祖母を泣かせた作品？＞『柔道一直線』

購読している新聞の「惜別」記事に高松英郎さんのことが書いてありました。
高松さんはいくつか役柄的には記憶があるのですが、この記事の中でも触れてある『柔道一直線』は当時熱心に見ていました。
いわゆる「スポ根」全盛時代のドラマで、主役の一条直也が柔道を通じて成長し、技の上達だけでなく人間的にも大人になっていく過程を描いたものでした。
当時、まだ元気だった祖母はこのドラマが好きで（もともと“根性”だして生き抜く話はみんな好きでしたが^^;)主役の直也と片親で魚屋を営みながらも精一杯子供を愛していた母親にも感情移入しているようでした。また、このドラマでの高松さん演じる、直也の師匠、車周作との距離感がなかなかいい感じで師匠の位置を理解しながらもそのふれあいの中に孤独な車周作師匠に人間的な温かみを与えているようでもありました。
今思い出すと、あの当時、なんであんなに完成度の高いドラマが作られたのかと不思議な感じもしますが、印象深く記憶に残っている理由の一つに登場キャラが漫画での「見た目」とあまりかわらかなったことも上げられます。
細かな名前までは一つ一つは忘れてしまってあげられませんが、有名な「ねこふんじゃった」を足の指でピアノを弾いたシーンとか、敵味方の役者さんはその後も結構活躍されましたよね～。
頑固一徹の車周作を演じた高松さんもこの作品の需要なキャラクターでした。どうぞ天上でゆっくりとお休み下さいね。
うぅ～一度見返して見たいなぁ～。
このご時勢を生き抜く勇気が出てくるかも～♪