リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

アユに新たな病原菌 

2008-02-16 20:42:41 | 異人録 外来生物を巡って
多摩川のアユから国内初の病原菌を検出(産経新聞) - goo ニュース

新たなアユの感染症確認(中国新聞) - goo ニュース

★テキスト版
多摩川のアユから国内初の病原菌を検出
2008年2月16日(土)04:40

* 産経新聞

 東京都は15日、多摩川のアユから、北米のナマズ類などに感染し、魚の腸敗血症を引き起こす病原菌「エドワジエラ・イクタルリ」が、国内で初めて見つかったことを明らかにした。人体への影響はないという。都によると、昨年8月に府中市内の多摩川で弱っているアユを20匹採取。眼球が飛び出るなどこれまでの病原菌に見られない症状があったため、水産総合研究センターなどに調査を依頼、感染が判明。山口、広島の両県でも感染アユが確認されている。


★テキスト版
新たなアユの感染症確認
2008年2月16日(土)11:00

* 中国新聞

新たなアユの感染症確認
(中国新聞)

 農林水産省は15日、国内で初となる細菌「エドワジエラ・イクタルリ」によるアユの感染死が山口、広島、東京の3都県で確認したと発表した。岩国市の錦川での被害が最も多く、昨年9、10の両月で1400匹が死んだとみられる。東南アジアから菌が入ってきた可能性が高いという。人体への影響はないが、漁業被害が懸念され、農水省は全国調査に乗り出した。

 山口県によると、錦川下流で9月に入ってアユが死んでいるとの報告があり、9月28日に現地を調査。5カ所で計35匹の死骸(しがい)を見つけた。外見上は大きな変化はないが、肛門(こうもん)周辺が赤くなるなどの特徴があった。水産総合研究センター養殖研究所(三重県南勢町)で検査したところ、エドワジエラ・イクタルリによる感染死と判明した。

 また、広島県北部の江の川でも昨年10月、変死したアユが持ち込まれ、県が広島大などに検査を依頼。腎臓から同じ細菌を検出した。
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