車イスで富士山‼️

76歳要介護5、車イスの父の冒険。
現在、施設入居中。

スケッター

2022-04-29 23:55:00 | その他
最近、スケッターにハマっている。

介護の有償ボランティアなのだが
これが、私にはもってこい。

色んな施設を見るだけではなく
職場体験をすることもできるからだ。

しかも、謝礼金も発生するので
時間も無駄にはならない。

なるべく多くの施設に出向いて
沢山レポートを書こうと思う。

そうすることで、介護業界に少しでも貢献できたら。
そんな思いでやっている。

有償ボランティアの種類は様々で
なんの職種でもこだわらないが
ネイルができたら1番嬉しい。

福祉ネイリストだし
自爪育成ケアリストなので
皆様の爪を健やかに美しくしたい。

そろそろコロナも落ち着いたし
そちらの営業もしていかないとなぁ。





まねきねこ

2022-04-26 23:55:00 | お出かけ
近所に出来た、まねきねこ(カラオケ)へ。

娘と試しに1時間だけ
父を連れて行ってみた。

まず、ビルに入るのに大きな1段。
電動車イスだと段差が大変だ。
隣のファミリーマートからの扉で入ると段差はない。
注意が必要だった。

車イスだからか、7〜8人入れる部屋に通されて
食べ物も沢山持ち込み
父はそこで夕ご飯を食べた。

歌も加山雄三とか3曲ほど歌い
施設で歌う時の練習になった。

意外にもう少し長く滞在出来そうだったので
今度はもっと長くチャレンジしてみようと思う。




再びディズニーへ‼︎

2022-04-21 23:55:00 | お出かけ
なんと、また行ってしまいました〜

まさかの娘のお誕生日インです。

父も、ソアリンにもう一度乗りたいとのことで
シーのパスポートを買いました。
介護度ではなんの優待もないので、正規料金です!

9時開園で着いたのは10時近かったかなぁ。
もちろん、駐車料金も全額支払いです。

着いて直ぐに父はお手洗いへ。
その間に携帯で怒涛のエントリー&抽選をしました。
今現在のディズニーリゾートでは、この携帯のアプリを使えなくては何もすることができません。
お年寄りとかどうするんだろう…

とにかく、格闘すること15分
ショー関係は3つ全部
キャクターグリーティングはミッキー以外の全て
アトラクションのスタンバイは何も取れませんでした。

それでも、車イスなのでショーとキャラグリ中心に
ほぼ全て楽しめるというスケジューリング。
それと、メインイベントの娘のバースデープランをミラコスタホテル内レストランでする予定(前もって予約済)です。

しかし、当日は夕方から豪雨の予報。
タイトに夕方までに全てを終え
17時には帰路につくように頑張りました。

まず初めに行ったのは、トイストーリーマニア。
3年前に連れて来た時は混んでいて父は乗れなかったので、一か八かチャレンジしてみました。

車イスのまま乗れる数少ないアトラクション。

スタンバイパスなしで15分待ちだったのに
キャストの説明でほぼ30分経過…
そして、車イス用は30分に1人ということで
結局、乗車までに結構な時間が掛かりました。
父の後に車イスの方が2名待っていらっしゃったので
皆乗り終わるのにはどのくらい時間が掛かるのでしょう。
ここにバリアフリーとノーマライゼーションの違いを
またもや認識してしまいました。
ディズニーのような車イスの人も沢山訪れる場所は
アトラクションもユニバーサルデザインにした方が
より多くの方に楽しんで貰えると思うのになぁ。
この話は長くなるので、またにします。

専用乗り場にて。

専用車イスに乗り換えて乗車。
もちろん、娘と同乗です。
ゲームも、紐を引っ張らなくても
上のボタンでも発射するように工夫されてました。
乗車後は、アトラクションの性質上横揺れが凄くて
自分の車イスじゃなかったのもあり
こんなに身体がズレてしまいました。

私が隣に乗るべきでしたが
娘がなんとか位置を変えて事なきを得ました。
ちょっと危なかったです。
多分、このアトラクションに要介護5で乗車したのは
後にも先にも父くらいかと。笑
何気に父の命中率も高くて驚きました。
本人も楽しかったそうで、良かったです。
一生に1度の思い出になりました。

思いの外時間が掛かったので
キャラグリのミニーちゃんは諦め
お子さん向けのショーも観るのを辞めて
20周年の記念ショーへ。

席は当たっていたのですが
そこに車イスで入れるのかわからず
ドキドキして行きましたが
ちゃんと車イス用の席が用意されていました。
が、そこも数席しかなかったので
車イスの方の団体が来たらどうするのかなぁと
またもやノーマライゼーションについて感じてしまいました。

娘は当選した席の方が前だったので
1人そちらで鑑賞。笑
内容はとても懐かしく感動で涙しました。
(私は元マニアでかなり通っていたので)

