1月31日(金)は和歌山県田辺市にある富里小学校の授業で
“輝く未来へ”というタイトルで
命の大切さを伝える講演コンサートをさせていただきました☆
神戸から朝の満員電車を乗り継ぎ いざ” くろしお” へ
初めてひとりで くろしおに乗るので ドキドキしてたら
なんと同じ電車にいとこが乗っててビックリ
あまりの偶然にお互い驚きすごく心強く、
デッキでおしゃべりしてパワーをもらいました
くろしおに乗ってから 2時間ほどで 紀伊田辺駅に到着
以前、咲楽小学校にいらっしゃった時も 呼んで下さり
お世話になった笑顔の優しい校長先生が自ら運転してお迎えに来て下さり
のどかな風景に心癒され、
「うちの亡き祖母も和歌山の田辺の出身だったんですよ」とお話して
地名を言うと 今はその名前は変わったけれど ちょうどこの地域が
祖母の生まれ故郷だとわかりびっくりしました。
私に初めておもちゃのピアノを買ってくれた大好きなおばあちゃんだったから不思議。
昔、コンサートを見に来てくれた、今は亡き叔母と共に 天国からパワーを送ってくれてる気がしました
自然豊かな山の中をどんどん進み、紀伊田辺から50分、ついに富里小学校に到着
早速、おいしい給食がお出迎え
なんと牛乳をホットとアイスどちらか選べるらしく
素晴らしい心配りに 生徒さんを思う富里小学校ならではの優しさを感じました。
冬野菜いっぱいのカレーライスとフルーツポンチで お腹いっぱい大満足
とってもおいしかったです、ごちそうさまでした
体育館へ行くと 大きくタイトルも書いてくださっていて素敵に準備万端。
全校生徒26名に加え、隣の三川小学校の生徒さんたちや保護者のかたがたも見に来てくださり、
午後2時15分スタート
アットホームな中でのコンサートでは
自然の中の学校ならではの見たことない虫さんも鍵盤に登場してくれたり(笑)
アクシデントや笑いもありつつ
なごやかながらも 地震の時のことや防災のお話、
震災復興の為に作曲し賞をいただいた『Twinkle memory & Bright future~きらめく想い出・輝く未来~』を
映像に合わせて弾かせていただいたり
辛いことがあっても乗り越え、夢を叶えるための『心のノート』のお話やリクエストコーナーなど
いろんな体験を音楽と共に伝えさせていただきました。
一人ひとりが今や命の大切さを感じてくれていたらいいな。
今回、阪神淡路大震災の私の実話“さっちゃんとピアノちゃん”は
かわいい女の子達が 心をこめて大事に読んでくれました。
あまりに上手だから当時を思い出して泣きそうになったよ。。
みんな、ほんとうにありがとう
ピアノを弾いてみたい生徒さんたちとの即興連弾も
それぞれの性格の表れる素敵な曲が生まれ、みんな喜んでくれたようで本当に楽しかったです
最後に『はるかのひまわり』の種をプレゼントして バスを見送りました
震災から19年もたつと、
もう亡くなった語りべさんもいらっしゃいます。
世代によって感じてきたこともまた違うと思うので
これからもピアノと共に 自分自身の経験から学んだ大切なことを伝え、
みんなの命と、輝く笑顔のために少しでも役にたちたいと あらためて感じました。
これも聴いてくださるみんなのおかげで
自分の居場所を感じられるからこそなので、本当に感謝です。
ほんとうにありがとうございます(←このピアノの絵文字、今回記念に初めて作ってみました)
富里小学校との出会いは
以前、校長先生がまだ他の学校で教頭先生をされていた頃、
NHKで私の活動が紹介されたニュースをみて問合せして呼んでくださったことがきっかけでした。
こうして新しい学校に変わっても また呼んでくださり
片道50分もの送り迎えをしてくださる行動力ある校長先生は、
生徒さん一人ひとりへの愛情があるからこそできることだと思い、頭が下がります。
大きな愛情をいっぱい感じられる生徒のみなさんは幸せものだなぁと思いながら
紀伊田辺を去るとき、『えん』というお店発見
この日はどこまでもご縁を感じさせられる不思議な一日でした。
優しさいっぱいの和歌山がまた好きになりました。
お聴きくださったみなさん、お世話になった富里小学校の先生方、
そして校長先生、ほんとうにありがとうございました。
これからもみなさんの毎日が輝きますように
追伸・このコンサートの様子が 2月2日の紀伊民報で紹介されるそうです。
よかったらぜひご覧くださいね☆
深いご縁でした。
久々に再会した校長先生や
出会う全ての方々があたたかくて
故郷へ帰ってきたような不思議な気持ちでした。
またみんなに会いたいです(^-^)v