昔大好きAVライフ

昔の音楽などに興味のあるAV大好き人間です.念のためにAVとは「Audio Visual」の略です.

「疑わしきは罰せず」

2007年10月16日 | 談話
女性暴行で逮捕された男性は,実は誤認逮捕,服役後に無実と判明.
実にやるせないニュースです.

冤罪はあってはならないこと.今回,冤罪で刑務所に入った柳原さんならびにその家族は非常に大きな苦痛を強いられました.
しかし,取り返しのつかないその苦痛を与えた,警察,検察,裁判所側が「業務上過失」として犯罪者扱いされないというのは不思議です.「裁量権」の範囲内ということなのでしょうか.
明らかにミスを犯して,人を傷つけているのですがーー. 

冤罪が明らかになった場合,警察,検察,裁判所側の猛省だけではすまされません.関係者に対するきびしい処分が必要ではないでしょうか.無実の人を強制的に刑務所に送った罪は大きい.

「疑わしきは罰せず」を徹底していれば,こういうことは起こらなかったと思います.



(10月10日15時31分配信の時事通信より)
女性暴行事件で富山県警に誤認逮捕され,実刑判決を受け服役後に無実と判明した柳原浩さん(40)の再審判決公判が10日,富山地裁高岡支部で開かれ,藤田敏裁判長は「被告人が犯人でないことは明らか」と述べ無罪を言い渡した.
検察側は控訴しないことを決め,逮捕から5年半かかって柳原さんの無罪が確定した.
藤田裁判長は,再審公判に提出された大津英一被告(52)=公判中=の調書や,事件現場に残された足跡に関する資料などの証拠から,柳原さんが起訴された2事件について「各犯行の真犯人は大津被告と認められる」と認定した.
さらに,犯行時刻に柳原さんが自宅で電話をかけていたことを示す通信記録などから,アリバイが成立するとして,犯行を自白した柳原さんの供述調書は「信用性がないことは明らか」とした.
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする