happy-go-lucky-life

毎日を笑って楽しもう☆

ゴッホ展…12/20まで

2010-12-13 21:35:44 | 展覧会&ワークショップ参加
11月3日、文化の日に、

大好きな“ゴッホ”の展示を見に行ってきました。

ゴーギャンと不仲になり自分の耳を切り落としたといわれている、

あの、ゴッホです。

その自分をとことん追いつめる精神が、

宮澤賢治と似ているなぁ、と思ってしまうのですが。


ゴッホは日本人に人気があると何かで読んだ記憶があるので、

午前中から国立新美術館へむかいました。

六本木にある美術館です。

さて。私のヨミは当たり、

AM10:00開館で、10:10ぐらいに美術館に着いたにもかかわらず

すでに、入場制限が~!

展覧室に入るまで長蛇の列。そして10分待たされる。

でもね、嫌な予感がしました。



こんだけの人数が、中に入ったら?

当然、じっくり見られませんよね?

そう、どこに行っても

人、人、人。

ゴッホの絵を見に来たのか、人を見に来たのか?

人混みの中をすり抜け、絵をかすめながら見る状態に、

とてもじゃないけど、ゆっくり名画鑑賞とはならず。

やっぱり「文化の日」に行ったのは間違いだったかも。

人混みに疲れてしまって、早々に退出したあとは、

2Fの「サロン・ド・テ・ロンド」というカフェで

高級エクレアを。




その間に 待ち時間は20分になっていました。

やっぱり、日本人はゴッホが好きなんだなぁ!




らふとでトンカントン、トン

2010-06-28 15:48:48 | 展覧会&ワークショップ参加


昨日、



“gallery らふと”へ行ってきました。

2度目の訪問です。

小雨がぱらぱら降る中、らふとの中で蚊取り線香を焚きながら

講師の相原清子さんに教えていただき

銅と真鍮の壁飾りを作りました。

形は、丸と四角の2種類あり、

私は四角を選びました。

その四角プレートを

らふとで切り出した丸太の、

くりぬかれたところにはめて、

木槌でトンカントン!

まず最初の成形です。



↓表側はこうなります。



まだでこぼこしています。

また、金属が固まっていないので、

さらに表側から、今度は金槌でたたきます。

成形しやすいようにあらかじめ焼いてなましてある金属を

持ってきてくださいました。

それをたたくことにより形を定着させるということでした。

金槌でたたいてなめらかにしながら、

プレートの表面に模様をつけていくという作業をしました。

その金槌も4種類ほどあり

どれを選ぶかによって、模様も変わってくるのです。

↓模様の見本プレート①②③


↓私はこんな感じ。



まだら模様にしました。

次は、文字を刻みます。

2mmのカタカナ、2mmのアルファベット、3mmのアルファベットから選んで

自分の好きな言葉を刻みます。

2mmのカタカナ…とっても可愛くて悩みましたが、

私の目的から外れてしまうので、今回は断念して。

3mmのアルファベットで文字を刻みました。

それが思いのほか難しく、

失敗してやり直し・・・。

文字の刻印が終わったら、金属が切れる鋏で切り出し、

プレートに合うように湾曲させます。

それを、ビスでとめて

プレートに紐を通す穴を開けて、

出来上がりっ♪



私は表札。

旦那と私の名前を刻みました!
(なので、上の画像の文字はぼかしました)

今回、一緒にWSに参加したみなさんは、

歌詞や、お店の名前や、好きな言葉、

将来持ちたいお店の名前など…

とても自由に言葉を刻んでらっしゃいました。

私の場合、「表札です」なんてちょっと実用的すぎて

公表するのが恥ずかしくなりました。

いや~、でも、楽しく、私の趣味丸出しな表札ができて、

文字が曲がっていても、満足です!

これからは、このプレートのあるところが、

私のうちだっ!!!

↓お心遣いもいただきました。



小さな かけらには、

「にるふにふ」の“N”を刻んできました。

瓶の首に結ぼうかな。


 * * * *

らふと茶菓部さんから。



夏みかんのケーキ、と お庭のハーブティ。

むしむしする日にさわやかなお味でした。

たくさんのお心遣いをいただいて帰りました。

らふとさん、相原さん、ありがとうございました!


