車イスで富士山‼️

76歳要介護5、車イスの父の冒険。
現在、施設入居中。

年越し

2021-12-31 23:50:00 | 介護の日常
リビングで紅白を観ながら
🍺で新生姜鍋をつつく。

少しは年越しの雰囲気を味わってもらえた。
でも、介護椅子に座るのも2時間が限界だ。

紅白も面白いところまでは観られず
ささっと近所の蕎麦屋で買って来た
2人前1600円の生蕎麦を湯がき出したら
1人前ぺろっと完食してくれた。
さすが高級蕎麦、良かった。

明日はお屠蘇とお節を出そう。
ささやかな父と私の年末年始。

デイサービスを探して連絡したら
早速、3ヶ日に見学に行くことになった。
またそれもレポートする。

あと少しで新たな年だが
もっと父に楽しんでもらえるように
力を尽くしていこう。

今年もありがとうございました。




デイサービス

2021-12-30 23:04:00 | 介護の日常
本日、今年最期のデイサービスに行った父。

またもや摘便をしてもらえず
医師の指示書があっても
デイサービスの方針で出来ないと
看護師に言われたらしい。
前と言うことが違う、と
ガッカリして帰って来た。

こちらは、主治医に指示書を掛け合い
消化器科で下剤の量を変更してもらい
やるだけのことは直ぐにしたのに
このデイサービスの対応は…
やはり、所詮ピンキリ。

直ぐにケアマネに相談したけど
そう言うなら仕方ないとのこと。
自力で看護師が摘便をしてくれる施設を
探すしかないらしい。

これで困ってる介護者多いだろうなぁ。
今後もこの問題は書いていくつもりだ。

とりあえずは
また訪問看護師に緊急対応してもらい
年明けに自ら探し始める。

父がいない間に
私は7月から5ヶ月振りに美容院へ行った。
パーマするときの耳栓の綿。
これが介護にもいかせないものか。

入浴介護のときに
ちゃんと耳をおさえて
頭からシャワーをかける人が少なすぎる。
やり方にコツがあるのだ。
久々に父の耳の中を見て驚いた。
これはかなり水が入ってしまっている。
あの、美容院の綿。
特別な技術がなくても
入浴時にあれを使えば水は入らない。

まあ、採用してくれる施設は皆無だろうけど
せめて父が入浴するときに持たせようと思う。
そのくらいの自由はあるはずだ。

それにしても、ほんとに
利用者のことを考えてくれている施設が
驚くほど少ないのは何故だろう。
声を上げていかなくては。

2日連続通院

2021-12-28 17:29:00 | 介護の日常
年の瀬に総合病院に父を連れていった。

予約していた内分泌科と泌尿器科。
血液検査と尿検査をして薬を処方してもらう。
しかし、排泄のコントロールは消化器科
指示書や証明書関係は主治医である整形外科医
(4回脊柱管狭窄症の手術をした)だから
またその科を受診して下さいと言われた。

父を車イスで連れて行くのが
どれだけ大変かわかってるのだろうか。
頭に来たので次の日も
予約無しで受診してやった。
予約優先だから、かなり待つのは覚悟の上。
結局、受診まで約2時間待たされた。

主治医の整形外科医が
何で予約外で早く受診したのか
訝しげな様子で尋ねてきたので
*ショートステイで摘便をしてもらうのに指示書が必要
*障害者認定の申請をしたい
*近くの提携個人病院に紹介状を書いて欲しい
などを頼んだのだが
急激に手と会話の機能が低下した父に
脳外科の検査を打診してきたあげく
上記の事項を依頼する私に
「そんなに次々と言わないで下さい」と。
いや、あなたが聞いてきたんでしょーに。
今、言わないでいつ言うんだろう。
また3ヶ月後の受診日ですか。
それで本当に主治医と言えるんだろうか。

とにかく、脳外科のMRとレントゲンを
急遽することになり
その時点でもう4時間オーバー。
それから消化器科に受診し
やっと排泄の下剤などを処方してもらった。
脳と首の検査結果は異常無しで
その点は検査して良かったのだけど
主治医に依頼した3つのことは
結局1つもしてもらえずに帰宅。

一体、何のために行ったのか…
訪問看護師の来る時間になっちゃったから
摘便してもらわないと大変なことになるから
仕方なく帰って来たけども。
この不条理を書き留めなければと
早速、文章化した次第だ。

在宅で介護をしていくには
質のいい在宅医が必要不可欠である。
残念なことに我が街にはそのような医療はなく
わかってて先延ばしにしていた問題に
一刻も早くとりかからなければと
改めてまた身につまされた。

2日にわたり、計5科受診。
もうくたくたである。
それなのに、3科の処方を合わせたものを
薬局に取りに行かねばならない。
(それもやたらに時間がかかる)

こんなに受診しても
いざという時、決して誰も助けてはくれない。
総合病院とはそういうところだ。
早く親身になってくれる先生を探さなければ。

疲れと怒りで疲弊したので
いつも病院帰りに行くファミレスの代わりに
初めて鳥貴族に連れて行った。
ファミレスでも上手く口に手を運べない父が
焼鳥なら自分で食べられると思ったからだ。
確か近くの鳥貴族は1階だったはず。

