ねこやしきさらのおうち

最近は別宅の保管庫になっています
動物たちは相変わらず元気です

いきつけの蕎麦屋

2009年01月09日 | 温泉と蕎麦
年明けで初めて行った。仕事帰りには、ここが一番便利がいい。今日は折りしも、十日戎の初日。近くの神社は大賑わいだ。

去年の十日戎の記事はここ

がらっと戸を開けると、あら、いるわいるわ。「へえ、商売繁盛してますね」と私。カウンターのいつもの席に陣取った途端、がらっと戸をあけて二人組が入ってきた。私は今日は温かい天ぷら蕎麦を頼んだ。矢継ぎ早に注文が入るものだから、大将は忙しそうである。しかしまあ、惚れ惚れとする手つきでさばいていく。動きに無駄がない。大きな動きと小さな動きの釣り合いがとれていて、見事だ。だから私はカウンターに座るのが好きなのだ。

蕎麦を食べ終わって、「ごちそうさま」と言うと、「えべっさん、行った?」と大将が聞いてきた。仕事帰りで直接ここに来たから、明日見にいこうかと思うと答えると、ふと上を見るので、視線の先を見たら、まあ、もうそこにはちゃあんと買われていたのだ。「あ、早速ありますね。とすると、今日のこの入りは、えべっさん効果ですかね。」大将は「今日買いに行ってきたん」と言い、顔をほころばせた。

景気が厳しくても生き残ってほしい店だなと私は思っている。えべっさん、頼みますぞ!
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