自己内観ブログ

自己を信じて大地にしっかり根付いた生き方をするための日々の閃きを綴ります。

地球の上で2~島での出来事~

2018-04-15 10:36:52 | ひらめき
島に着いてから予定の日が過ぎ、船の出航の知らせが島中に鳴り響きました。

次第に、参加者が船に戻り始めました。主催者が確認すると3割程度しか戻っていません。
その1割は、見学型と好奇心型の人でもう1割の人は、探求型でした。この3つの型の人は、全員戻っていました。
残りの1割は、体験型の人でその殆どはパートナーを置いて戻っていました。
そこに話が集中しました。
「何故、一緒にもどらなかったのか?」という質問に対して体験型に参加した人達は、「島の生活に密着し過ぎて、いろいろなしがらみができてしまいその対処に追われてしまい、体験に来ていることすら思い出せなくなってしまった。」「自分は、出航の知らせを聞いた時、なんとか思い出し戻らなければと思いパートナーにも伝えたが、理解してもらえなかった。」などと苦悶に満ちた表情で
語った。
それから今後、船の出航をどうするか話合いが行われました。

戻った人達のほとんどは、船を出航させて欲しいと本心では、思っているようですが誰もそれを口にしません。
困った主催者は、それではもうしばらく出航を遅らせましょうか?
と提案しました。
それに対して反対する人は、おらず主催者の提案通りとなりました。
それから、どのくらい遅らせるかやどのくらいの人が戻ったら出航するかなどについて話合われました。その結果、時間で区切るのは心に傷を残す可能性が強いという理由から、戻っていない半分の人が戻ったら出航するということになりました。
その間の戻って来た人達の行動は、自由ということになりました。そして半分以上の人が戻った時にブルーの光が点滅して知らせる小さいライトが配布されました。

それからそれぞれの人達は、船の出航を願いながらも、どのように島で過ごすのかを熟慮することになりました。

∞∞∞∞...なんてストーリーが浮かんで来てしまいまた...(^o^;)...





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