愚かなる精神 ふたたび

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福島原発事故 不可解な話

2011年03月22日 21時45分58秒 | Weblog
 福島原発事故では不可解な事が多い。政府や東京電力(以下東電)の人間が情報を操作し、何か重大な事実を隠したり故意に表に出していないのではないだろうか?


 さて、前拙ブログ「『原発安全教』信者の皆様へ」でも指摘した、電源復旧をする前に原子炉になぜ海水や真水を、広瀬隆さんの言い方で言えば「ぶっ込んだ」のか気になって考えていたら、恐ろしい考えが浮かんだので書いてみる。



 
                              毎日新聞社さんから借用


 原子炉建屋が水素爆発した後使用済み核燃料が大気に接し放射性核物質が拡散し始めた時、東電は原子炉や使用済み核燃料を冷やす為に放水したのではない。大気中に拡散した放射性物質によって放射線量が増え、それをマスコミ等から批判されるのが嫌で放水を始めたのではないかと。テレビを見ていると放水によって放射線量が下がったと報道しており、放水の効果はあるようだ。


 つまり原子炉や使用済み核燃料の冷却は表向きの理由で、放射線量を下げマスコミ等の批判をかわすのが主目的だったのではないか。放水することで冷却システムの復旧が不可能になることは承知の上で。そうであれば、現在行われている電源復旧作業も、冷却システム自体を復旧させる事は出来ないと東電の社員は分かってやっている、という恐ろしい事になる。


 とここまで書いて、圧力容器への海水注入と建屋等への放水を混同していることに気が付いた。あくまで、目茶目茶に壊れた建屋等に放水している理由が上記のものだという事です。


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