福島原発事故による放射線量や放射性物質に関して、御用学者やマスコミ(ごみ)は「ただちに健康への影響はない」という非人間的な言葉を”平然と何の痛みもなく”繰り返している。本当に頭にきて暗澹たる気持ちになっている。
代表的なのが、下の諸葛(もろくず)宗男 東大特任教授だ。
さて、1999年に東海村で起きたJCO臨界事故で二人の作業員が死亡したが、その方達が被曝直後どのような状態だったか調べてみた。例えば、事故後83日で亡くなった大内さんの場合、被曝三日目の状態はこうだ。
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横たわった大内が声を発した。「よろしくお願いします。」細川(看護師)は「あれ?」と思った。普通に会話できる状態だと思っていなかった。被曝という言葉から、外見的にもかなりダメージを受けているだろうし、意識レベルも低いのではないかと想像していたのだ。しかし、外見だけでは、一体どこが悪いのだろうとしか思えない。致死量といわれるほど高い線量を浴びたと聞いたが、とても信じられなかった。「ひょっとしたらよくなるんじゃないか。治療したら退院できる状態になるんじゃないかな」そういう印象を持った。()内は私
「被曝治療83日間の記録」より
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人間が8シーベルト(ミリではない)以上の放射線を浴びた場合、死亡率は100%と言われる。大内さんの被曝量は20シーベルトとみられていた。
政府やマスコミの情報操作によって放射能の拡散は無いとされてきたが、放射能汚染の事実が徐々に分かってきている。今後、もし日本人が致死量の2倍以上の放射線を浴びたとしても諸葛教授のような御用学者達は「ただちに健康への影響はない(だから問題ない)」と言うに違いない。
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