった。

それが、なかったのだ。

リョウの代わりにサキが生きる世界で、

家庭も諏訪ノゾミも何もかも上手くいっている状況を見、

自分の存在価値を否定してしまったリョウは

最後生きることができるのか。

悲観的な主人公…この感傷的なところが、

青春ミステリなのかもしれない。

しかし、サキの生きている世界では、

サキに助けられるのを待っているかのようだ。

みな受け身で、能動的なサキが動かなければ、まわらない世界。

そんな印象をうけた。

この話の山場を勝手に決めるとなれば、

287ページの場面だと思う。


(一部抜粋)
「キミも、悪いことしたわけじゃ、ないじゃない!」
 そうだね。
 ほとんど苦しまぎれのようなサキの慰めは、確かにその通り。ぼくはぼくの世界で、何も悪いことをしなかった。
 枯れた笑いは自嘲めいて、ぼくの口許にずっと張りついている。
「…そう。何もしなかっただけだ」
 サキは精一杯生きていた。
 ぼくも、ぼくなりに生きていた。別にいい加減に生きてるつもりはなかった。しかし、何もかもを受け入れるよう努めたことが、何もしなかったことが、こうも何もかもを取り返しがつかなくするなんて。


良かれと思って何もしないことが、悪い結果を招くことは

結構あると思う。

自分の人生において例をあげてみよ、と言われると困るが。

よくNHKなどのドキュメンタリー番組を見ると

そう感じることがある。

とても興味深い問題だと思う。

私も自分の話として書いてみたいと思ってきたこと。

つい、現状維持を強く望む私は

リョウよりの人間だろう。

サキのように、今自分のできることを精一杯模索し実行する存在

に出会ったならば嫉妬するだろうな。

しかし、自分の存在を全否定するほどの精神は、

やはり、青春ならではの感傷ではないかと思う。

誰かの存在を否定する権限は誰にもないからだ。

真剣に読んでたはずなのに・・・

ラスト、主人公が

「生まれてからずっと、まともには扱っていなかった」

「流れるままに捨て置いていた」ものの正体がわからず…。

生きている時間のことかなー?

しかし、どうもしっくりいかず…。

それがどうもすっきりしない読後感の原因なのかもしれない。


2010,2,20 読了。

おしゃれ工房 3月号

2010-02-21 21:04:41 | 他、ちくちく
今月の『おしゃれ工房』

買いました

つい立ち読みしたんですが、

ちょっと前から気になっていた

マーガレット!

その作り方が載っていたのを見ちゃったら…

もう買わずにはいられなくなったのです。

マーガレットって、

ただの長ほっそいニットに

3つか4つのボタンをつけると…

ボレロになったり、ショールにしたり、

マフラーとしても使えるんです。

1枚で3way

これかなりお得感

お得に弱い私です。

これで、

見ながら作ってみます!

その他にも・・・

タッセル(房飾り)や、裂き織り、キッチン染め

などなど興味ある内容が盛りだくさん。

で、早速



手始めに作ってみました。

タッセルです。
(画像が小さいかな

ピンクと黄色の刺繍糸で作りました。

前回、パーチメントクラフトの先生が

「タッセルが好きで…」と見せてくださり、

いわれてみれば先生の教室のそこかしこには

房飾りで、

カーテンがまとめられていたり、

紅茶ポットのつまみにかかっていたり、

携帯のストラップとして揺れていたり…と、

タッセルがあふれていました。

急に教室内にタッセルが飾られたわけではなく、

今まで知らなかったために、目にしていても、

私の意識化にはあがってこなかったのでしょう。

改めてその存在に気がついた私は、

その時は、“ふぇ~、高そ!”と思って忘れてしまいましたが、

今日、『おしゃれ工房』をぱらぱらと見て、

刺繍糸で作れるなら私にも出来るかも!

と思ったことで、

俄然興味が湧いたのです!

やってみたら、すっごく簡単!

楽しいーです♪

ビーズを組み合わせたり、いろんな糸で作れるので、

簡単なのに、オリジナリティもあるんです!

光りを透かす

2010-02-19 19:00:19 | 他、ちくちく
これは、

トランスパレントペーパー というものです。

冬、日の光りが乏しい地方では窓にはり

そこから入ってくる光りのグラデーションを

楽しむそうです。

昨日、フェリシモから届き

早速作ってみました★

同じピースを重ねてはるとこうなります。

他の形も作れます。

ひとつ折り方を覚えると

あとは無心に作業するだけ…。

折り紙みたい。

小タミパン

2010-02-18 23:10:18 | 駄文日誌


ずいぶん前に購入して、

時々思い出したようにパンを焼く。

ホームベーカリーが手近にある昨今は、

こんな鉄器で焼くずっしりとした蒸しパン(? 焼きパン)は

あまり流行らないかな~?

…と思いつつ。

ホームベーカリー持ってないので。

【タミさんのパン焼器】ご存知ですか?

戦後、近江タミ子さんとう方が、

ジェラルミンのパン焼器でパンを焼いていたのを、

南部鉄器で復元したものです。

ガス台で気軽にパンが作れる! という手軽な代物です★

もっと詳しく知りたい方は、こちら→タミさん

通販のサイトですが、タミさんに関するブログもあります。

今日は寒いので、せっかくなのでガスストーブの上でじっくり焼きました。



そのせいかな?

今日の出来は、やけに重く・・・

ひとくち一口が喉につまる。

それとも小麦粉の量、多すぎたから?


二十歳ぐらいの時、

一人で家に居るとき餅をマジで喉につまらせ

死にかけたけど、
(なんとかひとりで無様に餅を吐き出して助かりましたが)
(その後、あまりの衝撃と苦しさとそれを転げ回りながら回避した
 自分の姿に思わず笑ってしまいましたが)

デラウェアという小粒の葡萄でさえも

喉にひっかかりをおぼえるのは、

基本的に喉が弱いのかしら?

将来…いや今から! 気をつけなければ。



ハッ!! 話が脱線。


ふんわりとはならないけど、

どこか懐かしい素朴な味がする

タミパンのパン。

食べれば、

悲喜こもごも 懐かしい過去を想いだす。
(…のかな?)

おしゃれ工房見ましたか?

2010-02-16 17:57:18 | こぎん刺し
あの、雄鶏社発刊の『こぎん刺し』の作者

鎌田久子さんが

おしゃれ工房で

こぎん刺しの講習をしていました。

おしゃれ工房の本は買いませんでしたが

実演が見られるということで

楽しみにしていました!

拝見して…、

なかなか不思議な刺し方を

してらっしゃるんだなーと思いました。

裏に糸をあまりたゆませてないようだし。

実は私も糸がもったいないので、

なるべく弛まないように気をつけています。

約30分番組。

もっと、いろいろ見たかったな~♪

鎌田さんの作品もいくつか紹介されていて

グラデーションの見事さに

感動しました!

私もやってみたいな