朝の通勤電車のなかでのことである。
きょうは、予報によると、夕方は雨らしいが、朝は大変に日差しが強く、晴天といってよい。
さて、斜め前ですわってる人が眠っていた。
私から見て右側から日差しが当たってい、右半分だけ、首筋やら額に、玉の汗である。気の毒に思ったが、深く眠っておられるようで、起きられる気配はない。
しばらくしてみると、日差しがさす方向が変わっていて、今度は、反対から、つまり私から見て左側から日差しが当たっていた。左半分だけ、首筋やら額に、また玉の汗である。右部分の汗はひいていた。
少しおかしかった。
さらに、しばらくしてみると、今度は、日差しが翳っていて、汗はすっかりひいていたようだった。反応が実に見事だと思ったしだいである。
太陽と地球の関係をそこにみた気がした。まるで机上実験のようであった。
きょうは、予報によると、夕方は雨らしいが、朝は大変に日差しが強く、晴天といってよい。
さて、斜め前ですわってる人が眠っていた。
私から見て右側から日差しが当たってい、右半分だけ、首筋やら額に、玉の汗である。気の毒に思ったが、深く眠っておられるようで、起きられる気配はない。
しばらくしてみると、日差しがさす方向が変わっていて、今度は、反対から、つまり私から見て左側から日差しが当たっていた。左半分だけ、首筋やら額に、また玉の汗である。右部分の汗はひいていた。
少しおかしかった。
さらに、しばらくしてみると、今度は、日差しが翳っていて、汗はすっかりひいていたようだった。反応が実に見事だと思ったしだいである。
太陽と地球の関係をそこにみた気がした。まるで机上実験のようであった。