「那須の内弁当」の9つの器がのっている木のプレート、『なすべんプレート』をご紹介します。
『なすべんプレート』は、那須地域特産の八溝杉(やみぞすぎ)という杉を使って、ひとつひとつ手づくりしています。
山から切り出された間伐材をある程度の板状にして乾かします。
乾いた材を薄く製材し、風合い良く丸型に切って、片側だけ面取りします。ここまでを那須町森林組合で行っています。
ここからは、なすとらん倶楽部事務局スタッフやボランティアの手に移ります。
木目を際立たせる「うずくり」という作業をします。これが結構、力が必要なのです。1枚こするのに30分程かかります。
きれいに木目が出たら、「リボスオイル」という自然塗料を塗ります。
塗った端から、伸ばしながら拭き上げます。木に浸透して木目も際立ってきました。汚れをはじく効果もあります。
全て塗って拭き終わったら、5日~1週間ほど乾かします。
長い工程を経て、ようやく『なすべんプレート』の完成です。
二つとして同じものがないところも素敵でしょ
地場産の木を使い、心を込めて作った『なすべんプレート』。
『那須の内弁当』のおいしさを引き立ててくれる、“那須の木”にも注目です。