
Science and Culture in Traditional Japan
Masatoshi Sugimoto and David L. Swain.
MIT Press
この本の著者、杉本正慶先生とは、青山学院の出来立てホヤホヤの国際部で出会った。1970年代、すべて英語で授業をやっていたのは、ICUと上智大学の国際部だけだった。上智大学の国際部も確か、1学期だけ通った。まだ大学ではなく、各種学校だった。 杉本先生は、「日本の科学史」を英語で教えていた。数人の生徒だったと思うが、日本の歴史の問題をグループでの英語で議論もしたのを覚えている。その後先生は、英語教育に力を入れるので、長野で長野外国語センターを設立した。香港から戻り、1年だけ、英語と中国語の講師としてお世話になった。 センターは、月1回の時事問題を討論する討論会があり、大学生の時にも参加したことがあった。 英語で、日本の科学史の本を書くのは、並大抵ではない。「清水くん、日本の戦略論を書いてみませんか」助言をいただき、1年ほど、研究した。 アメリカから来た家内と結婚して、東京で仕事について、戦略論は、止まった。