質問者:ハイル禅師 米長邦雄氏の書籍「運を育てる」とは
徳を積むことでしょうか?
私:基本的には徳積みによって幸運を享受できるようにする
解釈で大丈夫です
将棋の棋士だった米長邦雄氏の書籍を数冊読みましたが
「運を育てる」という本もありました
自分が謙虚になって反省して初心に戻り最善を尽くすなども
書かれていたが 実際に米長氏は若い棋士達に頭を下げて
研究会に入れてもらった特訓の成果で五十歳で名人に
なれたのであります
運を育てるとは徳を積む以外に謙虚になる心構えも確かに
大切であります
高齢の棋士になると気力と体力の減退や生活の安定感等により
悪癖は治らず真摯に努力する情熱も姿勢も失われていくモノです
初心に戻って若返りを果たした米長氏は素晴らしい復活劇を
遂げましたが 一方で酒池肉林好きの悪癖である「女癖」は
治りませんでした
中原誠氏が米長氏の弟子の林葉直子さんに手を出した時も
中原氏を擁護したぐらいであり女遊びは男の正当な甲斐性に
因るとする考えがあった為です
人間とは正しい考えと誤った考えが常に同居していますが
自分の性癖を正当化したい男性は沢山いると思います
ただ人間がいかに正当化しても天地の法則から観て間違った
行為であれば 劫を積みますので寿命が削られてしまうのです
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