あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

桜の下で

2024-04-06 | 田舎暮らし

桜が満開だ。

毎年この時期にあると

燃えないごみやビール缶、

びん類や衣類や雑誌類など

大量のごみを軽トラックで

処分に行く。

はりきった母が一緒に行くという。

母にとって軽トラは車高が高い。

乗るのに手間取り私が背後から

お尻をちょっと持ち上げた(笑)

朗らかに出発。

「きれいセンター」付近の桜が

咲き始めていた。

父が存命中はきれいセンターに

あまり行きたくなさそうだった。

ゴミの分類とか決まりがあって

ここでは処分できないと

何度か拒否されたようだ。

何を根拠にか父は「女が有利だ」

と思っていたので私が

代わりに来たことがある。

「ん~~」とやや困り顔の職員さん。

「今回だけですよ」と処分してもらえた

ことはあった(笑)

無事に荷台のゴミを全部処分して

土師ダムと並走する山道を

走ってみた。

一週間前は8分咲きだった。

週末は満開で大賑わいだろうね

と言いながら

レストハウスでアイスを食べよう

と提案。

提案した割には

巨大なアイスを選ぼうとする母に

ダメを出して「雪見だいふく」を

買わせた。

畠仕事に最適な日が来たが

私は発熱して3日くらい

体調がすこぶる悪かった。

雨も降った。

体調も天気も少し回復傾向。

妹がお昼を外で食べようという。

外とはアウトドアのこと。

私はアレルギーの検査を受ける為に

病院へ。

帰ったら玄関先に用意されていた。

妹と母はサンドイッチ。

小麦粉に弱い私はおにぎり。

麻呂もこたつから出て来て

母からサンドイッチをもらった。

午後、懸案事項だった

ジャガイモ植えを決行。

母に大きな種芋を切ってもらった。

大分前に苦土石灰を撒いて

その後に発酵鶏糞を

撒いておいた。

それから雨が続いていたので

鍬をいれていないまま植える羽目に

なった。

去年は不作でほぼできなかった。

その前はイノシシに掘り起こされて

全滅。

今年はちゃんとできるかな?

鍬で浅い溝を掘って

種イモを置いて土をかぶせて行く。

3キロは3人でやれば

あっという間に完了だ。

「これで芋になるの?」と

妹が言う。

簡単だが土から野菜が出て来る。

芽が出て来て花が咲いたり

実がなるのは感動的だ。

いつも不思議だと思う。

野菜作りの難しさはあるが

やらないのはもったいない。

今は白菜が高値らしい。

その年になってみなくては

出来不出来は分からないもので

ひょっとしたらレタス1個が

500円するなんていうことも

ありうるのだ。

今年も桜が咲いた。

短い時を咲き誇る桜。

綺麗なはなびらのまま

散る様は美しくて切ない。

「インキャラ」の意味をごく最近

知った。

「陰気なキャラクター」のこと。

昔でいう「ネクラ」のことらしい。

私もインキャラの部類だと思う。

桜を見て「花見弁当」を速攻で

イメージする人=母は「ネアカ」

に違いない。

 

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