✳日々徒然✳

猫を愛で、美味いものを食べ、頻々とホテルステイをたのしむ気儘な独り身備忘録。

2018年10月【5】炭屋旅館 vol.1

2018-10-17 17:00:00 | 旅行

まずはお気に入りの『炭屋旅館』お食事から。

9か月ぶりでしょうか。

秋らしいけれど、それでもまだすずやかな1品から。

お食事は19時にお願いしました。ここから2時間ほどかけて、ゆっくりといただきます。

最初の1品、葉っぱをそっとよけると、こーんな。美味しいです。

今回は、お猪口1杯では足りずに、冷蔵庫の中から1本追加。

オリジナル日本酒『炭屋』です。

結局1人で飲みきってしまいました。

お椀も、お月見を意識したものになっていました。

お造りは、目新しいものがあるわけではありませんが、きちんと美味しいお刺身です。

少し炙った鰆には、和芥子がほんとうによくあいますねえ。

茗荷とまぐろの取り合わせもすっきりとして非常に良かったです。

八寸もお月見仕様。

右下の燻製さば、美味しかったなあ。お酒がすすまないわけがないですね。

本来「お月見団子」は「団子」ではなく「里芋」だったために、八寸のなかにも里芋が入っています。

さんまも旬、これまた美味しかったです。

万願寺の刻んだもの。

器が可愛いです。

お凌ぎは、いちじくをつめたく漬けたもの。

もともとそれほどいちじくが好きではないので、好んで食べようと思うものではありませんでしたが、ちゃんと食べました。

これは去年のお凌ぎ「冷たいお蕎麦」なのですが、お凌ぎは断然、去年のほうが美味しかったなあ。

この焼き物は美味しかったですねえ。

なんて綺麗なの。

かますって、こんなに美味しかったかしら。

この器、覚えています。今回は茄子の煮びたしでしたが、

去年は、お芋の1品で出てきました。

仲居さんとこの写真を見て、「わあ~懐かしいわねえ」とひとしきりおしゃべり。

今年の仲居さんはおしゃべり好きなおばあちゃまでしたが、1人旅なのでそれも楽しいものです。

さて、次。

蓮根まんじゅうでした。

あつあつ、ねっちりとした食べごたえのある1品。これは今回のお食事でイチバン♪でしょうか。

酢の物には秋らしくきのこが入っていました。

ごはんも、秋。

栗ごはんです。少し塩っけのある栗ごはん、私は栗ごはんやさつまいもごはんの類があまり好きではないのですが、これは美味しくって、ぺろりと食べてしまいました。

後日、栗のいただきものがあったので、迷わず栗ごはんにしてしまったほど(笑)

こちらは相変わらずの白みそ仕立てで、まろやかでこくがあって美味しいです。

小さいころは「白みそはちょっとなあ」と思っていましたが、大人になるとえらく身体にしみわたります。

最後はフルーツで〆。

大変おいしくいただきました。

『柊家旅館』もいいけれど、『俵屋旅館』にももちろん行きたいけれど、この『炭屋旅館』はそれでも定期的に訪れたい宿のひとつです。『柊家旅館』と『炭屋旅館』なら、(残念ながらお料理のおしながきはないけれど)私は『炭屋旅館』を選ぶかなあ。

次は、朝ごはんとお部屋のご紹介(といっても、お部屋は以前とおなじですが)。

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2018年10月【4】鳥彌三 vol.2

2018-10-14 17:00:00 | グルメ

『鳥彌三』、本題の水炊きです。

食前の梅酒。この日は少し暑かったので、冷たい梅酒がありがたかった。

鍋もなんだか年季が入って見えます。

白濁スープ、いい匂い♪

お鍋はとりあえず置いておいて、まずは先付です。

とこぶしや鯖寿司、湯葉のうに乗せなど。

母の好きそうなものばかりで一安心です。

小鉢は、鶏の肝煮か、寄せ豆腐を選ぶことができます。わたしと父は、肝煮を。

安定の美味さです。

母は寄せ豆腐を。ゆずの香りがして、さっぱりと食べやすい豆腐です。

さあ、そしてお鍋。

係の方がすべてやってくれますので、よそわれるものをただひたすら食べるだけで良いのです。

まずはスープから。これは水炊きのお作法みたいなものですよね(笑)

