指輪５７．元凶・2

前のネタと対ですので、合わせてご覧下さい（笑）。

子煩悩なパパ・エルロンド。
今になって、あの時イシルドゥアを火口に突き落とさなかったことを
ふか～く悔いていることでしょう。

「ヴァリノール」というのは、遠い西の果てにあるという至福の国。
ヴァラの神々の住まう島。
エルフだけが、中つ国での暮らしに倦み疲れた時、渡ることを許されているという。

（「二つの塔」より）

指輪５６．元凶・1

アラゴルンは良い子だから
エルロンドにはっきり「いやだ」なんて言わないでしょうけど、
ここはネタのために一肌脱いで下さい（笑）
なんと言っても、アラゴルンはイシルドゥアの子孫ですから、「血は争えない」というわけですな。

アラゴルンは父アラソルンの死後、裂け谷でエルロンドの庇護を受けて育ちました。
いわばエルロンドは養父。

エルロンドだって、アラゴルンを憎いわけでは決して無いのですけど
二人の先々の不幸を心配したのでしょう。

というわけで（？）イシルドゥアに八つ当たり（笑）。

（「旅の仲間」SEE　かな？）

指輪５５．イシルドゥアー

 

あまり面白いネタとも思えないのですが、もしもこうなっていれば、「指輪物語」は始める前に終わっていたんですね（笑）。

娘はこの他に、歩き去ろうとしたイシルドゥアが足を滑らせて火口に落ちる、というネタを対で考えていたのですが、
私が、火口を描く自信が無かったのでボツにしました(^^ゞ

あの印象的な「いやだ」のイシルドゥアを描きたかったというのが、このネタの動機ですね。
次のネタも、この関連です。

（「旅の仲間」　なのか？）