リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

西の湖幻影

2006-09-07 15:28:28 | 琵琶湖”逍遙”撮影記
Google 衛星画像(安土駅付近)

 オリジナルにピンクの線で示した範囲が撮影されている。
nakaoさんの書いているように中央の高い山が観音寺山。左手前が安土山(安土城跡)となる。
 上空からみるとバラバラの山(丘)が水田の中に点在している。

 もともと、太陽の昇ってくる方角を探してファインダーをのぞき。アレッと思ったのがこの風景。



 山の稜線が見事に重なっているように思った。
そして、観音寺山を挟んで左(北側)を観て、確信したのだ。



 トクダさんが書いているように、琵琶湖は移動しつつ現在の姿になった。
東から西の山塊(比良山系)に向かって、いまも沈み込んでいる。

 今も沈み続けているから、太古の昔から埋まってしまうことはなく、悠久の歴史と共に生き物を育んできた。

 同じ稜線の高さの違う山。タンガニーカ湖やチチカカ湖でも同じような風景を見ているはずなのだが、そのときには見えなかった景色が見えた。
 
 山々がボクの立つ西の湖の畔。今は水田に干拓された岸辺に向かってゆっくりと迫り、内湖の底へ沈み込んで行く。

そんな 幻想を見たように思った。
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1 コメント

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あとだしジャンケン (wash-r)
2006-09-07 18:11:55
実は、稜線の重なりが気になっていました。



構造湖である琵琶湖の形成に関係があることだろうと想像はしていましたが、思いが巡りませんでした。



ロマンチストになり損ねた気分です。



何でもいいので、夢のある第3問以降に期待。
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