うずらの卵をといただけのスープです。優しい味わい、美味しいです。

飲み干すと、顔が出てきます。

可愛いけど、ちょっと怖い。

途中から撮るのをやめてしまいましたが、いろいろと部位を変え、4、5杯ぶんくらい楽しめたでしょうか。

ポン酢は、『海蓮丸』の次くらいに美味しいと思います。尖った酸味がありません。

ごめんなさい、汚いですね。

これは確かお鍋の最後の椀だったかな?朝つきたてのお餅です。八分づきで、お米の食感が残っています。お腹いっぱいですが、ちゃんと美味しく感じられます。

そして最後にお雑炊。

これがまあ、美味しいのなんのって。最初からこれだけ出してもらってもいいくらい。

ポン酢で食べても美味しいですが、やはりお塩をちょろちょろと振りながら食べるのがいちばんです。

最後は、グレープフルーツのゼリーで〆。

わたしの大好きなタイプのゼリーです。グレープフルーツそのまま、といった感じ。苦みもあって、爽やかに食事を終えることができました。

ま、建物の写真を撮ることができてほんとうに嬉しかったです。父も喜んでいたので、良しとしましょう。

ただ、頻繁に来られるお店ではありませんわねえ。

祖父母が生きていれば、たまにはこういうところに連れてきてあげられたのですが。

いい経験をしました。

ごちそうさまでした。

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2018年10月【3】鳥彌三 vol.1

2018-10-11 17:00:00 | グルメ

ついに行ってしまいました。

水炊きのお店『鳥彌三』。坂本龍馬も愛したという老舗で、本館は築280年超の文化財。1人13,000円の水炊きです。今回は両親へのお疲れさまランチで、払いはもちろん私がもったのですが、3人で41,330円(記憶が正しければ)でした。ひょえ~!

夜などはいっそう風情があるだろうなあ、という店構えです。

木屋町通を、河原町から南に下っていくとすぐ。昨日に訪れた『La Baraca』の近くです。

2階に簾がかかっていますが、いちばん左のほうにあるお部屋が、坂本龍馬がよく通された部屋だそうです。

少し早めの到着でしたが、すぐに案内してもらえました。

テーブルが3卓ほどある大部屋に通されます。鴨川に面したお部屋です。

まだこの時期は床での食事も出来たので、そちらでお食事をされるお客さんもちらほら。

創業 天明八年。

1788年ですって。天明の京都大火、皇居炎上、京都の大半が焼失した年のようです。

年配の、気の強そうな女性スタッフが単品オーダーを頻繁に勧めてきますが、自分の払いなので頑なに「いえ、水炊きだけでじゅうぶんです」と(笑)

実際、還暦を過ぎた両親ですので、水炊きだけでじゅうぶんでした。単品の鶏からあげや皮せんべい、松茸などを推してきますけれど、オーダーしたとしても食べられなかったと思います。

かわりに親にはビール、運転手のわたしは烏龍茶。メニューはなく、ドリンクの代金がどれだけだったのか実際にはわかりません。

「なんぼすんの?」と訊くような客を想定していないのでしょう。わたしもよう聞きませんでした。

こちらの価値は建物にあり、といったところでしょうか。

父とふたり、うろうろと写真を撮らせてもらいます。

改修はもちろん重ねていますが、きちんと280年前のものを大切に守りつづけています。

お手洗いに降りていく階段も、写真ではわかりにくいですが、江戸時代仕様の狭さと低さ。

昇降するのが少し怖いほどです。

奥に龍馬が気に入っていたお部屋があります。

なんだか長櫃の上に高価そうな玳瑁が…。

これは店の玄関を入って、お部屋に案内されるときに上ってきた階段ですね。

これでもお手洗いに降りる階段に比べたら、広々としているほう。

これがお手洗い前の階段です。上から撮った写真よりも、狭いのが伝わるでしょうか。

お手洗いの外観は風情がありますが、中は陳腐でセンスない感じでした。

便器に座ると、クラシック音楽が流れます(笑)

ちょっと驚くくらいナンセンスでしたが、まあこれはご愛嬌ということで。

傘に歴史と風情を感じますが、まあ、そんなに古いものではないのかなあ?

これが龍馬のお部屋だそうです。

ほとんど当時のままなんですって。(もちろん当時は座敷だったのですが)京都はこういうところが「普通に」守られていて、いいですね。

これからも大事に残していってほしいなあと思います。

木屋町通を見下ろせるお部屋です。

で、幕府方の追っ手の存在を認識すると…、

その近くにある大部屋(鳥彌三でもっとも大きな広間だそうです)の、この襖が開いているところから、逃げるんだそうです。

隠し階段があるんですね。

いや~、幕末らしさ全開(笑)

結果を先に言うと、水炊きそのものは、確かに美味しいのだけれど、13,000円払うほどの特別な美味しさではないです。

たぶんおなじくらいの味わいの水炊きを、博多ならもう少しリーズナブルに食べられると思います。が、この歴史ある建物を後世まで残していってもらえるなら、5,000円くらいは維持費として考えていいのかなあ、と。

