呼吸とは
実は見出しの本は2021年の夏にアメリカで購入したハードカバー。
時々少しずつ読んでいた。インドの伝統的な呼吸法を10年以上学んでいる人間にとっては、アメリカ人の書いた呼吸に関する本はとても興味深い。
今日の日経のオンラインの系列の雑誌の記事が出ていた。日経グッデイと日経ヘルスの共同の記事。
「生きている限り、絶え間なく行われる「呼吸」。普段はあまり意識することはないが、私たちは1日に約2万回も呼吸をしている。それだけに、呼吸の質は良くも悪くも、心身の健康状態や老化のスピードにまで影響を及ぼすという。そこで、知っているようで知られていない呼吸の役割や仕組み、「悪い呼吸」が心身の不調を招く理由、「良い呼吸」をするために効果的なトレーニング法のほか、呼吸にまつわるさまざまな疑問・誤解について解説していく。」
詳しくは記事を読んでほしい。
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ここからは小生の呼吸法について以前書いたもの。
マスク生活をしているとどうしても口呼吸をしてしまう。呼吸は基本的に鼻呼吸が良いとされる。
体と心は繋がっている。体が疲れていると心も落ち込んだり、元気がなくなる。
もう一つは呼吸が変化する。
小さい時元海軍の父親に、背筋を伸ばして歩け、口呼吸をするな等色々うるさく言われて、うるさいオヤジだと思っていた。
ところがヨガや呼吸法を勉強して、蓮華座で座っている時や呼吸法をするとき、背筋を伸ばすこと、呼吸は基本鼻呼吸であることを学んだ。
呼吸法は、吸う息と吐く息が1:2。6ヶ月練習した後1:1:2(吸う息、息どめ、吐く息)に進む。なぜ吐く息が長いか。。呼吸法は、体の中に二酸化炭素を増やすことで副交換神経を刺激し、心を平静に保つため。クンバカ、息を止める割合を1:2:2さらに1:3:2へ。これはもちろん先生の許可が出て息どめの時間が長くなる。
呼吸法は先生が個々の人の体やドーシャ(体質)を見てさらに呼吸法の脈診をして、個人個人に呼吸法を処方する。もともヨガのポーズも個人により違うポーズを処方したそうだ。呼吸法の脈診は、健康状態、心理状態まで知ることができる。
早朝の呼吸法の脈診前は、食事もコーヒ等に刺激物は取らないことになっている。
忘れてコーヒーを飲んで脈診を受けて、師匠が「コーヒー飲みましたか」聞いてきた。
そのあ2年ほどコーヒをやめた。
ある有名なアユベーダ(インドの伝統的医療)の先生は、1分間の脈診で、過去5年間の小生の心理状態や大きな出来事を当てた。この先生から次回インドで脈診を学ぶ予定。
ヨガに初めて触れたのが、偶然に参加したヨガ教師養成講座の呼吸の週末2日間のクラスだった。
さて
今日、紀伊国屋で呼吸の本を見つけた。
よく見ると同じ本のペーパーバック。
著者は科学系のジャーナリストで、フリーダイビングの本などを書かれている。