愚かなる精神 ふたたび

日々の出来事の中から、人間の「愚かなる精神」が感じられる
ニュースを取り上げコメントする。

現代のトヨタ商法

2009年03月22日 12時18分48秒 | Weblog
 今回登場する愚かなる男、それは私です。

 実は私、2月に自動車を購入する契約をしました。車種はプリウスです。

 関心のある方はご存知だと思いますが、プリウスは5/18に新型の発売が予定されており、その新型の値段が話題になっています。現在233万円の車が新型となって205万円で発売されるのです。ほぼ30万円引きになります。排気量が1500ccから1800ccにアップしそれにもかかわらず燃費が9%向上するのに、です。

 新型プリウスは雑誌等の予想で245~250万円になるだろうとの事でした。それから見ると40~45万円の値引きです。
 旧型より新型の方が30万円も安いとは!
 出鱈目な価格操作です。
 
 本当に怒りを感じましたが、そんな時期にプリウスを買おうとする自分の愚かさも思い知りました。

 しかし、怒りが収まらなかった私は、3月末の納車を前に契約解除も辞せずディーラーと交渉し、結局注文していた車の購入を昨日決定しました。
 
 具体的に書くと、現行型プリウスS236万円(下取あり)を交渉の結果、210万円(諸経費込み)に値引きさせました。実は5月以降には現行20型が189万円になるので、210万円でも割高ですが。

 それにしても、現行233万円の車をいきなり189万円に44万円も値引きするトヨタ商法とはいかなる商法なのでしょうか?

 これにはライバル社ホンダのハイブリッド「インサイト」の影響があります。2月の発売以降「インサイト」の販売が目標の3倍以上と好調なので、慌てたトヨタは値引きを図ったのです。値引き自体は立派な経営戦略ですが、その値引き額が大きすぎる為、今まで定価若しくは多少の値引きでプリウスを購入してきた現ユーザーはいい面の皮です。

 定価で考えるとトヨタは1台当り44万円以上プリウスで儲けていたことになります。自動車販売業界の利益率が低いなどと言う噂は嘘だということがわかります。

 現ユーザーは誰も怒らないのでしょうか? 
 

 
 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
http://blog.goo.ne.jp/yarikuri89 (歯が痛い)
2013-01-13 14:21:50
トヨタ商法で検索していてヒットしました。

>それにしても、現行233万円の車をいきなり189万円に44万円も値引きするトヨタ商法とはいかなる商法なのでしょうか?

私には、特に問題ないと感じました。
ホームページを作られておられるので、PCをお使いかと思います。PCに比べればこの車の値引きは大した値幅ではないのではないかと・・・・。構成部品を世界各国から調達できる体制を整えているトヨタですから、為替差益による部品購入単価の値下げ、輸入という名の米国のリコール売れ残り部品の使い回し?などを上手に活用すれば実現できるのでしょうね。

個人的にトヨタに対して腹が立つのは、値引きなんぞではなく、”リコール隠し”です。
金で事が済めばそれで良いのですが、命に関わる事を隠されては困ります。




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Unknown ()
2013-12-15 10:50:06
本多勝一って南京大虐殺ってデマを流した国賊ですが
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