勝五十六の日本戦略論

この危機を機に、少しずつ、日本戦略論と今回の政府の対応の遅れを海外から見た視点で、書いていく予定です

記者と編集者 

2021-06-17 10:56:00 | 日記
海外マスコミでも記者としての経験が短くても編集者になっている人も増えてきた。
自国と海外で長い記者経験がある編集者は多くない。ジャーナリストのプロは、アメリカの大学のジャーンリズムスクールを卒業すれば誰でもなれるわけではない。記者の経験の無い編集者は、取材の苦労など理解せずに、色々な要求をする。

ヨガの先生でヨガ教師養成講座200時間を受講したが、長い間ヨガの修行をしてない人が多い。ヨガ界の大きな問題の一つが、200時間養成講座が一番早い金儲けの手段で、誰でも受講できるのも大きな問題。
アメリカで2015年に200時間の教師養成講座は確か20万だったが、日本は、50万から100万。アメリで受けたのは、世界中から生徒が集まり160人から40人程度が選ばれる厳しい講座だった。ヨガだけでなく、死体解剖の研修、瞑想センターでの2日間と半日2回の実践が含まれていた。一つ1つのポーズを保持する時間が長かった。アシュタンガヨガは、若い人向けで、きついポーズが多く、長い時間保持するヨガではないが、リチャードフリーマンと奥さんのメアリー先生は厳しかった。哲学重視で、エゴが強い人は、参加できないと以前参加して何度も受講を勧めた友人が言っていた。小生の今の師匠とヨガを始めて教えてくれた厳しい先生(あだ名がヨガ鬼軍曹)二人の推薦状が効いたのかもしれない。小生のアメリカの先生の推薦も効いたのだろう。以前に彼らの講座を受講していない人は、受講は許されないらしい。

死体解剖は、大学の解剖学の研究室で、午後2回、濡れた死体と乾いた死体の臓器に触れての解剖学の実習。臓器を取り出して、元に戻したり、匂いがきつい。
アメリカではマッサージ師も解剖の実習をする。アメリカでは、日本のようなお通夜の習慣がなく、死と死体とどう向き合うかを学びために死体解剖が研修に含まれている、


知識を超えた経験と職人技と生まれつき持った能力等の色々な要素がある。生まれつきのヨガの先生である二人の師匠(89歳のインド人呼吸法の大家と30台後半の若い日本人の先生。)に出会えたのは幸運だった。アサナだけしか教えられないタイのヨガの先生に哲学や自分のヨガ人生を生徒とシェアしてはと勧めたが。無理なようだ。
タイ人は、明日お金が儲かるように、仏像の前でお参りする。精神的なものでなく、金儲けをも止める。タイの仏教徒でも真剣で精神修行を目指す方もいるが、残念だが少ない。