日韓往来 [Journal Korea]

いま・ここ・実感から=はらだブログ
「現在──過去・未来」

つづく韓国ドラマ:太王四神記、黄眞伊

2008-04-10 14:49:34 | 日々
4月からNHK総合で(BShiの後)「太王四神記:テワンサシンキ」、NHK衛星2で「ファン・ジニ:黄眞伊」の放送が始まった。それぞれ、韓国のテレビ局MBC、KBSで放映したもの。
テレビ東京系は木・金の昼にやはり韓国ドラマ、そして月・火にはNHKから回ってきた「冬のソナタ」も放映を始めた。(週内に連続放映する韓国式)
創世記のような歴史ドラマは「朱蒙(チュモン)」もふくめて、とくに高句麗が舞台になっている。そこへ、中国から「高句麗」は中国の歴史といわれて、韓国では反発の議論が沸き上がった。
「ファンジニ」は妓生:キーセンの物語。映画でも何度か制作されている。そして女ものとして「於于同:オウドン」も、よく話題になり、映画化されている。
キーセンとはどんなものか、現在の扱われ方からも理解できる。「位の高いキーセン」は芸事、教養、礼儀など一流で、誇り高いものであることがわかる。
かつて70~80年代、日本からの「買春・キーセンツアー」が問題になった。韓国側でも、一時はその手の「男の韓国旅行」を外貨稼ぎとしてそれとなく受け入れていた状況もあった。「ゲイシャ」が欧米人に見られるときの印象にも似ているかもしれない。

韓国ドラマは、韓国人の歴史への意識や、生活・社会のあり方をふくめて見せてくれる。場面によって感覚、感性、物言い、行動、しぐさが興味深い。最近も「チョナンカン」で、豚は何となくかが話題になった。ブーブーの日本に対して、「えっ! クルクル、クルクルでしょう、豚は」と韓国の女性タレントが大笑い、そして言い張っていた。豚のなきかたをいうのではないが、そのように、韓流、韓国文化の根っこの方へと、多くの人びとの関心と知識はひろがり深まっていきそうだ。

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