 * * * *

昨年、『藍の生葉染め』に参加した時の

過去記事はこちら→

いよいよ手織体験!

2010-05-20 23:23:01 | 展覧会&ワークショップ参加
5月19日

心待ちにしていたart-bookshop&cafeのワークショップ

【手織教室・ウールを織る】に参加してきました!


《こちらは以前、こぎん刺しの展示もされました》
《その時の過去記事→

朝10時からお昼をはさみ、約17時までの長丁場。

気合いを入れて行ってきました!

まず、卓上織り機に縦糸をセット。

そして、ハーボードの古野間久さんから

懇切丁寧に教えていただき

午前中から本格的に織り始めることができました。

縦糸には、焦げ茶と、ラメ入り檸檬色をチョイス。



黙々と、織り上げていきます。



糸は全て、古野間さんのオリジナル

手触りが! すごく柔らかいんです!

これが、ものすごく良い!

こちらの糸が使いたい放題

ということで、

もう、遠慮なく色替えしながら、織り進めたのです。

古野間さんの糸は、通信販売でもお手にとれますよ!
(コチラから→みりで

というより、のんびり軽井沢へ避暑しに行って、

ゆっくりお店で糸を選びたいな~。

来夏行きますかっ!??

………

と、冗談はさておき。

12:30からお昼休憩を取りに外へ。

そこで、洋食屋さんへ入ったのですが、

ともに作業した3人で、手芸談議に花が咲き

共通の話しで盛り上がるー

今までにない体験!

とっても嬉しい&楽しい♪

同じ手芸のことで、こんなに語り合えるとは!

すっごく楽しいランチでした。

と、

お腹を満たして再び織物開始。



黙々…黙々…

マフラーを織ることに真剣っ!

そして、

やっと16時ごろに織り上がりました。



ここから今度は織り機から糸を切り離し、

端の処理を・・・。

私は、本当に終わり間際(17時)までかかってしまいました。

みんな出来上がった記念に写真をパチッと



3人が3人とも、違う色合いの作品になりました!

ラメ入りの糸を使ったり、

横糸を色とりどりにしたのに、

ハデすぎない良い色のマフラーが出来上がったと満足☆

これは、古野間さんマジックか?

マフラーの裏側はこんな感じ↓



糸を継いだところは飛び出ていますが。

これは最期の仕上げを家でしなければなりません。



お気に入りの色↑(深緑の部分が草っぽくないですか?)


 * * * *

最期に。

art-bookshop&cafeでお買い物。



かわいいボタン。

言えない…けど、言いたい!

2010-02-28 11:53:36 | 展覧会&ワークショップ参加


去る26日、

浅草のアミューズミュージアムにて

「布を愛した人たちのものがたり展」へ行ってきました!

この展示は去年から開催されていて、

今月28日まで、という長期に渡っていたため、

焦らずとも見に行けると悠長にかまえていたら、

こんなに遅くなってしまいました。

でも…、

待ったかいもあったんです!

というのも、いつもブログで仲良くさせていただいているもとこみさん

お住まいの沖縄から東京にいらっしゃるというので、

すっごく逡巡しながら、「えいっ!ダメもとだい!」と、

展示にお誘いしてみたのです…。

急な私の呼びかけでしたが、

「いいですよ」との快いお返事!

わ~いっ嬉しいな♪という気持ちと、

初めてお会いする緊張とに揺れながら、

当日、アミューズミュージアムの前で待ち合わせを。

小雨の降る中、無事お会いすることができました!