席についてくれる係の方の雰囲気、接し方でも、多少満足感が左右されるかなと思います。

途中から若いお姉さんがついてくれたのですが、物腰柔らかでゆったりと食事を楽しむことができました。

次回、13,000円の水炊きレポです(笑)

 

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2018年10月【2】海蓮丸

2018-10-08 17:00:00 | グルメ

同僚と、ちょこっと『海蓮丸』へ。

話に夢中になって、あまり写真を撮っていませんが…。

お通しは生しらす。

しょっぱなから『奥丹波』で…。

旬菜盛り合わせ。牡蠣フライが出ました。安定の美味しさ、この盛り合わせが1000円しないのは嬉しいことです。

お造り5種盛りもオーダーしましたが、写真は撮っていません。

でも1600円程度のわりにはボリュームあるし、人数にあわせてうまいことしてくれるので、助かります。

ポン酢三点盛り。鮑はやっぱり煮鮑のほうが好きだなあ。生はちょっと苦手です。

そろそろ鱧も終わり、はも天も食べておきます。

このほか、旬菜盛り合わせの牡蠣フライが美味しかったので、牡蠣フライを別途さらにオーダー。

途中、スパークリングのボトルも追加して、よく食べ、よく飲みました。

おなかはぱんぱんでしたが、今日もいろいろとおまけをつけていただいて。

うなぎも煮穴子も美味しくいただきました。

いつものことだけれど、ほんとにいつも大将、姉さん、ありがとうございます★

ごちそうさまでした。

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2018年10月【1】モロッコ料理La Baraka

2018-10-05 17:00:00 | グルメ

モロッコに行きたくてたまらなかったので、京都1泊するついでに、モロッコ料理店に行ってきました。

河原町の高島屋を南に下ってすぐです。

私はわりとgoogleマップを片端からチェックするのが好きで、ここのお店もそうして見つけたうちのひとつでした。

昨年の冬に行った『メキシコ食堂オラレー』もそうですし、未訪ではありますが、『イスタンブールサライ』や『キエフ』もgoogleマップ総ざらい作戦でチェックしているお店です。

ビルの地下1階にある、やや狭いお店です。

2人がけ×2卓、4人がけ×2卓…だったでしょうか。

モロッコ人の旦那さんと、日本人の奥さんとで切り盛りされているようです。

毎年5~6月ごろにモロッコに帰省するんだとか。旦那さんのお兄さんはトドラ渓谷のあたりでゲストハウスを営んでいるんだそう。

私が頼んだのは、チキンタジンのセット&モロッコティー。会計は全部で2,500円ほど、少し値の張るランチです。

セットについているモロッコパン。

これだけで少しかじってみましたが、ぱっさぱさで食べられたもんではありません。単体で食べるものではなさそうです。

(奥さんのほうが、かなり細かくモロッコ料理について説明してくれます)

ハリラスープ。これだけでも劇的に美味いのですが、

先ほどのモロッコパンをこれにひたして食べると、これまたひっくり返るほど美味いのです。

ハリラスープは家でも作れるメニューではあるのですが、それでもわざわざ作ろうとまでは思わないのですよねえ。

軽めにランチをするなら、大きめのハリラスープにモロッコパンでもじゅうぶんですね。とっても美味しいです。

サラダは少量ですが、メインのボリュームがしっかりめなので、これでじゅうぶんかと思います。

旦那さんが湯気のたつタジン鍋を運んで来てくれます。

水をいっさい使わずに、野菜の水分だけで煮込んだタジン。今回はチキンにしてみました。じゃがいも、きのこ、オリーブ、茄子、いんげん、オクラ、プルーン等々…。山盛りのお野菜です。

地道に、野菜の山を切り崩していきます。あつあつ、ほくほく。

で、お野菜の山のなかに、チキンが隠れています。ほろほろに身が離れる、柔らかいチキン。

モロッコパンをちぎって、この野菜&チキンの出汁がたっぷり出たスープにひたひたして食べます。

美味~い♪

食後に、生デーツ(これが予想以上の美味しさでした)。

そしてモロッコティー。

ミントの葉がたっぷり入ったグラスに、旦那さんが上から叩くようにお湯を注いでくれます。

その勢いでミントの香りが立つんですねえ。

たっぷり3杯ぶんくらいはあったかと思います。食後におしゃべりしながら、ゆっくり飲むのにいいですね。

帰りがけ、奥さんといろいろお話をして、お店を出ます。

旦那さんが、キッチンの奥から手を振ってくれました。良かったです。ここはおおいにリピあり。

ごちそうさまでした。

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