宗教の定義

質問者：ハイル禅師　私の祖父の霊は天国や地獄はないけれど
自分に合った社会で生前と同じ仕事をしているそうですが
宗教の定義は正しいのでしょうか？

私：キリスト教系の宗教でも天国と黄泉の世界だけで
地獄は世の終わり以降に行く世界だと定義されるように
実際の霊界の実情と地上の人間の解釈に乖離がある部分も多い

霊界は天国・中有・地獄と大きく三つに分かれており
現時点では八十段ｘ三の二百四十段に迫る勢いで増えている

自分が死ぬと可もなく不可もなく普通の生活を送った人は
普通の霊界に行きますが　そこは中有界と呼ばれます

中有界に入った霊は自分の前後の霊層の環境しか認識出来ない為
物凄く上位や物凄く下位の霊界の状況がまったく分からない

だから天国や地獄はないと言う　高級霊でさえ地獄はないと
主張する霊もいる

厳密に霊界は峻別された奥行きを伴った階層社会であり
天国と中有と地獄では星も違うので霊人も知りえない

しかし徳を積めば隣接する少し良い世界に昇格する
し悪想念を持てば少し悪い世界に堕ちるというのは
霊人の誰もが分かっています

日本人が他県の生活レベルは何となく理解できても
ケニアの生活レベルが分からないのと同じ理屈なのです