愚かなる精神 ふたたび

日々の出来事の中から、人間の「愚かなる精神」が感じられる
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うがった見方

2012年12月15日 06時44分52秒 | Weblog

 平成23年度の文化庁が行った「国語に関する世論調査」で「うがった見方をする」という言葉の意味を問う調査が行われた。皆さんは①と②のどちらだと思われますか?



 ① 物事の本質を捉えた見方をする

 ② 疑って掛かるような見方をする



 報道ステーションなどでも紹介されたのでご存知の方も多いと思います。正解は①の「物事の本質を捉えた見方をする」です。これは、私も完全に間違えていました。と言うより、「うがった見方をする」という言葉に「物事の本質を捉えた見方をする」などという意味があるとは全く思っていませんでした。お恥ずかしい限りです。


 ただこのような誤用も、本多勝一氏が言っている通り、誤用の方を使っている人が多くなれば、誤用の意味が本来の意味に取って代わるかも知れません。


 
 私のこのブログの内容自体が本来の意味の「うがった見方」(物事の本質を捉えた見方)だと思っていますが、「うがった見方シリーズ」!!!をブログ上で出来ればやってみたいと思います。