さて、2020年のクリスマスツリーは『気球』であった。
正統派ツリー、クリスマスケーキ、ベンツコラボの赤薔薇ツリーなどなど、ここのクリスマスツリーは毎年見ごたえがあって、必ず1度はこの時期に『インターコンチネンタルホテル大阪』の宿泊を組みこんでいる。
大きな一眼レフを抱えて長時間頑張っているオジサンも、1人2人ではなかった。
プロジェクションマッピングもあり、道行く人々が足を止めて見入っている。
グランフロント大阪のクリスマスツリーも目当てではあったが、いちばんの目当てはシャンパンブランチ。
日帰りでシャンパンブランチも悪くないが、理想的なのが「シャンパン飲む」「お腹いっぱい食べる」「そのまま客室に上がって昼寝する」という流れ。
もちろん今回もその流れで。
11時半前に20Fに上がると、もうお部屋が出来ているとのことで、チェックインの手続きをしてもらう。本来は当然のことながら15時チェックインなので、こういう柔軟なところが非常にありがたい。荷物を預けて、レストランへ。
フロント周辺もすっかりクリスマス仕様であった。
が、いつものことながら気味が悪い。
レストラン『Noka Roast&Grill』に入ると、窓際のテーブルに案内される。
茶屋町ビュー、そしてテーブルとテーブルの間隔はわりとゆったりとられていて、あまり密を感じない。前回のシャンパンブランチ時は、まだ前菜からデザートまで、すべてがスタッフサービスであった。
が、今は前菜&デザートについてはセルフブッフェに戻っている。
チーズやハムなどは、それでも個別盛りになっているので嬉しい。
とりあえず1杯目のシャンパンにあわせてこのあたりをテーブルへ。
ブッフェ台へは、もちろんマスク&手袋着用である。
シャンパンはルイロデレール。とても飲みやすいシャンパンで、これに慣れてしまうと、そこらへんの居酒屋でうっかりスパークリングを頼んでも美味しく感じなくなる。
【シャンパンブランチ10500円】
◆ルイロデレールフリーフロー/グラスワイン赤白あり
◆スープ
◆前菜ブッフェ
◆メイン(おかわり自由)
◆デザートブッフェ
…というもの。
ランチにしては贅沢なお値段だが、ホテル内でシャンパンを飲めばグラス2400円程度するわけで、いやいや、ホテルクオリティでこれならじゅうぶんお得では。
しかも素晴らしいのが、90分でL.Oなどと無粋なことを言わないところ。
11時半~14時半まで時間制限なし。もちろんさすがに14時にはL.Oになるけれど、だいたいそのあたりにはお腹もいっぱいにふくれている。3時間しっかりおしゃべりとともにランチを楽しめるというわけ。
ブログを意識してもっときれいに盛るのだったなあ。
冬野菜のサラダも美味しいし、鶏やサーモンが文句なく美味しい。前菜としては、これの1つまえのシーズンメニューと似通ったものも多いけれど、メインはシャンパンだし不満はない。
まあそのシャンパンも写真に撮っていないあたり、本当にもう…
スープは2種から選べる。おかわりも可のはず。
このときはミネストローネorかぶのスープ。ワタシはかぶのスープを選択。この塩系のスープが非常に美味しいのでおススメ。ちなみに朝食時はかぼちゃやきのこのスープが出されることが多いのだけれど、きのこのスープが激ウマなので、こちらもおススメである。
メインを出していいかどうか確認をしっかり取ってくれるのもありがたい。「こいつもう前菜食わんだろ」というような勝手な決めつけで(笑)メインをいきなり持ってくることはない。
メインおかわり自由というのもスゴイ。というわけで、最初はやはり全種盛り。ワンプレートにちょっとずつ全種を盛りつけて、提供してくれる。
で、あまりにもサーモンが美味かったので、サーモンのみおかわり。
こういうレストランで魚料理が美味しいのは高評価である。シマアジも美味しい。ちなみにシャンパンブランチは週末のみのプランなので、普段はメインおかわり不可のノーマルランチになる。これにはシャンパンフリーフローはつかない。
となると、やはりどうしてもシャンパンブランチのお得感が際立つんだなあ…。
デザートがセルフブッフェに戻ったのはありがたかった。
自分の目で見て、気に入ったものだけをピックアップできるので。
とはいえ、全体的にクオリティが高いのは間違いない。
ここでこうやってデザートを食べてしまうので、ラウンジのアフタヌーンティータイムに行かなくなる(笑)
しっかりお腹もいっぱいになってレストランを出ると、すでに荷物は客室へ入れてくれたとのこと。こういうことを黙っていてもしてくれるのが、このホテルの素晴らしいところ。
2021年も足繁くインターコンチネンタルホテル大阪に通うつもりである。