PCが描く奇妙な画像集(数学的万華鏡と生物形態等の世界)

・インタープリタBASICによるフラクタルとカオスの奇妙な画集。

532 巡回式:Z←H(Z,λ):H(Z,λ)=λ(λF(Z)-1/λF(Z):F(Z)=Z^Z+sinhZ:画像の面白さとは?

2014-08-23 07:51:02 | 再帰式合成関数画像
下図は以下の条件の画像である。

H(Z,λ)=λ(λF(Z)-1/λF(Z)
F(Z)=Z^Z+sinhZ
縦軸:-1.5~+1.5
横軸:-1~+1
Zo=0.5 ,Nmax=50,T=6





上図の 6 箇所の部分を拡大する(但し、Nmax=100 とする)。

下図に其れらの拡大画像を示すが、これらの画像において、Z^2マンデルブロ画像に見られるような
或る種の画像形態があるかどうかも調べる。

N-loop脱出時のNをNoとしたとき、画像の色:CはC=No MOD 16,C=7→8としているから、画像の形態、換言すれば表示画面におけるNoの分布様態は色で表現されている。

最も単純な色表示は、No=偶数→赤 N=奇数→黒 とした場合であるが、この色表示でNoの分布様式が簡明に分かる。

Z^2マンデルブロ画像の形態は此の二色表示で其の形態特徴が顕著に表現される。今回の画像にも何らかの形態特徴があれば二色表示でも表現されるだろう。

結論を先に云えば、今回の拡大画像において形態特徴は見いだせない。

この大きな理由は恐らく扱っている関数操作が複雑・煩雑であり、Z^2マンデルブロ画像のように画像作成アルゴリズムが「単純」ではないためであろう。

画像に面白さを与える要因は「規則性」と「不規則性」の混合にあるとすれば、其の、いずれかのみの画像は面白くない。今回の拡大画像の面白味の無さは「不規則性」のみにあるためだろう。




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