弟思い ☘

キョン太は警戒心なくゴロゴロしてたんですか？




「僕はちゃんと警戒してました　」




「カラスやキツネが襲ってこないか

　しっかり見ながらゴロゴロしているんです　」

＜それは失礼しました　＞




「さくら～　交代の時間です　」




「エッ　」




「もう交代の時間ですか　」




「もう少し遊びたかったけど　交代しますか　」




「キョン太の監視も大変です　」

＜小太郎とさくらはキョン太を交代で見ていてくれてたんですか？　＞



「そうですよ　」




「キョン太はどこへ行くか分りませんから　」

＜母ちゃんはチャミの散歩に付き合ってたからね　＞



さくらもしっかり　監視してますね




「小太郎～　一人じゃつまらないです　」

＜さくらからのヘルプの声の様です　＞



最終的には二人で監視です

＜キョン太が来てからみんなしっかりしてきましたねぇ　＞



「母ちゃんがいなくても　全然一人で平気でしたね　」




「僕も大人になりました　」




「今度抜け出して　散歩コースに一人で行っちゃいましょう　」




キョン太…　さくらと小太郎が守っていてくれたんですよ




だから　安心してゴロゴロしていられたんですよ




「そんなことは無いです　」




「僕は大人になったんです　」




「気がついていないとうい事は　幸せなことですねぇ～　」

＜じゃあチャミが今度は付き添ってください　＞



「お断りします　」

＜エッ？　＞



「チャミは家の中でキョン太の相手するだけで十分です　」

＜そっ　そうだよねぇ　＞



と言うことなので

さくら　小太郎これからも外での監視お願いしま～す




おやすみなさい