喫茶店で時々お会いする。鉄工場を経営するKさん。”田んぼのチカラ”たんぼを見に行こうと工場の前を通ると、呼び止められた。
こんど、食べようと。とおっしゃるのは、合鴨(あいがも)だ。
この合鴨は、大野町(岐阜県)のあいがも農法の水田から貰ってきたという。いうなれば、あいがも農法の卒業生だ。
大野町の水田では次のあいがもが出番を待っていて、やがて放たれた田んぼの草取りをする。そして、大きくなることには、除草も終わり、稲を食べると困るから6月の末にはお役ご免で、また貰われてくるのだそうだ。
次の合鴨が控えている。
だから、そろそろ食べよう。ということらしい。
一団となって果樹園の下草をせっせと食べて育った合鴨たち。放し飼いで、野良猫に襲われないかと思ったのだが、Kさん宅に居着いているのらねこ?は、合鴨には見向きもしないそうだ。
ただし、ネズミも捕らん!そうだ。
人工飼料は全く食べていないという合鴨。不謹慎ながら、鴨ロースが歩いているのかもと見とれてしまった。
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