新潟久紀ブログ版retrospective

ほのぼの暮らし・地元マスコミに思う

◆地元マスコミについて思う

 令和6年7月吉日。
 胎内市の建設会社にお勤めで長年に亘り地域の道路の除雪作業でご苦労されている「佐久間章」さんへ、新潟県新発田地域振興局として感謝状を贈呈させていただいた。
 私自身が車通勤をしている中で、車が行き交う時間帯に掛かるように一気に降り積もるドカ雪に難渋した経験からも、大型除雪車の操作などの大変さは容易に想像できる。
 重ねて謝意をお伝えして歓談のためお座りいただくと、袖口からの日焼けした大きな手が、地域の安全を守ってきた経歴を雄弁に物語ってくれているようだ。
 言葉数は控えめなのだが聞き出していけば、マンホールの位置など降雪前におけるきめ細やかな路面把握や、ドカ雪が予見される際の出動の見極めなど、工夫や努力の積み重ねを教えてくださり、頭が下がる思いだ。引き続きご活躍と後継の若手育成に繋がるようなご指導などをお願いした。
 それにしても、贈呈式を報道機関各社に周知するも取材が全く無かったのは本当に残念だった。
 日の目の当たりにくいエッセンシャルワーカーへの理解を深め、後継者確保のための話題づくりにも繋がるよう、注目して欲しいものだ。

 また、先日、地方新聞の記事において、新潟県中越地方の県地域機関における若手女性県職員が主役の情報発信の取組が大きく取り上げられた。
 新発田市を中心とする新潟県下越地方においては、地域貢献に意欲ある新発田市の企業「株式会社エンジュ」さんと、新発田市にある「敬和学園大学」に通うITリテラシーが高い学生さんたちを、県の地域機関である新発田地域振興局が取り持ち、三者で連携して、新発田地域の魅力を発信するインスタグラム「しばたニア」を開設して鋭意展開しているところ。 →https://www.instagram.com/shibatania.niigata/
 企業や学生さんのコラボが主体となり県職員は黒子として下支えする地域貢献活動を報道機関も取り上げていただければ有難いと思う。

 新潟県内の人気のイベントや派手に振舞う人々などSNSでも同じ様な取り上げられ方がされている活動や、故郷新潟県から転出して一極集中に拍車がかかる東京圏や海外で華々しく活躍する人などに向きがちの地元マスコミの眼力や何処にあるのか…。

 ふるさと新潟県に残り続け、地道ではあるが普通の住民の暮らしに無くてはならない仕事を支え続けている人々をもっと称えることはできないのか。
 これでは新聞購買者も減るはずだと、ため息交じりに常々思うのだ。

(「ほのぼの暮らし・地元マスコミに思う」終わり。続きはそのうち掲載します。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

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