平成23年度の文化庁が行った「国語に関する世論調査」で「うがった見方をする」という言葉の意味を問う調査が行われた。皆さんは①と②のどちらだと思われますか?
① 物事の本質を捉えた見方をする
② 疑って掛かるような見方をする
報道ステーションなどでも紹介されたのでご存知の方も多いと思います。正解は①の「物事の本質を捉えた見方をする」です。これは、私も完全に間違えていました。と言うより、「うがった見方をする」という言葉に「物事の本質を捉えた見方をする」などという意味があるとは全く思っていませんでした。お恥ずかしい限りです。
ただこのような誤用も、本多勝一氏が言っている通り、誤用の方を使っている人が多くなれば、誤用の意味が本来の意味に取って代わるかも知れません。
私のこのブログの内容自体が本来の意味の「うがった見方」(物事の本質を捉えた見方)だと思っていますが、「うがった見方シリーズ」!!!をブログ上で出来ればやってみたいと思います。