日韓往来 [Journal Korea]

いま・ここ・実感から=はらだブログ
「現在──過去・未来」

ソウルの おどろき!

2008-04-09 02:12:06 | 日々
韓国人が東京でおどろくこと。
ならば日本からソウルに行っておどろくことは?

薬局が多い!
それはもう、大変。通りの辻に立って見通すだけで、「薬・やく」と書いた薬局の看板が5つや6つ、すぐに見つかる。中には「韓方」「漢方」と特記した看板もある。売薬にたよるから、売店も多いのだと聞いた。

眼鏡店!
めがねの店も、ソウルには多い。今では、明洞や南大門市場を中心に、日本人向けの眼鏡店が集中している。日本語可。必ず安いとは限らない。

銀行!
これは1985年くらいにとくに感じた。通りにぞろぞろと銀行(支店)が並んでいた。90年代後半に、金融の整理が断行されて、大胆に合併、消滅、名称変更が行われた。その結果、いまはそれほど目立たなくなった。空港に下り立つと「新韓」が目立つが、他の銀行も含めよほど数が整理されて、街には適度に支店が見える。為替交換で「外換」によく入るが、両替となるとビルの何階かに、銀行系と思えない店が構えているし、南大門市場の街角におばちゃんが数人たむろして両替をしている。

「日語」学院!
鐘路通りなどはとくに、日本語の教室が乱立していた。

ついでに、80年代を思い出すと──。空港や駅にはたばこを箱から出して、数本単位で売るおばちゃんがいたものだ。街の通りで新聞や飲み物などを売るボックスでも、たばこのばら売りがあった。(大阪の駅にかつていた回数券売りのおばちゃんを思い出す。)

当時日本のたばこは売られていなかった(今はマイルドセブンが韓国でトップクラスの売り上げ。歴史問題騒動になると「マイルド不買運動」が行われたりする)。めったにしない靴磨きで、そこの兄さんに、日本のたばこを数本くれないかといわれたりした。ビアホールでは、注文をとりに来た兄さんが腰をかがめ、こっそり「そのたばこ一本」と催促されたこともあった。

これまたついで──スターバックスなどの店がどんどんソウルに増えている。一時ドトールが出て、喫煙可でエラかったのだが、数年で撤退してしまった。セブンイレブン、ファミリーマートが目に入ると東京かソウルか錯覚するソウル。ダンキンドーナツはあるが、しかしミスタードーナツはまだ見かけない。


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