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台湾旅行②

2009-01-17 | trip
2日目。


今日は今回の旅の目的地、九份(ジョウフン)へ。


台北(タイペイ)の駅から鉄道(といってもふつーの電車)に乗り、
瑞芳という駅で降りてバスに乗っていく。

だいたい1時間ぐらい。

ちょっとこういうローカルな旅も楽しい
京王線に乗って多摩センターまで行っていた大学時代を思い出す。


電車から見える郊外の景色は何もない。

でもこういう場所でも時々見えるお寺はどこも赤が中心で目立つ。
私はカラフルなのが好きなので日本より中国のお寺の方が好きだな。


瑞芳に到着。

今まで停まっていた駅とは違い、かなり賑やか。
もっと田舎だと思っていたのでびっくり。
それだけ観光客が多いんだろうな。


ガタガタ揺れるバスに乗って山を登っていき、九份に向かう


途中、窓から見える山の中腹にある建物がすごく気になった。
どどーんとした、黄色の屋根の豪華な建物。あれ、何だったんだろう?
ホテルかな?特に本に載っていなかったので何か分からず。

九份に着く直前に通ったお寺も素敵だった。
全体が黄色。彫刻がすごく細かくて。時間があれば見に行きたかったな。


九份に到着。


遠くに海が見えてすごく綺麗
沖縄と同じコバルトブルー。沖縄近いもんね。


それにしても観光客が多い!
日本人もだけど、台湾の人たちがすごく多かった。


狭い通りにずらっと並ぶお土産屋さんや食べ物屋さんを見てぶらぶら歩く。
通りには赤いちょうちんが並んでいて可愛い。





夕方行ったらまた違う雰囲気で趣あるんだろうなぁ…


まだ観たことないんだけど、
「非情城市」という映画の舞台にもなっている九份。

映画に出てくる場所で記念写真。
日本人がいたからやっと二人で撮ってもらえたよ~
早く映画観たいな。


一通り歩いて見学したので茶芸館へ。
阿妹茶酒館(アーメーイチャージョウグァン)というお店。

「千と千尋の神隠し」の湯ばぁばの屋敷のモデルらしい。
映画観たのかなり前だったからどんな屋敷だったか覚えてないから、
さっそく近いうちに観返さなきゃ。


内装がすごく素敵だった!

この日は天気が良くて前日ほど寒くなかったので、
海を一望できる外でお茶したの





お茶の葉っぱを選んで、お茶菓子を選ぶ。
余ったお茶の葉は持ち帰り

茶器セットが出てきて、店員さんが流暢な日本語で説明してくれた。

なんかゆとりがないと家じゃとてもできないわ~って感じ。


まず沸騰したお湯を、
急須と、お茶を飲む器、香りを楽しむための細長い器全てにかけて温める。
     ↓
お茶の葉を急須に入れ、お湯を注いで茶葉を洗う。
     ↓
洗ったお茶を全ての器にかけて器を温める。
     ↓
今度は細長い器にお茶を入れて捨て、器を回して残り香を楽しむ。
     ↓ 
最後にお茶を飲む。


飲む時も急須に入れっぱなしじゃなくて、
もう一つの器に移し替えて飲む。
そうすれば茶葉が出し切らず長く飲める。

これ、いいよね。家でもやろうと思った。
10回くらい一回の茶葉でお代わりできたよ。

初めは10秒おいて、次はもう10秒足して、その次はさらに10秒足して…と
飲む都度、時間を増やしていけばいいらしい。


ゆったりと過ごした時間、最高だった

丁寧にお茶を飲むっていい。

平日はとてもじゃないけどできないけど、
たまに休みの日にこういう時間作りたいな。


お茶菓子もおいしかった

ジャスミンの葉を包んだおまんじゅう(香り良し)と
芋餡のおまんじゅう。
梅干に砂糖をまぶしたやつ。
ドライフルーツが大好きなのでこの梅干がすごく好きだった


長く居座った後、ごはんを食べよう!ということで
お店が並ぶ道へ。

けっこう混んでいる、つみれスープのお店でごはん。
このお店が今回の旅行の中で私的に一番おいしかった


魚のつみれが入ったスープに小さなそぼろごはん。
あと春雨炒め。


このスープ、大きな鍋でつみれを何個も煮ているせいか
いいだしが出ていて本当おいしい。 
いまだにあの味を思い出すくらい。


おいしくてかなり満足いくこのセット、なんと二人で約450円

最高、台湾!!


その後はデザート

九份名物という、芋圓(ユィユェン)という台湾版おしるこを食べに。
阿婆芋圓(ライアーポーユィユェン)というお店。芋圓の老舗らしい。

大きな石のテーブルに、赤いちょうちんが灯してあって
いい感じの内装

黄色や緑、紫色の、芋を使って作ったもちにぜんざいをかけて食べる。
本当日本のおしること同じ。

寒かったから温かいものを食べたんだけど、
カキ氷の上にかけて食べるのも人気なんだって。
夏に行って食べてみたいな~


けっこうお腹一杯

でも帰りの電車の時間まで時間があるので
ずっと気になっていた得体の知れないものを食べに行く。

水まんじゅうみたいに透き通ったぷるぷるした中に
苺色の何かが入っているもの。

絶対苺大福だよ!!と言って食べたら全く違った


真っ赤に着色された独特の香りのするチャーシュー(?)を
透き通ったもち?で包んで甘めのチリソースをかけたものだった。

私この肉、昔から好きじゃなかったんだけど、添えられていたパクチーと一緒に食べたら絶妙
ここまでパクチーが威力を発揮するとは…普通にたいらげた。


たくさん食べて、お店でいろんな茶葉や花茶を買って大満足

今度は夜の九份に行きたい。
そして今回お茶したお店の中でごはんを食べたい
あと芋圓のぜんざいカキ氷と、他にも食べてみたかったお店のものを食べたいわ。



さて、九份にも行って、
茶芸館でゆったり過ごせて、
あとは茶器セットを買えば完璧!!

