田中大介ブログ2

関西大学卒業
杏林大学大学院修了
日本の国家安全保障とメディアを研究
田久保忠衛・元時事通信ワシントン支局長に師事

公開から20年「ブラックホーク・ダウン」ロシアが怖いアメリカ、ユーゴスラビアを避けソマリアへ

2022-04-04 19:55:50 | 映画

ブラックホーク・ダウン

 

BLACKHAWK DOWN

 

 

 

 

 

ジョシュ・ハートネット

 

 

 

ユアン・マクレガー

 

 

 

エリック・バナ

 

 

 

サム・シェパード

 

 

 

トム・サイズモア

 

 

 

ウィリアム・フィクトナー

 

 

 

ジョニー・ストロング

 

 

 

ジェイソン・アイザックス

 

 

 

オーランド・ブルーム

 

 

 

ユエン・ブレムナー

 

 

 

トム・ハーディ

 

 

 

ヒュー・ダンシー

 

 

 

ブライアン・ヴァン・ホルト

 

 

 

ニコライ・コスター・ワルドー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

監督

 

リドリー・スコット

 

 

 

 

製作

 

リドリー・スコット ジェリー・ブラッカイマー

 

 

 

 

製作総指揮

 

ブランコ・ラスティグ チャド・オマン マイク・ステンソン サイモン・ウェスト

 

 

 

 

脚本

 

ケン・ノーラン スティーヴン・ザイリアン

 

 

 

 

原作

 

マーク・ボウデン

 

 

 

 

 

音楽

 

ハンス・ジマー

 

 

 

 

撮影

 

スワヴォミール・イジャック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1993年、ソマリア・モガディッシュ(モガディシオ)。

 

内乱後の平和維持活動の妨害となるアイディード将軍派の逮捕に踏み切ったアメリカ。

 

合衆国陸軍第75レンジャー連隊と合衆国陸軍第1特殊部隊作戦分遣隊D(デルタ・フォース)は、合衆国陸軍第160特殊作戦航空連隊ナイト・ストーカーズのマクドネル・ダグラスMH-6Jリトル・バード特殊作戦ヘリコプターとシコルスキーMH-60Lブラックホーク特殊作戦ヘリコプターに搭乗し、モガディッシュ市街地のアイディード将軍派の拠点を急襲する。

 

ヘリコプターの大群を発見したアイディード将軍派たちはタイヤを燃やし狼煙にし、合衆国陸軍の急襲を伝える。

 

 

合衆国陸軍はモガディッシュ市街地に到着し、着々と急襲作戦を展開するが、アイディード将軍派の対戦車ロケット擲弾RPG攻撃を受けたシコルスキーMH-60Lブラックホーク特殊作戦ヘリコプターから第75レンジャー連隊のブラックバーン上等兵が転落する。

 

さらにシコルスキーMH-60Lブラックホーク特殊作戦ヘリコプターに対戦車ロケット擲弾RPGが命中、墜落する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロアチア共和国はユーゴスラビア連邦からの独立を決断した。

 

ユーゴスラビア連邦を牛耳るセルビア共和国はクロアチア共和国の独立に激怒し、セルビア共和国はクロアチア共和国に侵攻した。

 

 

 

ボスニアヘルツェゴビナでは、イスラム教徒、クロアチア人勢力とセルビア人勢力が衝突していた。

 

国連はボスニアヘルツェゴビナに国連防護軍UNPROFORを展開し、イスラム教徒、クロアチア人勢力、セルビア人勢力三つ巴の戦闘を抑えようとしたが国連は全くの無力だった。

 

ボスニアヘルツェゴビナ紛争に軍隊を派遣するよう期待されたアメリカ。

 

しかし、セルビア人勢力を支援するセルビア共和国はソ連ロシア開発のミコヤンMiG-29戦闘機、ソ連ロシア開発T-72戦車をベースにしたM84戦車を装備する強力な軍隊で、さらにセルビア共和国のバックにはロシアがついていた。

 

ロシア語で南のスラブ人という意味のユーゴスラビア。

 

ロシアを怒らせたくないアメリカ、強力な軍備を持つセルビア共和国と戦って損害を被ることを恐れたアメリカ。

 

しかし日に日にボスニアヘルツェゴビナを平定するよう国際社会から圧力をかけられるアメリカ。

 

アメリカ国務省のローレンス・イーグルバーガー国務長官はユーゴスラビア、ボスニアヘルツェゴビナにアメリカ軍を派遣することなく、なおかつ国際社会の非難から逃れるため、ソマリアでの平和維持活動に参加することをジョージ・H・W・ブッシュ大統領に提案する。

 

ソマリアの国連平和維持活動UNOSOMⅡに参加したアメリカ。

 

 

ソマリアはユーゴスラビアと違って簡単に平定できる安全な平和維持活動と思っていたアメリカ。

 

アメリカの特殊部隊はソマリアの海岸に上陸後、空港を制圧した。

 

空港には合衆国空軍の輸送機が着陸、合衆国陸軍第75レンジャー連隊を輸送機から降ろしていく。

 

合衆国陸軍第75レンジャー連隊はソマリア各都市に拠点を築いていった。

 

しかしアイディード将軍派を中心とするソマリア現地武装勢力は抵抗する。

 

合衆国陸軍第75レンジャー連隊は非装甲のM998ハマー高機動多目的装輪車輌HMMWVのみで治安維持活動をおこなう。

 

ソマリア現地武装勢力は自動小銃、機関銃で非装甲のM998ハマー高機動多目的装輪車輌HMMWVを狙う。格好の的となる非装甲のM998ハマー高機動多目的装輪車輌HMMWV。

 

結局、合衆国海兵隊の装甲車GMカナダLAV-25軽強襲車とベルAH-1W攻撃ヘリコプターが非装甲のM998ハマー高機動多目的装輪車輌HMMWVを護衛する大コンボイ編成での移動を余儀なくされる危険な地域紛争でとなったソマリア。

 

アメリカ軍兵士の死は続き、ソマリアから撤退することとなる。

 

 

ボスニアヘルツェゴビナ紛争に結局、関与することになるアメリカ。

 

セルビア人勢力を支援するセルビア共和国空軍はアメリカを舐めまくり、飛行禁止空域にセルビア人勢力支援のためにソコG-4スーパー・ガレブ軽攻撃機を飛ばしまくる。

 

合衆国空軍の安価でそこそこの性能のロッキードF-16ファイティング・ファルコン戦闘機1機がセルビア共和国空軍ソコG-4スーパー・ガレブ軽攻撃機3機を一瞬で撃墜した。

 

さらにもう1機のロッキードF-16ファイティング・ファルコン戦闘機もセルビア共和国空軍ソコG-4スーパー・ガレブ軽攻撃機を一瞬で撃墜した。

 

すぐに大人しくなるセルビア共和国、セルビア人勢力。

 

セルビア共和国、セルビア人勢力はたいしたことがなかった。

 

 

 

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