会 長 近 藤 央(昭38機)
会期 平成25年10月16日(水) ~ 20日(木) 10:00~18:00
会場 岐阜県美術館 一般展示室[B] 入場無料
〒500-8368 岐阜市宇佐4-1-22 TEL :058(271)1313
今回の出展者は現時点では不明です。あくまでも「近藤の私見」とお断りをした上で、注目作家の氏名を記しておきます。
青木惣一郎(S16応化)、阿部三蔵(S36化)、井上三也男(S34電)、小川哲也(H5色)、小川照夫(S33機)、小栗シゲオ(S35色)、尾関昌旦(S34紡)、加藤龍司(S23電)、川端進(S36化)、木村昌司(S25機)、熊田等(S37定機)、嶋田助人(S38土)、杉山武彦(S26土)、高橋富男(S37土)、高橋勝(S38電)、辻哲男(S37電)、津田耕治(S28紡)、西口昭雄(S41電)、野々村十九一(S37土)、林正三(S37土)、平出恒志(S38土)、牧野克己(S36紡織)、山田實(S29色)、横山道大(S38化)、脇田六瓶(S35化)。
先般開催いたしました第40回記念岐工高OB美術展、先輩諸兄には多数ご来場下さいましてありがとうございました。おかげさまで1132名の入場者で賑わいました。出展者は89歳の大先輩を筆頭に45名(会員数52名)、出展作品数101点。記念展と言うことで小冊子「OB美術展40回の足跡」を発行し、自身の足取りを確認し合いました。
期せずして、全国公募美術団体水墨水彩連盟の岐阜展と隣り合う発表となり、比較対照して見て頂くことになりました。私どもは、発端こそ故、、石井隆良先生を中心とした岐工高美術部OBによるマイカ展でしたが、今や交流と親睦を深める場として価値観の違いを超えて、"岐工高OBの"美術好き"の一点で集い、色々な個があることを認め合い、共同を大切にしながら発表を続けている一種の同窓会(同窓会番外編『美術好き』)と言うわけでございます。他方は競争の論理で成立している公募美術団体で、制作の動機から完成・発表に至までほとんどが異なるわけで、その違いは(どちらが良しとするかは別として)一目瞭然であったと思います。
特定の指導者を置かず審査もしないOB展には、公募美術団体展では考えられないような作品が出てきていて、言いようのない活気を与えてくれています。例えばそれは、N氏の故・石井隆良先生直伝とも言えるガラスモザイク作品であったり、K氏の「自画像」、O氏の「つかの間」、H氏の「魚の絵」、S氏の「宮古島の海」、T氏の「7月のスカーフ」、T氏の「月あかり」、N氏の「Space12」などいずれも思い入れの強い、作者の人生そのものと言った作品で、、それらは技巧や色彩、構図、構成などの要素となる用件の外にある物であります。私には美術とは、実は定理や法則がないと言うことを語ってくれているような気がいたします。
出品参加を楽しみにしておられる方が、会期を前にして二人も他界されました。一人は9月に後藤文雄氏(S35機)、もう一人は馬場由司氏(S33機)は何と会期の直前でした。人の数だけ生命のドラマがある・・・。つくづく思う今日この頃です。因に、私近藤の作品は「藁」の絵でございます。
会期 平成25年10月16日(水) ~ 20日(木) 10:00~18:00
会場 岐阜県美術館 一般展示室[B] 入場無料
〒500-8368 岐阜市宇佐4-1-22 TEL :058(271)1313
今回の出展者は現時点では不明です。あくまでも「近藤の私見」とお断りをした上で、注目作家の氏名を記しておきます。
青木惣一郎(S16応化)、阿部三蔵(S36化)、井上三也男(S34電)、小川哲也(H5色)、小川照夫(S33機)、小栗シゲオ(S35色)、尾関昌旦(S34紡)、加藤龍司(S23電)、川端進(S36化)、木村昌司(S25機)、熊田等(S37定機)、嶋田助人(S38土)、杉山武彦(S26土)、高橋富男(S37土)、高橋勝(S38電)、辻哲男(S37電)、津田耕治(S28紡)、西口昭雄(S41電)、野々村十九一(S37土)、林正三(S37土)、平出恒志(S38土)、牧野克己(S36紡織)、山田實(S29色)、横山道大(S38化)、脇田六瓶(S35化)。
先般開催いたしました第40回記念岐工高OB美術展、先輩諸兄には多数ご来場下さいましてありがとうございました。おかげさまで1132名の入場者で賑わいました。出展者は89歳の大先輩を筆頭に45名(会員数52名)、出展作品数101点。記念展と言うことで小冊子「OB美術展40回の足跡」を発行し、自身の足取りを確認し合いました。
期せずして、全国公募美術団体水墨水彩連盟の岐阜展と隣り合う発表となり、比較対照して見て頂くことになりました。私どもは、発端こそ故、、石井隆良先生を中心とした岐工高美術部OBによるマイカ展でしたが、今や交流と親睦を深める場として価値観の違いを超えて、"岐工高OBの"美術好き"の一点で集い、色々な個があることを認め合い、共同を大切にしながら発表を続けている一種の同窓会(同窓会番外編『美術好き』)と言うわけでございます。他方は競争の論理で成立している公募美術団体で、制作の動機から完成・発表に至までほとんどが異なるわけで、その違いは(どちらが良しとするかは別として)一目瞭然であったと思います。
特定の指導者を置かず審査もしないOB展には、公募美術団体展では考えられないような作品が出てきていて、言いようのない活気を与えてくれています。例えばそれは、N氏の故・石井隆良先生直伝とも言えるガラスモザイク作品であったり、K氏の「自画像」、O氏の「つかの間」、H氏の「魚の絵」、S氏の「宮古島の海」、T氏の「7月のスカーフ」、T氏の「月あかり」、N氏の「Space12」などいずれも思い入れの強い、作者の人生そのものと言った作品で、、それらは技巧や色彩、構図、構成などの要素となる用件の外にある物であります。私には美術とは、実は定理や法則がないと言うことを語ってくれているような気がいたします。
出品参加を楽しみにしておられる方が、会期を前にして二人も他界されました。一人は9月に後藤文雄氏(S35機)、もう一人は馬場由司氏(S33機)は何と会期の直前でした。人の数だけ生命のドラマがある・・・。つくづく思う今日この頃です。因に、私近藤の作品は「藁」の絵でございます。