その後はキャラグリに行き、ドナルドと。


バニーちゃんもいました。
ちゃんと、父の方を向いてくれています。

それから、ホテルのレストランに行こうとソアリンの前を通ると、なんと15分待ち!!
スタンバイパスがなくても、無事に乗ることが出来ました。

ソアリンの乗り場までの専用ゾーン。

これは父も以前に乗ったことがあるので
車イスからの移乗等、スムーズにすみました。
まさかもう1度乗れると思ってなかったので
父も大感動でした。
ありがとう、ソアリン。

最後はメインの娘のバースデー。


貴重なお誕生日の1日を
父と私と過ごしてくれて感謝です。

新しく発売されたレインボーカチューシャと。

ほんとにありがとう。
そして、成人おめでとう。

その後、ビッグバンドビートを鑑賞して
雨が降る前に帰宅しました。

また父を連れて行けたらいいなぁ。


ちゅーりっぷ

2022-04-19 23:55:00 | お出かけ
東京でチューリップといえば、昭和記念公園。

うちからは車で1時間とちょっと遠いのですが
父の調子がいい日に連れて行きました。

昭和記念公園には3つの駐車場があり
行くところに合わせて使い分ける必要があります。
そして、またもや障がい者手帳があれば無料でした。
どうして介護ではそのサービスがないんでしょう。
車イスだからといって、特別優遇はされません。
常に普通の料金を払ってます。
今回も、電子マネーにも対応する新券売機で
チケットを購入し入園しました。

平日でしたが、チューリップの見頃だったので
人も結構いて、園内には親切に表示がありました。
チューリップソーダなるものもあるらしいです。



チューリップガーデンに到着し、まずは記念写真。
父も最初はそんなに興味ない感じでしたが
想像より色とりどりで広範囲にわたったチューリップで
機嫌が良くなりました。





ピークは少し過ぎた頃ですが、満開です。




ある程度、鋪装してあったので
父もなんとか電動車イスで自走できました。
すいすいと移動して楽しそうです。

チューリップソーダで乾杯。
父はイチゴ🌷を飲みました。


お昼に、売店でみそポテトと黒やきそばを買って食べました。(自助具は持参)
立川で何故か秩父フェアをしていた不思議…

隣の車イスの方がいたご家族が
「遺影を撮らなきゃ」と連呼されていたので
父と目を見合わせてしまいました。
その車イスの女性がお気の毒でした。


どこでもドアがあり、なんだかフォトジェニック。

最後は、父とふざけてマスクを取り遺影撮影した1枚。


14時の訪看訪問までのわずかな時間でしたが
チューリップを大満喫して
心満たされて帰宅しました。

公園は多機能トイレも必ずあるので安心です。

空色ポルテのお陰で、こんなに遠出もできて
改めてカーショップいばらきさんに感謝し
来年もチューリップを見せたいと強く願いました。





ぼけますから、よろしくお願いします。

2022-04-15 17:23:00 | その他
なんとも衝撃的な題名のこの言葉は
監督が実際にお母さんに言われたひと言だ。

ずっと気になっていた映画を観てきた。
田端にあるシネマ・チュプキというユニバーサルシアターで。



今回の〜おかえりお母さん〜の続編と
数年前に公開された前作も合わせて上映され
なんと本日15日は監督の舞台挨拶もあるという。

これは絶対に行きたい。
でも定員数20名程の小さな映画館で、もう既に予約は満員。
キャンセル待ちをしても、空きが出ましたメールが来て
すぐに予約をしないと、また満席になってしまって
いかに早く反応するかの戦いを4〜5回繰り返し
やっと予約をゲットした。

その上、午前中は山手線が全線運転中止しているという
なんともアメージングな展開で
途中からアプリでタクシーを呼ぶということに。
タクシー乗り場の行列に待つ余裕がなかった。
それでも前作の10分ほど見逃してしまい、がっくり。

そんなバタバタでやっと観ることができた映画は
とても静かに時間が流れていた。
遅れて入った私も、すぐにこの家族の物語に入り込み
ものの数分で落ち着きを取り戻した。

全編、ひとり娘である監督の優しい口調で語られていて
家族を撮る視点にも愛が込められている。
ともすると尊厳という問題にぶち当たりそうな場面でも
包み隠さずありのままの映像が流れる。

これは究極のドキュメント。

ここまでカメラを回すとは
嘘偽りのない本物のプロ意識に脱帽だ。

そして、舞台挨拶でも監督はとても正直に
映画を観るだけではわからなかった感情を細かく伝えられた。
その話に共感し、感動でもらい泣きしてしまった。

コロナ禍やウクライナ侵略などの
辛いニュースばかりの世の中で
家族の変わらない愛情や
日々の生活の積み重ねの大切さを
思い出させてもらえて感謝したい。

特に、元気な頃の家族の映像や写真が沢山使われていて
私たち見る側にも家族の生きてきた歴史がよくわかり
すんなりと感情移入することができた。

私も父の若い頃の写真や話を纏めようと思う。

信友直子監督、素敵な映画をありがとうございました。