早速、中に入り、

田中忠三郎さんのコレクションを見て回りました。

触ってもO.K.ということだったので、

遠慮なく使い古した布の柔らかい感触を確かめたり、

めくって裏地を見たり、

南部菱刺しの前掛けや、

【国指定重要有形民族文化財】に指定されていない

こぎん刺しの着物(? 半纏?)も触りたい放題で、

時々もとこみさんと話しながら、

展覧会を鑑賞しました。

実際、使われていただろう前掛けの

菱刺し部分は、糸がもあもあになっていて、

下布となじんでいて、

「刺繍した後は、やっぱり使った方がいいですね」

と、もとこみさんと話していました。

こぎん刺しが好きで自分で作品をいくつか作りましたが、

正直、扱いに困っていました。

普段使いすればいいと思ってはいたけれど、

そうした先の、最終的な姿がわからない不透明さ。

なので、どことなく遠慮がちな扱い方だったような気が…。

でも、この展示会で見たものは、

長い間生活の中で使われてきたその姿。

これが、(きっとたぶん)最終的な姿なのかもしれない。

と、なんとなく腑に落ちました。

ま、それも、大切に使い続けて後に残ったものなので、

使い古されて捨てられたものもたくさんあるでしょうね。

本物に触れられて、感激しました!

この展示は、今日で終わりますが、



また新しい企画もあるようです。

新展示の方が、

こぎん刺しされる方にはもってこいの企画のようです!


 * * * *

展示会鑑賞後、

同ミュージアムの1Fにあるカフェで

もとこみさんとお茶しました。



いろいろ美味しそうなお菓子があったんですが、

私は黒豆ムースとホットココア。

もとこみさんの注文された

たまごの殻に入っているプリンも相当美味しそうでした☆

あぁ! いろいろ話したはずなのに…

気持ちが舞い上がっていたせいで

話の半分くらい飛んでるし!

初めてお会いした もとこみさんは、

想像していたよりも、

おっとり落ち着いた方でした。

お話の仕方がゆっくりで

初対面だと緊張してわたわたする私も

いつもより落ち着いてしゃべれたと思います。
(たとえ、内容を覚えてなくとも)

そして、聞き慣れない関西弁がとっても興味深く

かわいいな~と思ってしまいました!

そしてそして…



「お近づきの印に…」と

こちらのカードをいただいてしまいました!



ドロンワークの四葉のクローバーです

可愛いの!

すっごく嬉しかったです!

しかも、先ほど もとこみさんのブログを拝見したら、

作られるのにお時間がかかったとか・・・。

あわわわ、わ~!! 大切にします!

本当にありがとうございました!


 * * * *

そして、表題にありますが、

この日、もとこみさんと会ってすっごく楽しかったことを

旦那にも話したくて「うずっ」とするのですが、

前にも書きました通り、

このブログは内緒なので、

言いたくても言えない!

言えないけど、言いたい!

と、なんかそわそわうずうずして落ち着きのない私。

共有できない悲しみ…。

メアリー・ブレア展

2009-09-21 22:10:37 | 展覧会&ワークショップ参加
昨日、お友達と

「メアリー・ブレア展」を見に

東京都現代美術館へ行ってきました。

メアリー・ブレア……

私は友達からその名を聞くまで、

全くその存在を知らずにいました。
(というより、駅で展覧会のポスターを見かけたことがあっても、
全く興味がないので記憶の奥底に封印していました)

この方は、

ウォルト・ディズニー社に入社し、

「シンデレラ」「ピーター・パン」「ふしぎの国のアリス」…

などの作品のカラー・スタイリストとして活躍した女性です。

そして、「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインも手がけ

生涯、絵を書き続けた人です。

今流行のコラージュを使った作品も見られます。

なかなか意欲的な人だなぁと感じました。

それよりなにより、彼女の描く絵がひどく可愛い…


《ふしぎの国のアリス》のパズル


《イッツ・ア・スモールワールドのコンセプト・アート》のパズル



見ている最中、

絵に興味のある友達の顔が思い浮かび、

ぜひ見てもらいたいなーと思いました!

なんか、今までにない感じで、

新しいと思いました。

といっても、私が生まれた年に亡くなってしまったので、

“新しい”という表現も変なんですが…。

けれど、彼女が

今までのものを刷新したように感じられたのです。

今までは、ディズニーのアニメーションが

あまり好みじゃなかったのですが、

少し興味が湧いてきました。

「ファンタジア」が見てみたい…。

そして、誘われて行ったにもかかわらず、

メアリー・ブロアの世界にどっぷり

浸かってしまった私は、

¥2.800もするカタログを購入してしまいました、、、
(ほんとは こぎん刺しの材料に注ぎ込もうと思っていたのに)

だってだって、

たぶんこんな素晴らしい彼女の展示は

二度とないんじゃないかと思ったんですもの…。

まぁ、買って後悔は無し!!!


