✳日々徒然✳

気儘な独り身備忘録。

【キトラ古墳にゆく】

2021-01-07 18:00:00 | 旅行

暮れの奈良行きについて、もう1つ。

この日のいちばんの目的はキトラ古墳であった。

小さな円墳、けれどこの大きな存在。

他に誰もいない。観光客も、地元民も、姿は見えず。

こういうとき、1人旅の喜びを噛みしめる。

近く、キトラ古墳も高松塚古墳も事前予約制で見学期間を設けるようである。

何年か前に行ったのも、この事前予約をしていくものだったと記憶している。

それぞれ少しずつ整備されてきているようだし、行く価値はあるだろう。

たとえば職場の隣がこんな公園だったらどんなにいいだろうなあ、などと思ったり。

昔はなかったこんな施設が出来ている。無料。

トイレもきれいでありがたい。

名前もいいね、『四神の館』。

レプリカが展示されている。

コロナさえなければ、ボタンを押して映像を流したり音声を流したりできるのだけれど、今はボタンに触れることができない。

こういうふうに映像が流れていく。

空間をひとりじめ、職員のほうが数が多いことになる。

キトラ古墳の天井は、かなり細かい星宿図になっている。読めないものも多い。

高松塚は簡略化されたもの。

『ふしぎ遊戯』を思い出す。ああ、星宿がいる、心宿がいる、女宿がいる…など。

ゆるやかな音楽にのせて、天井を見上げているだけで満足である。

とても良い時間だった。


【Noka Roast&Grill】梅田

2021-01-07 18:00:00 | グルメ

さて、2020年のクリスマスツリーは『気球』であった。

正統派ツリー、クリスマスケーキ、ベンツコラボの赤薔薇ツリーなどなど、ここのクリスマスツリーは毎年見ごたえがあって、必ず1度はこの時期に『インターコンチネンタルホテル大阪』の宿泊を組みこんでいる。

大きな一眼レフを抱えて長時間頑張っているオジサンも、1人2人ではなかった。

プロジェクションマッピングもあり、道行く人々が足を止めて見入っている。

グランフロント大阪のクリスマスツリーも目当てではあったが、いちばんの目当てはシャンパンブランチ。

日帰りでシャンパンブランチも悪くないが、理想的なのが「シャンパン飲む」「お腹いっぱい食べる」「そのまま客室に上がって昼寝する」という流れ。

もちろん今回もその流れで。

11時半前に20Fに上がると、もうお部屋が出来ているとのことで、チェックインの手続きをしてもらう。本来は当然のことながら15時チェックインなので、こういう柔軟なところが非常にありがたい。荷物を預けて、レストランへ。

 

フロント周辺もすっかりクリスマス仕様であった。

が、いつものことながら気味が悪い。

レストラン『Noka Roast&Grill』に入ると、窓際のテーブルに案内される。

茶屋町ビュー、そしてテーブルとテーブルの間隔はわりとゆったりとられていて、あまり密を感じない。前回のシャンパンブランチ時は、まだ前菜からデザートまで、すべてがスタッフサービスであった。

が、今は前菜&デザートについてはセルフブッフェに戻っている。

チーズやハムなどは、それでも個別盛りになっているので嬉しい。

とりあえず1杯目のシャンパンにあわせてこのあたりをテーブルへ。

ブッフェ台へは、もちろんマスク&手袋着用である。

シャンパンはルイロデレール。とても飲みやすいシャンパンで、これに慣れてしまうと、そこらへんの居酒屋でうっかりスパークリングを頼んでも美味しく感じなくなる。

【シャンパンブランチ10500円】

◆ルイロデレールフリーフロー/グラスワイン赤白あり

◆スープ

◆前菜ブッフェ

◆メイン(おかわり自由)

◆デザートブッフェ

…というもの。

ランチにしては贅沢なお値段だが、ホテル内でシャンパンを飲めばグラス2400円程度するわけで、いやいや、ホテルクオリティでこれならじゅうぶんお得では。

しかも素晴らしいのが、90分でL.Oなどと無粋なことを言わないところ。

11時半~14時半まで時間制限なし。もちろんさすがに14時にはL.Oになるけれど、だいたいそのあたりにはお腹もいっぱいにふくれている。3時間しっかりおしゃべりとともにランチを楽しめるというわけ。

ブログを意識してもっときれいに盛るのだったなあ。

冬野菜のサラダも美味しいし、鶏やサーモンが文句なく美味しい。前菜としては、これの1つまえのシーズンメニューと似通ったものも多いけれど、メインはシャンパンだし不満はない。

まあそのシャンパンも写真に撮っていないあたり、本当にもう…

スープは2種から選べる。おかわりも可のはず。

このときはミネストローネorかぶのスープ。ワタシはかぶのスープを選択。この塩系のスープが非常に美味しいのでおススメ。ちなみに朝食時はかぼちゃやきのこのスープが出されることが多いのだけれど、きのこのスープが激ウマなので、こちらもおススメである。

メインを出していいかどうか確認をしっかり取ってくれるのもありがたい。「こいつもう前菜食わんだろ」というような勝手な決めつけで(笑)メインをいきなり持ってくることはない。

メインおかわり自由というのもスゴイ。というわけで、最初はやはり全種盛り。ワンプレートにちょっとずつ全種を盛りつけて、提供してくれる。

で、あまりにもサーモンが美味かったので、サーモンのみおかわり。

こういうレストランで魚料理が美味しいのは高評価である。シマアジも美味しい。ちなみにシャンパンブランチは週末のみのプランなので、普段はメインおかわり不可のノーマルランチになる。これにはシャンパンフリーフローはつかない。

となると、やはりどうしてもシャンパンブランチのお得感が際立つんだなあ…。

デザートがセルフブッフェに戻ったのはありがたかった。

自分の目で見て、気に入ったものだけをピックアップできるので。

とはいえ、全体的にクオリティが高いのは間違いない。

ここでこうやってデザートを食べてしまうので、ラウンジのアフタヌーンティータイムに行かなくなる(笑)

しっかりお腹もいっぱいになってレストランを出ると、すでに荷物は客室へ入れてくれたとのこと。こういうことを黙っていてもしてくれるのが、このホテルの素晴らしいところ。

2021年も足繁くインターコンチネンタルホテル大阪に通うつもりである。