ねこってdeふぇっと

ほんのり、ぽんやり

竜頭蛇尾

2024-04-22 09:31:06 | ふと思った日々のこと

竜頭蛇尾:最初はとても勢いがあるのだが、終わりに近づくと蛇のしっぽのように細く衰えてしまうこと

 

朝ドラは毎回なんとなーく見てしまう番組のひとつ。
でも途中からもういいや、ってつけているだけ、というときもあり、ガッツリ、リアルタイム視聴して録画までしてもう一回見る、なんてときもあり。

今回のは・・・面白いですねぇ。

 

前回のブギウギ。


当初、主役の趣里さんの演技力が、七光りでの抜擢? なんて仰る投稿を当初見かけましたが私は最初から全くそうは思っていなくて、
いや、すっごく頑張ってはるやん、上手やん、って楽しく、最初から最後までガッツリと見ました。
面白かったですよ?
筋書も、舞台シーンも素晴らしかったと思う。

でもなんというのか、ワテ、とか、でっか? っていう大阪弁がどうもうまく受け入れられずでした。

あの当時の女子や主役のモデルの方は本当に使っていたのかもしれないけれども、いまどきだとあのしゃべり方はしないので。
「極端な大阪人をあらわすときに使う言葉」をつかっていらっしゃるという感覚から抜けきれなかったのです。
要は「ワタシ中国は広島生まれあるね~(懐かしのゼンジー北京さん 笑)」に近い印象。
時代劇だからといって、当時の武士言葉をまるっと再現しなくちゃいけない、って話ではないですよねぇ、なんとかならなかったのかなぁ?
役者の演技力以前の問題で、「それはなんか違うのでは?」感がいつもどこかにあって落ち着かなくて。

 

で。今回の「虎に翼」ですけれども。

主役の伊藤沙莉さんは「ひよっこ」のお米屋さんのお嬢さん役で初めて知った女優さんでしたが、
私の中で深く印象づいたのは

「映像研には手を出すな」

というアニメの主役の声を担当なさった、その演技でした。

すっごく沢山の文字数の台詞を、立て板に水のごとくさらさらと、しかもわかりやすい活舌で喋りまくる。

「虎に翼」の寅子さんも「はて?」の後に、結構早口でまくし立てるような台詞が多いですけれども、それを彷彿させる感じです。
いつも朝ドラ見ながら、浅草さん(映像研・・・の主役の名前)を思い出してしまう私。
Amazonプライムで見れるそうなので、もう一度最初から見直そうかなぁ・・・♪

(ちょっぴりクセの強い絵柄なので好悪は分かれるところかもしれませんが、沙莉さん好きな方は「映像研・・・」のアニメ、おすすめです😊)

その後、「経費では落ちません」の新人OLさん役も、「光源氏くん」の主役も(あ、なんかぜーんぶNHKがらみだわ笑)
どことなくほのぼのしていて、好感度高いなぁって思っていました。

どの朝ドラも主人公が若い間の話は勢いがあって楽しいのだけれども、中高年になってくると失速する感じが否めないので
「虎に翼」、世代的にはこの後、当然戦争もありますし、どういう感じで進んでいくのやら。

このまま絶好調に進んで欲しいなぁ。朝から楽しいドラマ見られると、一日ウキウキから始まりますから。

 

コメント (2)