ねこやしきさらのおうち

最近は別宅の保管庫になっています
動物たちは相変わらず元気です

Bんぽあん(2-7)

2008年03月02日 | 温泉と蕎麦
私の今日のお目当ては、白い蕎麦であった。前回味がしなかったのは、舌の鈍さがあったのかもしれないと思ったからだ。で、白いのと黒いのと両方を食べようと決めていた。で、日本酒を飲もうと。だからお腹をすかせて行ったのだ。女将に相談したら、蕎麦掻食べてそれやると食べきれなくなるだろうとのことだったので、蕎麦掻はあきらめて、辛汁さんちに載っていた子持ちこんにゃくを頼んで、それを日本酒のアテにすることにした。写真は、日本酒「夜明け前」と、わさびの芽と、いぶがりっこ。あー、みやびはその辺に写っていますが、無視してくださいね。



どちらも、酒のアテには最上である。わさびの芽のあおさと、いぶがりっこの燻製の風味が何とも言えず、よい。

「今日は誕生日なんですよ。だからここに来ようと思って」と正直なところを言うと、女将は「ハッピーバースデー」と、お手製の鴨の燻製を出してくれた。いや、そういうつもりではなかったのだけど。で、鴨だったので、趣味の悪いさらねこは、ねこなで声でみやびを呼び、例のごとくみやびとツーショットにしてみた。題はね、えーと、「おとりとおとりの燻製」ってのはどう?



この風味は、ロシアを思い出させた。悪いが、あの国はこと肉(とじゃがいもと麦類)にかけては日本より質量ともにはるかに上である。変なものが入っていない、純度100%の質を誇る。質のいいものは、主婦たちの厳しい目を経た市場の競争を勝ち抜いて売れていく。それを髣髴とさせる味だった。やっぱり手作りが一番である。女将の腕を感じた。燻製はいい香りがする。

で、子持ちこんにゃくが来た。



こんにゃくとめんたいが何かのだしと一緒になっている。上に味噌がちょんと乗っている。これは自家製ではなくて、出来合いのものを仕入れているのだそうだ。辛汁さんが書いていたが、これだけで随分酒が進みそうだ。味はうまいが、でも、私には甘すぎるように感じた。うーむ、やはりここまでの他のアテがすごすぎたってことだろうか。
コメント    この記事についてブログを書く
« Bんぽあん(2-8) | トップ | Bんぽあん(2-6) »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。