
群馬県の旧大胡町にある大松(一本の黒松)を紹介しよう。
旧大胡町役場の裏手に中世の城跡(大胡城址)がある。そこから数百m北方の旧家である農家、茂木家(現当主茂木吉乎氏)の庭にあるこの大松は、この地域に自生する黒松で樹齢数百年と推定され、樹高は4~5mであるが龍のようにのびている枝は2~30mにも達し、ヤマタノオロチのようにうねっている。
(春に訪れた時の、菜の花に覆われた茂木家の大松、その先に母屋があります。)
(高さはないが、何本も横に這って、根元は日影で薄暗いほどである。幹は苔むして保存状態は黄信号。)
(長年の風雪に耐えているが病害の心配もあり、専門の補修が必要状態であった。)
(枝は庭の塀からはみ出して、道路~畑へと伸びている。)
(太い枝は南側の畑に延び通路はトンネルになっている。)
以前春に茂木家を訪れた時は、菜の花の季節でした。(善さんは茂木さんとは遠縁になるのですが、ご無沙汰しておりました)
〔茂木さんのおばあさんは90歳を過ぎてもお元気で、庭にある代官様の「お裁き石」や「大松」の話しをしてくれました。〕
文化財に指定されていないので、その維持保存には大変な費用と労力が掛かるそうです。昔は養蚕や家畜など広く農業をやって人でもあったが、子供達が農業を継がないため、「松の管理は自分の代で終わりとなってしまう。」と御当主の茂木さんは嘆いておりました。
この松が切られることのないよう、いつまでも大切に保存できることを願い、御当主の長年のご苦労に感謝して今回掲載させていただきました。
〔追記〕
茂木家の南、大胡城址の西にあるお寺、真言宗「金蔵院」が善さん家の菩提寺です。
(六地蔵のある金蔵院境内のモミジの古木)
群馬も歴史があり、良いところですよ。みなさんも群馬へおいでください!(今回の写真は春に訪れたものが中心です)
訪れたときから半年が経ちました、今頃近くには彼岸花が咲いていることでしょう。
急に秋が深まり、体調管理が大変ですね 。
ゴルフシーズン楽しんでいることでしょう。
宮寺の橋本園の倒産のニュースびっくりしました。おいしいお茶でしたのに。放射能の影響は
埼玉までも!!
お互いに健康第一に過ごしましょう(*^。^*)
放射能汚染は埼玉のお茶に限らず、正しい知識が知らされなければ成らないことだと思います。これからも東日本各地の汚染問題には、国・行政の正確な情報開示が求められることだと思います。(風評被害も怖いですね。)