試しに車イスで入れるか聞いてみたら
大丈夫とのこと。
入口に1段だけある段差も
従業員の男の子が車イスを持ち上げてくれた。
父も機嫌良く、焼鳥を楽しむことができた。

もちろん、アルコールは無しで
そんなに沢山は食べることもなかったが
久しぶりの居酒屋気分を満喫でき
若い従業員の子たちが大変感じが良く
またお正月に来ようねと
嫌な気持ちを切り替えることができた。

ありがとう、鳥貴族。
これでなんとか新しい年を迎えられそうだ。

認定調査

2021-12-27 23:55:00 | 介護の日常
父が動けなくなってから
4人目の介護認定調査員が来た。

1人目は1回目のリハビリ病院に入院中
車イスから動けずに要介護3。

2人目はまだ孫と同居してる時で
なんとか室内を歩行器で移動してて
活力もあり要介護2。

1人目2人目とも男性で
はっきり言って全く介護について
理解してるとは思えなかった。
ただ質問事項を淡々と書き記していくだけ。
2人目に至っては、約束の時間に遅刻…
家がわからず迷ったと言い訳されたけど
普通、地図で確認してから来ないかな。
ましてやお役所仕事なのに。

要介護2だとなにもできないと
ケアマネを通じて区分変更を申請し
3人目でやっと普通の感覚の女性が来てくれた。
ちょうど訪問入浴中で
いかに動かないか直ぐに伝わり要介護3に戻る。

今回、4人目の調査員も
なんと時間に来なかった…
15分経ってから、電話で連絡があり
迷っているので遅くなるとのこと。
男性の声だったので、まさか前の方?と
不審感まる出しの対応をしてしまった。

何度も言うけど
地図で確認してから訪問するのが常識。
わかりにくい住所では、まるでないのだから。
もし、高齢者の独居のところだったら
相手はかなり不穏になるはず。
福祉に携わる者としてどうだろうか。
と、まあ、ちょっと苦言。

私の態度に恐れをなしたか
4人目の調査員は鞄を置くこともせず
父のベットサイドに立ったままで
質問事項をこなして帰って行った。
前の方々よりは
介護について知識があったけど
それ以前の問題がある気がする。

膨大な対象者数で
毎日何名も調査しないといけないから
かなり疲弊してるのはわかる。
しかし、公の対人の仕事で
その人の生活、そして人生がかかっている
ということを忘れては欲しくない。
誠心誠意、真心を込めて調査して
とまではいかないけど
せめて普通に相手の立場になること
そのくらいはして欲しい。

訪問認定調査員から
日本の介護レベルを推定すると
本当に低くて残念だ。
でもそれは、まだこれから良くなる
可能性があるということ。
これからの介護業界に期待したい。
私も微力ながら
書くことで遺していく。

父は今回、客観的にみても
要介護4になると思われる。





便の話

2021-12-26 23:30:00 | 介護の日常
さここ1、2ヶ月、父は便秘に苦しんでいる。
便を自ら外に出す力が弱ってるからだ。

下剤に浣腸に座薬。
全てをしても出ない。

3、4日経つと、お腹が苦しくなり
顔色が悪くなって水分すら飲まなくなる。

ショートステイ先でも
便秘でお腹が痛くなったそうで
しかもそれが日曜日だったので
看護師が不在でなす術もなく
私に病院に連れて行って下さいと
電話で連絡があった。

一体、何のためのショートなのか。
便秘で病院に、とは
父を車に乗せられないのに。
私も用事があるから預けているのに。
安くもないお金を払っているのに。

さすがに腹が立ち
父も帰って来てから
もうその施設に行きたくないと言うので
ケアマネを通してクレームを伝えた。

それから、看護師が座薬や摘便をしてくれ
夜もオムツに排尿させることもなくなり
きちんと尿器対応してくれるようになった。
今では安心して預けられる。

しかし、デイサービス。
ここはかなりの曲者だ。
チェーン展開のリハビリ重視型施設。
理学療法士と整体師が常駐しているから
そこは父にはぴったりなんだけど
なんせ、お通じを出してもらえない。

食事や入浴をしてくれるだけでも
助かってはいるんだけど
看護師がいても摘便をしてくれなくて
医師の指示書が必要だとか。

現状、週2回行っているのに
お通じはゼロ。
なので、訪問看護師の訪問日まで
なんと週1回の排便で耐えている。

もちろん、そんなことは無理だから
緊急対応で何度か頼んでいるし
私も摘便をするようにしてはいるけど
腸を傷付けてしまうのも怖いし
父の場合はなかなか大変。

食事をさせて、排泄をさせる。
この一連の作業をすると
なんだか生きるってことが
虚しくなるのは何でだろう。
1番大事なことなのに
それを自らは出来ない
辛いだろうなぁ。

毎回、人体の不思議と
生きることの定義を思って
なんとも言えない気持ちになる。

とりあえずは
今日やっと受診日なので
早く指示書を出して貰って
便をなんとかするところから始めなくては。