高麗建郡1300主催による第6回歴史ウォークの今回は「東山道武蔵路を歩くー堀兼の井~東の上遺跡編ー」でしたので、久しぶりに参加して来ました。(3/16日)
行程は、入曽駅~七曲井~堀兼の井~八軒家の井~柳野遺跡~富岡公民館~新所沢駅~所沢神明社~東の上遺跡 の狭山・所沢のコースです。
(参加者用のワッペン)
高麗郡1300年の歴史を歩くイベントとして、当時の歴史遺構を歩く会が催され今回は狭山・所沢間の武蔵路(約12キロ)を皆さん(60名)で歩きました。
(集合は9:00西武新宿線入曽駅)
(駅前の受付風景、受付で名前を記入しているのは高麗神社宮司・高麗康文氏)
今回の案内役は所沢埋蔵文化財センターの根本所長さん(善さんは10年前からのお付き合いで大学卒論で教えていただきました)
(解説していただいた所沢埋文の根本所長)
(出発前は怪我のないように皆さんで体操をして出発です)
《七曲ななまがりの井・県指定文化財》周囲70m、直径26m、深さ11.5mのまいまい状の井戸で、水の少ない府中への古道に沿った奈良平安時代に掘られたとされています。
(七曲ななまがり井)
(井戸の横に不老川が流れています)
(七曲井の解説板)
(不老川に沿って堀兼の井に向います)
《堀兼の井・県指定文化財旧跡)堀兼神社境内にある井戸で、現在は大部分が埋まってしまっているが、昔から武蔵野の地には多くの堀兼井があったと推定されている。
(堀兼井)(近くにあった井戸の碑には寛永年間1630年ごろの記録が残っている)
(武蔵路に面した堀兼神社と古木のある境内)
(堀兼井の近くにある八軒家の井も鎌倉街道沿いにあります)
《柳野遺跡》旧鎌倉街道と現道路の南北2本の道路の間から東山道武蔵路の遺構が発掘調査で確認されました。
(発掘現場と埋め戻されている現在地の柳野遺跡)
(旧所沢市役所の裏手に鎮座する所沢神明社)
《東あずまの上遺跡》狭山丘陵を南に望む柳瀬川左岸の武蔵野台地縁辺に立地する集落遺跡。
所沢市立南陵中学校校庭から出土した道路遺構は100mにわたり発見されました。幅12mで側溝から7世紀後半の土器が出土して、その硬化面から武蔵路と確認されました。
(東の遺跡内の武蔵路遺構のある南陵中学校校庭)
(解説をする根元所長)
(武蔵路の南延長線上に望む狭山丘陵東端)
珍しく高麗神社宮司の高麗康文氏と一緒に歩く機会であったので、いろいろとお話しながらのウォークでした。参加の皆様お疲れ様でした。
天候不順が予報されていましたが幸い雨にも降られず良い天気で9:00~15:30の間、歩数形は23,000歩を超えていて少々バテたウォークでしたが、なかなか歩くことができない東山道武蔵路の古道散策ができて良かったです。
多く、高麗のウオーキングには、行ってみたかったです。
日光街道も、歩いていますが、ようやく、飛鳥山です。
栗橋宿に、早くたどり着きたいのですが、講師が、気まぐれ???
来週は、金沢文庫周辺です。いつ日光に辿り着くか。
ラインで済ませていて、ブログを、見なくなり、反省です。
お元気でお過ごしください。
ブログも冬場はゴルフもないので、歴史関係が多くなっています。
先日は高取城跡のパンフレットをありがとうございました。4月は吉野の花見に行ってまいります。
ラインは手軽でいいですね。ブログと合わせてご利用ください。