リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

ますの洗い

2007-05-08 18:18:31 | 琵琶湖”逍遙”撮影記
西の湖の保智さんがニゴロブナの「塩切り」をするというので、撮影した。
塩切りとは、ニゴロブナの鱗を取り、内臓を取り除いて塩漬けにする工程だ。

なかなかタイミングが合わなくて今まで撮影出来なかったのだが、今回はボクの日程に合わせて塩切りをしようといって、今朝になった。

塩切りについては、また書くことにする。

さて、塩切りをしたので、今日はたつべの回収をしなかった。ところが、今朝日の出と共に見ていると、目の前で、たつべに魚が入った。日の出に驚いてか沖に帰る魚がたつべに入ったのだ。

 そのたつべを保智さんがあげるところを撮りたい。でも、疲れたし、必要なカットは揃ったのでもうおしまいにしようと思った。すると保智さんはこんなことを言うのだ。
「今日はあつーなって、水温が上がったから、ばしゃっばしゃする(産卵する)とちゃうかぁ。魚と根比べだぇぃ」
 ここまできたから、明日も夜明けに撮影に行くことにするかと思った。

 そこで、琵琶湖の北岸の尾上に預けてあったカヤックを取りに行くことにした。たつべの近くに入ろうとしたら、底なしの沼である。このカットは保智さんを正面から撮りたい。そんなわけで、カヤックである。ドライスーツでも近づけるのだが、ヨシ原を歩くとメタンガスが大量にでて、せっかく産卵している卵に影響がありそうなのだ。

 その尾上の手前、産直びわという地元産品を売っている店で弁当を買おうと立ち寄った。

 ようやく、本題だ。そこで売っていたのが、この「ますの洗い」である。

 買わずばなるまい。もちろん買ったのだが、長良川のサツキマス漁師の大橋さんに
食べて貰ったら面白いと思って、2つ買って届けたのだ。

 土地勘のない方には何のことか判らないと思うが、琵琶湖の中程から、北の端に行って、とって返して、長良川の下流域に移動したということだ。

 そして、大橋さんと話してくらくらした。サツキマスが捕れている。昨晩は16匹だ。しかも、大型のきれいなマスだ。

「すこし、こまく(小さく)なってきた」大橋さんはそんなことを言う。
あー。撮影しなくては、大型の放流でない(たぶん)姿のサツキマス!!!
衝動的に、今晩の漁に乗せて欲しいと頼んでしまった。

 しかし、帰宅して、風呂に入った。
あまり疲れていないと思ったが、この文章のようにめろめろである。疲れている。
いったん寝たら、起きられそうもないので、サツキマス漁は明日にすることにした。
早寝して、3時起きで琵琶湖西の湖の予定だ。
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