ということで、茶器を求めに台北に戻り雑貨屋さんへ。


最後にいいお店に行けたの
友達藝品(ヨウダーイーピン)というお店。


茶器セットは欲しいけど、ちゃんとしたのを買うと1万円以上してしまう。

そんな高いものは使いこなせないから、
ほどほどな値段のものを探していたらこのお店にお手頃価格の茶器セットが

白地に金のお花柄の茶器セットを購入

藍色に金のお花のものと迷ったんだけど、結局は白にした。
素敵な模様のものが多かったな。ドラゴンが描かれたやつとか。
いかにもな感じだったからやめたけど。


ついでにもう一つ、桃の絵の茶器も。

大学の時、友達と香港に行った時に訳も分からず買ったものが
茶器セットの一部だったの。
今回同じ柄がたまたま売っていたので、この際だからと全部揃えちゃった


あと翡翠のお花のブレスレット。
持っているゴールドの時計に合わせて付けたくて。


カラフルでかなり凝っていて可愛かった豚の置物も。

すごく細かくて可愛いんだけど、伝統工芸なのかけっこう高い。
オスとメスがいて、二つ買ったら1万円近く…
でも表情にやられて買っちゃった。
メスなんか頭に花を乗せていてものすごく可愛いの



雑貨や食器、大好きなんだけど日本ではもう買わないって決めたんだ。

海外行った時に記念として買うことにしたので、
今回久々の買い物だった

いろんな国の置物や食器が自分の家に混在しているのはすごく楽しいし、
大切に扱える
買った時の旅のことも思い出せるし。



買い物も目的を果たし、一度ホテルへ。


もう台湾最後の夜


前日とは別の夜市、
饒河街觀光夜市(ラオハージェーグァングァンイェシー)に向かう








士林夜市と並んで2大夜市と言われているみたいなんだけど、
私は士林夜市の方が好きだった。


でも、この夜市の外れにあるお寺は本当に、本当に素晴らしかった!!
前日行った龍山寺よりもっと派手!!


松山慈祐宮(ソンシャンツーヨウコン)というお寺。





彫刻が細かすぎというほど細かい。
きらびやか
華やか





とにかく本当感動した。





写真撮ったんだけど、ちゃんと仏様に挨拶してから写真撮ったくらい。
なんか失礼な気がしちゃって
でも写真には収めておきたいし。


けっこうギリギリの時間だったから全て見て回ることができなかったので
次回は絶対にもう一度見に行く!!
お昼の姿も見てみたいな。



九份からいろいろ食べ続けていたからあまりお腹空かず
結局最後の夜もちゃんとしたお店には入らずに庶民的なお店で締めた。

夜市でニラまんじゅうと、
胡椒餅という肉まんみたいなのを食べ、
最後に臭豆腐という独特の臭いのする豆腐の鍋みたいなものを食べた。
辛いチゲスープに厚揚げと春雨を入れて煮た感じ。


メニューに鴨血って書いてあったのを注文した私たち。

店員さんが心配そうに「ヤーシー、ヤーシー」って言ってきたんだけど、
全く何を言っているのか分からない。

英語で話して、って言ったんだけど話せないらしく、
しきりに「ヤーシー、ヤーシー」って言ってくる。

他のお客さんも何ごと?って感じで見てくるし。


結局何が言いたかったのか分からないまま運ばれてきたものを食べた。

多分、鴨の血って漢字で書いてあるから肝臓か何かじゃん?ってことで解釈。

確かにレバーっぽいもの入ってたし。何か他の部位だったのかね。
ま、おいしかったからいいや


台湾の人は本当英語が通じない。
自分もそんなに話せるわけではないんだけどさ。
ま、こういう言葉が通じないのも外国に来た感があって面白い

日本に来る外国人、すぐ英語を使うから
日本に旅行しにきたなら日本語勉強してこい!!と思っていた自分。
でもいざ自分が反対の立場になると英語に頼ってしまう。
何だかなぁ…



最後にマッサージへ。

どうしても足ふみマッサージを体験したくて足ふみマッサージをしているお店へ。


すごく気持ちよかった~

特に温湿布っていう蒸しタオルも何枚も体に重ねてマッサージされるのが
いつの間にか寝てしまっていたよ


終わった後はかなり体が楽に
2時間半近くマッサージしてもらったのに7000円くらいだよ…
日本でマッサージ行けなくなるわ。

閉店間近だったのに予約受けてくれて終了したのが2時半!
でも嫌な顔せず対応してくれた店員さん。
申し訳なかったのでチップとしてちょっと多めに代金払った。それでも安いし。

前日のマッサージ店より私的に良かったので
次回、台湾に遊びに来た時にまた行きたいな





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