弟思い ☘

キョン太は警戒心なくゴロゴロしてたんですか？




「僕はちゃんと警戒してました　」




「カラスやキツネが襲ってこないか

　しっかり見ながらゴロゴロしているんです　」

＜それは失礼しました　＞




「さくら～　交代の時間です　」




「エッ　」




「もう交代の時間ですか　」




「もう少し遊びたかったけど　交代しますか　」




「キョン太の監視も大変です　」

＜小太郎とさくらはキョン太を交代で見ていてくれてたんですか？　＞



「そうですよ　」




「キョン太はどこへ行くか分りませんから　」

＜母ちゃんはチャミの散歩に付き合ってたからね　＞



さくらもしっかり　監視してますね




「小太郎～　一人じゃつまらないです　」

＜さくらからのヘルプの声の様です　＞



最終的には二人で監視です

＜キョン太が来てからみんなしっかりしてきましたねぇ　＞



「母ちゃんがいなくても　全然一人で平気でしたね　」




「僕も大人になりました　」




「今度抜け出して　散歩コースに一人で行っちゃいましょう　」




キョン太…　さくらと小太郎が守っていてくれたんですよ




だから　安心してゴロゴロしていられたんですよ




「そんなことは無いです　」




「僕は大人になったんです　」




「気がついていないとうい事は　幸せなことですねぇ～　」

＜じゃあチャミが今度は付き添ってください　＞



「お断りします　」

＜エッ？　＞



「チャミは家の中でキョン太の相手するだけで十分です　」

＜そっ　そうだよねぇ　＞



と言うことなので

さくら　小太郎これからも外での監視お願いしま～す




おやすみなさい

気分だけでもと ・ ・ ・

今日も良い天気




チャミは美味しく




草を食べます





「良いなぁ　」




「僕もお外で草を食べたいです　」





「そしてチャミ姉ちゃんのように　」




「草の上を歩きたいです　」





そうかぁ　草の上を歩きたいんですかぁ




でも大丈夫　そうだと思って母ちゃんは良い物買ってきました



「良い物？　」




ジャーン　人工芝です

＜どうですか？ キョン太　歩いてみて下さい　＞



「それでは歩いてみましょう　」




「うんうん　」




「ほぉ～　こんな感じですか　」

＜どうですか？　＞



「なるほど　なるほど　」

＜外の草の上を歩いている気分ですか？　＞



「なるほどねぇ　」

＜アレ？　どこ行くんですか？　＞




「やっぱり外の草とは　違う気がします　」

＜良い考えだと思ったのになぁ　＞



「その草は食べられませんからね…　」


なるほど…　問題点はそこでしたか

今度周りに猫草でも置いてみましょうか…




おやすみなさい

ちゃんと見て！

「　・　・　・　　」




「　・　・　・　　」




「う～ん　　」




「　・　・　・　　」




「う～ん　　」




「　・　・　・　　」





「お兄ちゃん　さっきから何唸っているんですか？　」




「チャミ　さっきから怪しい人がついて来るんです　」

＜怪しい人？　＞



「お兄ちゃん　逃げましょう」




「そうしましょう　」

＜まっ　待ってぇ～　＞



「まだついてきます　」




「チャミ急いで逃げろー　」

＜　・　・　・　　＞



「怪しい人は…　」




「もう居ないようですね　」




「母ちゃんも気を付けてください　」




「最近　物騒ですからね　」




「やっぱり　玄関以外は行かない方が…　」





「母ちゃん…　また怪しまれたんですか？　」




「よっぽど変な格好してたんですね…　」

＜してませんよ　＞




おやすみなさい

女子力高し！

今朝も天気が良くカモも仲良く散歩…　と見ていたらいつもと何かが違います




今日はオスが２羽です

＜メスはどこへ行ったのか…　そしていつの間にオスが増えたのか…　＞



と　疑問を抱きつつ朝の散歩です

小太郎は一目散で裏の草のある所へ




チャミも一人でお散歩を開始です




が　まだまだ散歩になれていないキョン太は母ちゃんの監視付きです




「僕も一人で大丈夫なのに…　」




「母ちゃんは過保護です　」

＜過保護過ぎで丁度良いんです　＞



部屋の中なら　どこへ行っても良いですよ




「お外で走り回りたいです　」




走り回りたい？




やっぱり監視はまだまだ必要ですね




その後タワーに登り




寝はじめたのですが




寝る前に大あくび




そして思いました




あくびの後は　舌が出ることに…




小太郎はどうでしょうか？




大あくびの後




やっぱり舌が出ます




チャミも舌を出したら決定ですね



「チャミはアクビなんてしませんよ　」




「女の子は人前でアクビなんてしません　」





母ちゃんは人前でもアクビしちゃうけど

女子力はチャミの方が上の様です




おやすみなさい

久しぶりの青空

昨日までとは打って変わって　良い天気

＜少し暑いくらいでした　＞



キョン太もご機嫌




チャミもめっちゃご機嫌




小太郎は草を




食べた後は




家の周りの警備です




「後のことは任せてください　」



それでは小太郎に警備を任せている間

チャミとキョン太を遊ばせましょう


いつもは微妙な距離のチャミとキョン太ですが



久しぶりの天気に急接近




でも　この時だけで後はまた

＜チャミ　そんな怪訝そうな顔でキョン太を見ないで…　＞


微妙な距離に戻りましたが…




チャミが散歩コースに行ってしまい　キョン太も行きたそうにしたのですが

勇気が出ない模様です




散歩コースに行けないストレスを　玄関前でゴロゴロで発散




結果　リードで体がぐるぐる巻きになっていました

＜これを自業自得と言うのでしょうか　＞



キョン太がぐるぐる巻になっている時

小太郎とチャミが何かを待っています




さくらの散歩のお出迎えでした




みんなにお出迎えされたさくらは




キョン太を枕に休んでいました

＜さくらはいつからそんなに偉くなったのでしょうか？　＞



そんなこんなで　しばらく天気が悪かった分

いつもより長い散歩の日でした　あ～疲れた



おやすみなさい