 * * * *

東京都現代美術館には、

こんな大きなマンモスまでいました☆



メカマンモス…!?

はんこで、レターセットを作ろう!~最終回~

2009-09-12 21:15:13 | 展覧会&ワークショップ参加
今日は、前回に引き続き2回目の

“消しゴムはんこワークショップ”の参加です。

今回のお題は、、、

「レターセットを作ろう!」です

教えてくださるミネキクさんのブログ()を見て、

うわ~やってみたい!! と思い、
(まず、もうレターセットという響きに弱い私…)

参加してきました

そして、自分で作ったハンコ以外にも、

ミネキクさん作成の

カバはんこ、りんごはんこも使わせていただき、
(あ、ぺんぎんはんこ も!)

レターセットにぺたぺたっ

しかもこのレターセット!

ミネキクさんの工夫で出来たものなんです。

和紙のように見えますが、実は半紙で手作り

すご~いっ

アイデアだな~ぁ、と感服。

いろいろ考えて、模索して、試作して、作品に繋がっていくんですね。

素晴らしい!

見習いたいと思いました。







私が作ったはんこは、お花と、小さな小さな音符です。

この音符を、横にずら~っと並べて、

便せんの罫線にしようと思い立ったのは良かったんですが、

思いのほか 細かい作業で

力を使い果たしてしまいました!
(ちなみにその便せんは、真ん中の写真の左側です)


雨音につつまれながら、

一緒に参加した会社の先輩と、

もうお一方(前回もご一緒したKさん)、

そしてミネキクさんとおしゃべりしながら

思い思いのレターセットを作るのは、

とても楽しかったです。

しかし!!!

こんな楽しいワークショップも今日が最後。

というのも、ミネキクさんが産休に入られるためです。
(ご無事の出産をお祈りしています)

落ち着かれたならば、また再開されるそうなので

そのときを楽しみに待ちたいと思います

「最終回なので…」と

ミネキクさんから“Thank you!カード”をいただきました。


(かわいいでしょっ!?)

こちらこそ!

教えていただきありがとうございました

またよろしくお願いします

千葉市美術館へ。

2009-08-02 20:14:18 | 展覧会&ワークショップ参加


本日、お友達におつき合いいただき、

「祈りをつづる染と織 タイの美しい布」展に行ってきました。

gongxifacaiさんのブログ“布とお茶を巡る旅”でお得情報をGETして

モノレール千葉駅にて2割引の入場券を購入。
(主婦はお得に弱いのだっ)

千葉パルコの無料バスを乗り捨て 美術館までてくてく。

染織家の、故・瀧澤久仁子さんの膨大なコレクションの集大成!

というだけあって、展示数191点。

しかも、スカートや頭巾・上衣・肩掛け…棺にかける布・幟・蚊帳などなど

展示品の9割が布です。

マネキンにスカートをつけたり、

ハンガーに上衣をかけたり、

天井から幟を垂らしたり…正直、量が嵩張ります。

会場内いたるところに布、布、布の、布の森。

しかも、その1点1点が細かい織りで出来上がっていて、

ぶわーっと、せまってくるよう。

1点1点、どれも見落とせない。

そんで、友達と

「コレ、すごいね!」「すごいね!」と感動してたら、

声がでかくなっていたようで、美術館の方から

「他に鑑賞されているお客様もいらっしゃるのでお静かに!」

と注意を受けてしまいました…。間髪入れず謝りましたが、、、

いや~、自分の姿って見えないものですね…。

ちょっとばかし恥ずかしい。

どうも、すみませんでした。

ミュージアムショップで展示会の目録を購入。

やはり現物の展示品には敵いませんが、

うちに帰ってから復習したかったので買いました。

 * * * *


冒頭に載せた美術館のチラシを見て、まず真っ先に思ったのが、

「こぎん刺しに似ている~!」でした。

なので、これは絶対見に行くべきだっ!!! と決意。

実際目にして、


【「タイの美しい布」目録18ページより】

やはり似ている!

