あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

カラオケ大会狂騒曲

2024-03-19 | 私が歌手

地元で第1回カラオケ大会があった。

出た。

あの、随分昔ですけど

カラオケ大会のゲストで

歌ったことあります。

広島市内の大きな会場だった。

カラオケ大会というものが

いかなるものか知識が無くて

ジーンズでギター抱えて歌った。

審査員が最前列にずらっと居て

審査する時間を利用しての

パフーマンスだった。

怖いもの知らずでした。

更に怖いもの知らずで

審査員したことありますぅ。

皆さんステージの出方や

お辞儀の仕方さらにマイクの

持ち方がプロ並みだった。

点数つけるとか困難なことだ。

審査員には着物姿の演歌歌手と

ドレス姿のポップス系歌手。

私もパーフォーマンスした。

司会者はテレビで見かける人で

「この状況で歌うって

なかなかですよ~」と

チクリ釘を刺された。

あたしがヒットを飛ばした暁に、

司会者と出演者で御一緒したならば

「あなた私にこう言いましたよ」

って蹴り入れるつもりでいる。

あれから10数年。

新屋まりは鳴かず飛ばずで

相変わらず地方の・・

なんなら過疎地の無名シンガーで

なんならおばんちゃんシンガー

になった。

ああ残念。

その上でカラオケ大会に初エントリー。

出演者なんと100人近い。

皆さん緊張しつつも嬉々として

生命力の輝きを放射していた。

あの状況で存在感を示すのが

新屋まりの独りよがりなミッション。

物凄く緊張した。

ソロ・ライブ90分とか

1000人キャパでも

あれほど緊張したことはない。

「さすが」と言ってもらったけれど、

後で録画をもらったら

課題がぞろぞろ見えた。

正直懲りた。

メジャー歌手になんてとうてい

入れそうにないし

審査員したことあるなんて

口が裂けても言えない。

(書いちゃったけど)

表現の道に終わりなく。

長くて険しいな~と再確認する。

母が会場に来ていたが一言もない。

私が歌ったのが分かったのかと

疑った。

声が聞こえたかというと

聞こえたとだけいう。

気に入らなかったのだろうね。

私のライブでは凄く楽しそうに

聞いているが

カラオケ大会は「お互いにとって」

様子が違った。

にいや主宰のボイトレ・メンバーが

6人で1曲歌った。

皆さんにとっては緊張のありつつ

楽しいチャレンジだったようだ。

見ている私も嬉しかった。

けれどてっきりフルコーラスと

思っていたのが大きな誤りで

2コーラスで終わってしまった。

歌ったのは「365日の紙飛行機」。

「飛んでいけっ」「飛んでみよっ」で

決め手になるふりつけが披露できず。

私の痛恨なるミスだった。

ああ残念。

申し訳なかった。

自分が1曲メンバーが

1曲歌うだけなのに・・

と言っては身もふたもないが

朝から右往左往した。

くたくたになった。

「カラオケ狂騒曲」だわ。

メンバーは発表することの

楽しさを感じたようで

これからの練習に熱が入りそうだ。

今後、発表会の場としての

カラオケ大会出演ならば、

それ用の練習方法が必要になるが

あまり気ノリしない。

生音でちゃんと聞いてもらえる

静かな落ち着いた空間での

発表会をやりたいと思う。

私にはその絵が見えて来て、

わくわくする。

それから新屋まりの価値を

認めて育てて下さる方にとって、

今回のエントリーが失礼に

なっているかもしれないと

気づかなかった。

小難しい演歌にわざわざ挑んだ。

けして万全に歌えていない。

「新屋まり?カラオケ大会に

出ていたよ。」と言われて

果たして良いかどうか・・。

無名シンガーなりの意地を持って

意義がある活動をする。

その覚悟決めたい。

 

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