菱形模様の連なりとか、うろこ模様とか、共通点がたっくさん!

なので、展示品の模様も刺繍で作られているんだとばかり思っていたのですが、

実はコレ、織り上げてあるんです!


【「タイの美しい布」目録18ページより】

布の模様を、どんなに目を凝らしてみても、

私にはこぎん刺しと同じ技法に見えるんですけど、

女性が織っている写真があるので、

やっぱり織り上げられているんだろうなーと飲み込むしかないですね。

展示会だけで感動して終わるのがもったいないので、

うちでじっくり目録に目を通し、

こぎん刺しに取り入れられないかと考えてみようかなと!

この配色だけでもすごく参考になると思うんです。

藍の生葉染め

2009-07-26 17:34:58 | 展覧会&ワークショップ参加
galleryらふとさんから、封書が届きました。
(しかも原田泰治さんの切手!)


そして昨日、ニッケコルトンプラザに行き念願の藍染め体験だわ~い♪


 * *藍の生葉染めの工程* *

まず、畑から蓼藍を刈り取ります。


刈り取った藍の茎から、葉だけを摘み取り、
水適量と藍の葉適量をミキサーにかけます。


出来上がった藍ジュースを木綿布で濾します。


2杯目の蓼藍ジュースをさらに追加し、濾します。
ミキサーで微塵になった藍の葉が混ざっていると
うまく染まらないそうなので、葉が混ざらないように慎重に。


これが↓濾して葉を取り除いた蓼藍ジュース。
まるで点てた抹茶みたい。きれいな緑色です。


この染液にシルクの布を浸けて揉み込みます。


2人1組で、3~5分ボールの中でぱちゃぱちゃと布を揉み込み…

ロープに吊るして、乾かします。


布は2種類(手織りシルク or シルクオーガンジー)から選べ、

種類によって、染め上がりも違ってきます。

私たち(旦那は急な仕事で行けなくなったので、妹が代打で参加)は、

手織りシルクにしました。

布が乾くのを待っている間、

galleryらふとの中で、お茶会。
黒糖の寒天と、冷たい加賀棒茶。


寒天苦手は妹も、「美味しいね」と完食。
(寒天が苦手だなんて、このときまで知らなかった姉)

お土産に、葉を摘み取った蓼藍の茎をいただき、

12:00に解散。

中2の妹は、「これ、夏休みの自由研究にしよ~」と

喜んで帰っていきました!

※いただいた藍の茎は、水につけておくと根が生えてきて、

土に植えるとまた葉を生やし、2度目の生葉染めができるそうです

昨日帰ってきてすぐ浸けたら、今朝すでに根が生えていました。

らふとの人も仰ってましたが、藍は、ものすごい生命力です

暑中お見舞い申し上げます~★

2009-07-20 10:47:49 | 展覧会&ワークショップ参加


 * * * *

昨日は、消しゴムはんこのワークショップに

初☆参加してきました(@白い牛)

え~、前回

品川てづくり市におつき合い下さった先輩のお友達が

開催されているワークショップです。

そのお友達のお名前はミネキクさん!

だいぶ昔に

自己流でプリンの消しゴムはんこを作ったことはあるものの

きちんと習いに行くのは初めて。

自己流の時は、

何回か押したら、細い線のところがボロボロになり、

すぐダメになってしまいました…。

その手の本を立ち読みして、

なんとなくコツとかは知っていたのですが、

ちょっと面倒な気がして、

手は出さなかったんですが。

人に教えてもらうのが結構好きな私は、

ワークショップなら消しゴムはんこ

手づくりしてみたいなぁーと惹かれ、

先輩につれられ行ってきました。

そして出来たものがコレ



テーマは“暑中見舞い葉書を作ろう”!

自分が作ったもの、教えてくださったミネキクさんのはんこも

取り混ぜながら、葉書にぺたぺた。

インクも豊富で押すのが楽しい~ィ

暑中見舞い、何枚でも作れそうな気がしました



時間内で、作った私のはんこ3点

初心者のくせに、

ミネキクさんのいうこともきかず

彫りの細かい難しいカエルを選択…。
(いや~、だって可愛いんですもん、このカエル!)

カッター、デザインカッター、三角刀を駆使して

ミネキクさんにアドバイスをたくさんいただき、

なんとか形にできました…。

うわ~い

ミネキクさんは月に1度、ワークショップを開かれています!

詳細はブログに更新されますので、

興味のある方はぜひ、こちら→

ぽちっとしてみて下さい!

他にも、きりんや、ねこや、トマトなど、

いろんなモチーフで消しゴムはんこ作られていますよ

あをの世界

2009-06-12 20:51:20 | 展覧会&ワークショップ参加
《オクソザックリⅢ》



(《オクソザックリⅢ》一部拡大)


今日は、日本橋・高島屋へ出かけてきました。

6Fの美術画廊で開かれている個展を見るためです。

gongxifacaiさんのブログ『布とお茶を巡る旅』

紹介されているのを見て、

「日本の土着布にひそむ時空」というタイトルに惹かれ、

染織家の福本 潮子さんについて全く知識がない中、

着物や作業着をばらして染め、

タピストリーに仕立て、

しかも、そのタピストリーを解いて また

元の着物にできるというところに惹かれたからでした。

あまり都内には行かないので、少し緊張気味で

日本橋駅に到着。

あの高級そうなデパートの中、

私の居場所として場違いな感じを受けつつ、

ひょこひょこ目的地へ。

素晴らしいご挨拶文が書かれているプレートに

出迎えられ、一巡。

“布はただ染めを植えるだけのキャンバスではなくて、

布と色があいまって良い作品が生まれる”
(私の主観混じりの要約)

この挨拶文の通り、

布にはなんともいえない暖かみがあり、

それが作家の福本さんの藍染めにより、

インパクトを与えられ……

部屋の中は全体的にパッキリな印象。なのに、

近づいて布に触ってみたいような…。
(あ、作品に触っちゃダメですよ!)

とにかくすごいんです!
(あぁ私のこのボキャブラリーの無さ

この個展の300円の図録は完売。

なごり惜しい気持ちで、部屋を後にしたのですが…

エスカレーターを降りている途中で、

(このまま帰ったら後悔する気がする!

せっかくここまで足を運んだのだからっ)

と、もう一度6Fの美術画廊に戻って、

福本さんにお断りをして、

2作品、お写真を撮らせていただきました!

《オクソザックリⅡ》



(《オクソザックリⅡ》一部拡大)


(《オクソザックリⅡ》一部拡大)

私の感動が伝わりますでしょうか…?

タピストリー全体のぼかしもすごいのですが、

拡大がものすごいのですっ!

この布の質感

私は、この《オクソザックリⅡ》という作品が

とても気に入り、
(なんだか山の端から朝日が昇ってくる感じで)

本当に本当に うちに連れて帰りたかった~!

それは私の手の届かぬ事なので、

せめて、忘れないように

脳裏に瞼の裏に心に焼き付けてきました。

だって、いつまた会えるかわかりませんもの。

不思議だなぁー、

どうしてあのような作品が創れるんだろ?

自分に妥協がないからだろうか?

※オクソザックリとは…「オ」=麻、「クソ」=屑、「ザックリ」=裂き織り(さきおり)が訛ったものと謂れがあるが正確な語源は不明。
【大麻を刈り取り、柔らかくして表皮を取り除いたり、裂いて績んだりする工程で生じた屑を「苧クソ」といいます。
その苧クソを寄せ集めて木綿のように紡いだり、麻糸に巻きつけたりして緯糸として織られた布をオクソの布、裂き織り(サキオリ)がなまってサックリといわれていたところから、オクソの布の仕事着をオクソザックリと呼んでいますが、サックリの正確な語源ははっきりとは解っていません。】(「ギャラリー啓」さんの催事企画のページより抜粋)

私はてっきり、この言葉の発音から

韓国の布かなぁ、なんて思っていました。

勘違いでしたね、、、

個展は6/15まで開催されています。